スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

*生命力イラストレーターが生まれるまで ~3

*生命力イラストレーターが生まれるまで
~3

 基金訓練というのは民間の学校に委託して
スキルを磨いて再就職の助けをするという
セーフティーネットの事で、実はここが
私の学生復帰の場でした。

 しかし学生再デビューは無残な結果に
終わりました。やっぱ長期の闘病生活と
なおったわけではない体を酷使したせい
でまた状態が悪くなってました。病気の
事は学校にも事前に打ち明けて入学した
のですが、先生等からも理解が得られず
完全にクラスでは孤立しました。

 私的には卒業後、社会復帰へ一直線と
いう青写真を描いていただけに結構ショ
ックではありましたしね。ついていけない
自分が悔しかったです

 で、偶然心理カウンセラーを養成して
る今の学校がすぐ近くにあったので速攻
で入学を決めて心理の勉強を始めたのが
二年前の3月・・・・

 そうあの東日本大震災があった年の
「3.11」のすぐ後にスタートしたんです。
やっぱあの日から人生が変わったなと思い
ますね。今の学校との出会いもそうですし、
今の自分の状態をみても。

 被災してない自分が言うのは何か心苦しい
ですが、でもやっぱ転機にはなってるんで
すよ。

 今も続いてますけど、あの年は特に
チャリティーが盛んに行われてました。
で、そのチャリティー用に何枚か作品を
描いて出品したらことごとく完売した
という嬉しい実績をえることができたの
です。

 利益だけでいうなら手元には
数百円しか入らないものでしたけど
自分の絵が人様の役に立ってるという
実感を得られたのはとても貴重な経験
になりました。これが私のイラストレー
ターとしての存在意義になっていったの
ですね。

 そうして今度は学生になったわけです。
今の学校は基本的立場としてどんな存在
もOKにする事を基本として教わります。
ですので私のほかにも病人あがりの方
もいますし、病気でなくても兼業学生
もたくさんいます^^年齢も10代~70代
くらいまで。だいたい9割は女性なんですが
(だから一週間のほとんどは女性に囲まれ
て過ごしてます。でも意外と不自然ではない
んですよ^^)そんな中で存在を許された
自分ははじめて「学生になる事が出来た」
のです。


いかなる存在もそこにいていい
スポンサーサイト
[ 2013/05/31 09:50 ] 生命力イラスト | TB(0) | CM(0)

*生命力イラストレーターが生まれるまで ~2

*生命力イラストレーターが生まれるまで
~2

 とはいっても過去の実績に頼っていきなり
お仕事がくるものか?と思うでしょ?
実はかなり見切り発車でした。

 昨年までイラストレーター養成
講座というものを受けていて、それを
知った友人たちから少しずつ
ご依頼をいただいたのが出発点ですね。
で、まあ友達とはいえお金を出していただけ
たという事で「プロ」の名乗りをあげた
わけです。

 とはいってもイラスト一本で食ってる人は
そうそういるものではありません。そもそも
イラストは鬱がなおるまでに社会復帰を
目指す私の「通過点」というとらえ方を
自分ではしてました(今はちょっと方向性
が変わってきつつあるんですが、それは
またの機会に)。

 バイトが出来るほどの体力がなく、かと
いって保険も手帳もない無職よりはまし、
というのがスタート時点での位置付けで
ここは今もそんなに変わってません。収入
は微弱ながらあがってますので右肩上がり
といえないことはないのですけどね。
まあプロレス行って飯食える程度までいけ
たらいいなというのが当面目標です。

 実際心の病というのは一年や二年で
完治するほど甘いものではありません。
いろんな要因が絡み合って症状として出る
のでピンポイントで治療するのが困難
なんですね。そこで段階を経た社会復帰
という手は我ながらよく考えたなと思い
ます^^

 ところが、ここまではいいとしても
正直社会的には「何かしてる怪しい
人」レベルですし、「病人」は肩書きで
はありません。そこで考えたのが「学生
になる」ことでした。これはまた次回に。

いつでもやりなおせる!
[ 2013/05/30 16:19 ] 生命力イラスト | TB(0) | CM(0)

*生命力イラストレーターが生まれるまで1

今回から数回で自分がなぜイラスト
レーターになったのかをお話しします。

 そもそも絵を描くのは好きでしたが
プロになる気はありませんでした。
子どものころからすでにお金は仕事で
稼いで、もらった給料で自分の好きな事
をするというビジョンをもっていました。
一応経済大学出なんで、自分が絵の仕事一本
で食えるかわけがないという冷静な目は
もっていました。

 だから1988年に商業誌から依頼が来て
カット絵を描いた時には既に就職してました
から、これで独立~開業なんて微塵も思って
いなかったわけです。

 ところが7年ほど前に失職し、うつ状態
になって無職になると自分が社会的に
「何物でもなくなってしまった」わけです。

 あのころは2年あまり寝たきりでしたから
そんな事すら考えられませんでしたが
数年前偶然処方された薬がヒットした
おかげで少しずつ動けるようになり基金
訓練でPCの技術を学んで社会復帰を目指し
ましたが、これもとん挫。 

 ハロワいっても健常者枠の窓口では
なく障碍者窓口に回されるわけですが
手帳のない病人はハロワにとっても一利
のない存在でした。当然仕事なんか
ありません。邪見にあしらわれ困った挙句
88年に一度デビューした「実績」を盾に
PCの技術を使って「イラストレーター」
を名乗った・・・いや名乗らざるを得なか
ったというのがイラストレーターとしての
自分の出発点でした。
 

かけがえのない存在
[ 2013/05/29 11:14 ] 生命力イラスト | TB(0) | CM(0)

門司みなと祭り・北九プロレスZ 観戦記(13.5.26 日 門司港レトロ イベントスペース)

写真はこちらから

門司みなと祭り・北九プロレスZ
観戦記(13.5.26 日 門司港レトロ
イベントスペース)

*ここから先はかなり不快になる表現
が含まれます。反論は一切受け付けません
ので悪しからずご了承ください。また
この注意書きを無視して読んで不快に
なられても当方は一切の責任を負いません。

 この日は門司みなと祭りの2日目。
ステージであるよさこいが最高潮に盛り上
がりその余波を受けてプロレスが始まる
という絶好のシチュエーション。なんせ
黙っていてもお客がいるのだ。団体と選手
の工夫次第ではいくらでもこの観衆を
自分たちのお客にすることができるのだから
気合いいれて当然。

 ましてや今はプロレスそのものを世間が
認知していない状況下である。お客を
呼び込めるという事は自団体の繁栄のみ
ならずプロレス界の繁栄にもつながっていく。
こうしたイベント試合の場は実はとても
重要なのである。ある意味プロレス界を
代表して世間と闘うというのがイベント
でのプロレスなのだから。

第一試合:○谷口勇武 対 ●ヴァンベール
・ネグロ 

 ネグロは磁雷矢率いるレアル・ルチャ
リブレの門下生。つまり月謝払って教えを
乞うてる身なんで厳密にいうとプロであって
プロではない。技術はあるんだけどそれ以上
のものがない。悪役(ルード)なんだけど
自己プロデュース能力がまだ未完成なまま
なんで悪役としての自己キャラの確立は模索
中。こればかりは人前で場数を踏まないと
いくらリングのある道場で練習だけ積んでも
どうにもならない。

 で、一方の谷口に自己プロデュース能力
があるのか?といえば、はっきりいって
「ない」!ないというより欠落してるのだ。
だからルックスもよく、運動神経もいいのに
総合すると何か残念というのが谷口という
選手である。よって谷口がリードして試合
を組み立てる事が出来ないので試合は
当然盛り上がらずぐだ~っとした空気のまま
セコンドの介入で反則勝ち。

 こういう不透明決着を第一試合から
やって喜ぶのは汚れたプロレスマニアだけ。
しかし周りでみてるのは一見さんなのだ。
その認識があったらこんな結末にはしない
し、もっていかないだろう?考えて試合
してる?

 その証拠に試合前は二重・三重にリング
を囲んでいた観客がぞろぞろ帰りはじめた
のだ。この大会はもちろん入場無料。
ようするに第一試合で観客から「ただ
でもみたくない」という判定を下された
両選手には猛省してほしい。

第二試合:○磁雷矢 対 ●誰か

 レアルルチャのマスクマンと師匠の
シングルマッチ。相手の名前は覚えてない。
というか、レアル自体にいいたのだが、
本場のルチャを想定して全員にメヒコでの
リングネームを付けるのはやめてほしい。
ぞれはいずれメキシコに渡った時に考えれば
いいことで、スペイン語で見も知らぬマスク
マンの名前をなんで日本人の観客が覚えられ
ようか?芸人がよくいう決まり文句の
「顔と名前は覚えて帰ってくださいね」は
最低人前で試合するときは必要なんじゃ
ないかな?プロとして。

 日本人選手が海外に行くと大概わかり
やすいリングネームにしてるのはむこう
のファンに覚えてもらうためであって
その努力を怠っているうちはメヒコに行っ
ても決して大成はできないだろう。

 最低師匠越えというテーマも見えるかな
と思ったこの試合、ふたをあけたらルチャ
教室という体たらくでアイアンマンマッチ
かと思うくらい磁雷矢の技が面白いように
決まっていく。あきらかに決まってるのに
わざわざ自分からほどいてもう一回メキシカン
ストレッチにいくのが見え見え。

 で、ルチャを名乗るなら最低限の空中戦
くらいあっていいはずがほとんどそれも
ない。ということは相手に磁雷矢の技を
受け止める技量がないことを露呈して
っしまったわけでもう試合がはじまって数分
で興がそがれてしまった。

 せめてわかりやすいとび技主体で会場を
盛り上げればよかったのだが第一試合反則、
第二試合、わけのわからない技でギブアップ
勝ち。この展開でお客が盛り上がる?
大会のバランスとか試合での立ち位置を
誰ひとりとして理解してない。マニア
的にはもう失笑の嵐なんだけど、当の選手
たちにその気づきはあったんだろうか?

第三試合:○皇牙 対 ●KAZE
  
 昨年の試合では腕があがらないのど輪で
観客から失笑されていた皇牙。せめて元
力士なら相撲のキャリアくらいまともに
使えないでどうする?と思ったが今回は
さすがにそこまではひどくなかった。
が、問題はKAZEである。この選手も
デビューからずっと見てるけど自己
プロデュース能力が欠落してる。だから
周りからどう見られてるかが全くわかって
ない。確かに所属3名の北九プロで誰かが
ヒールやるとしたらKAZEしかいないのは
事実だけど団体の代表がヒールってすでに
同じ九州のFTOが先んじてやってる事で
これも二番煎じ感ばりばり。

 まだいいたいことはある。
入場テーマというのは昨今、どのスポーツ
も取り入れていて大概その選手のお気に入り
をかけるものだが、基本、この曲が流れ
たらこの選手が出てくることをお客に一発
で認識させるツールでもある。そこを
ころころその日の気分で曲を変えていたら
KAZEという選手がお客さんに認識
されにくい。にも関わらずまたテーマ曲
かえてるし、しかもアニソン。

 KAZEが真正のオタクなのは長い
付き合いだから知ってるけど他選手の
使ってるテーマ曲も平気で使ってしまう
あたりはセンスの欠落を感じずにはいられ
なかった。

 しかもKAZEは中身がオタク
なのだけどチャラ男にあこがれている部分
がある。実際チャラいところはあるんだ
けど、それを演じきれる能力はないに等
しい。KAZEというキャラを自己プロ
デュースできていたらこんなグダグダ
な感じにはならなかっただろうに・・・・
なまじプロレスには真面目に取り組んでる
分、残念感が半端ないのだ。   

 で試合はまた反則。反則~ギブアップ
~反則って・・・・しかも途中でお客が
続々帰ってるのに・・・・・空気も読めない
というのは致命的ですらある。

 試合後谷口が乱入してきたがこの時の
マイク合戦がまたひどい。マイク
のスイッチははいってないわ、KAZEと
谷口はカミカミで何いってるかわかんないし
「いつやるの?今でしょ」っていって第
4試合をスタートさせてたが、本人的には
流行の最先端なつもりで引用したんだろう
けど世間的にはこのフレーズ微妙にあきら
れてるし、のっかったつもりがすべってる
というのもダメダメ感たっぷり。

第4試合:○谷口・皇牙・磁雷矢 対 
●KAZE軍

 試合はベビー軍が勝って悪の軍団を薙ぎ払
ってハッピーエンドとなるはずがもうこの
時点でお客は三分の一に減ってるのでここまで
引っ張った意味がない。結果はベビー軍が
勝ったけど全然盛り上がらない。そして大事
なところでまた噛みまくる・・・・

 さすがにマニア的に面白いといってもこの
時点では飽きてきたし、どうでもよくなって
いた。

 次回大会の宣伝もしてたけど、これを有料
で見に行こうと思った一見さんがいたとしたら
相当なもの好きである。

 で、今回のまとめ。
試合以外でも色々気になることがあった。
まずレフェリーが邪魔!360°お客の目線に
入らない位置にいるのは不可能だろうけど
あきらかに選手を遮る位置に立ってること
が多く、写真撮るたびにいらっとした。
レフェリーは試合進行をする側として
黒子でもあり、主役でもある。ただ審判
したいならほかのスポーツに鞍替えして
ほしい。

 そして音響。これも大して期待は
してなかったけどマイクのスイッチ入って
ないわ、テーマ曲の出だしはきれてるわ
まあ、素人仕事も甚だしい。

 そしてもともとショー的にストーリー
ラインを作ってみせるエンタメ路線が好き
なプロモート側もエンタメをなめないで
真摯に勉強しなおしてほしい。まあ無理
だろうけど・・・・・

 そしてエンタメ路線のスキルがほとんど
ない選手たちにも自分がやりたいことと
できることの区別は最低つけてほしい。
できないならできないなりの方法は
あるのだから、知恵をしぼるべきでしょ?
プロ団体を名乗ってる以上それは最低限
やるべきことでしょ?ってかあんたら本当
にプロ?

 終わってみればプロレス界にも自団体
にも大きな爪痕と残し、立つ鳥跡を濁し
まくった大会だった。

 これでも十分オブラートに包んで書いた
んだけど、会場では聞くに堪えないような
発言をしてたからね。あれを再録したら
こんなもんじゃすまないですよ! 

九州プロレス「めんたい☆FESTA!」 ~めんたい☆キッド・ベスト10~ 観戦記(13.5.13 月)

九州プロレス「めんたい☆FESTA!」
~めんたい☆キッド・ベスト10~
観戦記(13.5.13 月)

写真はこちらからどうぞ

 日曜祝日開催が基本の九プロがなぜか
平日の月曜開催。これにはいろんな事情も
絡んでいたらしいが、同時に偶然も重なっ
ていた。

 個人的には既に月曜は山口市で授業を
受ける事が先に決まっていたので迷った
挙句ぎりぎりで参加を決めた。なんせ
山口市と福岡市はざっと見積もっても
片道200キロ。途中新幹線使っても
かなりきつい。その上この日は初の夏日
で盆地の山口は30℃にもなろうかという
陽気で、しかもPM2.5のせいで喉も痛い。
小倉着いたらその気温が18℃まで下がって
いたし、これで完璧にスタミナロスした。

 そういうバッドコンディションでの
観戦になってしまった。まあ病気で倒れて
いた数年間を思えばこれだけのことが
こなせる自分になった事実には十分
感謝はしてるんだけど^^ちょっと計算
誤ったかな?

 客入りはやはり平日ということで少な目。
でも終盤にはほぼ埋まっていた。

 試合開始前のアクトは江頭つとむさん
という歌手がやっていた。が、この方
華☆激がさいとぴあやった時に一緒に
やってた人では?^^まあいいけど離合
集散はレスラーだけじゃないって事
ですね。はい。

 パンフを読む限りめんたいがマッチ
メークしたことになってたけど本当
のところはどうでもいい^^めんたい
的には同窓会っぽい雰囲気を出したかった
のかやや過去寄りのカードにはなって
いたけど。まあこういう記念大会には
よくあることなんで^^

第一試合:じいちゃん格闘フェスタ
○田中純二・ウォーターマン日田丸対 
●がばいじいちゃん・藤田ミノル

 今回はあおりVにかける時間がなかった
のかどれも過去映像で字幕がつくというもの
になっていた。やっぱわざわざ撮るのは
大変だとは思うけど九プロは映像を使う
という所が地元他団体との大きな差なん
でそこはやっぱ多少うるさくなるのは
致し方ない。

 さてじいちゃんは九プロで誕生しながら
天神で試合するのは約1年ぶり。まあほと
んど関東を拠点にしてるんだから仕方ない
けど、まだまだ新鮮味という点では地元
福岡では劣化してないのが強み。

 新ヘルパーに任命された藤田もよかった
けどやっぱじいちゃんの強烈なキャラ
には食われてた。頑張っていい味だして
はいたけどね。
 
 この試合の見所はじいちゃんが異種格闘
技戦風の試合に挑戦するところがみそ
なんで、ふたをあけたらそれほど
格闘技っぽさはなかったかな?

 まあ杖を巧みに使う格闘技というのも
どうかとは思うんだけど、むしろ純二
の頭をゲートボールの要領でぶったたいた
り、日田丸の腕ひしぎを杖で脱出したり
そのあたりくらいがじいちゃんの格闘技
への挑戦っぽかったかな?後じいちゃんが
本気モードで2人同時にヒールホールドを
決めたあたりも新しかったかも^^

 パンフに書かれていたじいちゃんのルーズ
ジョイント説は結局じいちゃんがタップ?
したことで不明なままに。正式判定は
レフェリーストップだったけど、じいちゃん
の黒星で会場がドン引きしてたのが一番
面白かった^^

第二試合:頂への再出発!
●筑前りょう太・台風 対 ○相島勇人・
キシャ―ン

 筑前&台風は台風が筑前カラーの赤
かさで入場。新品だったのに結局ふり
まわしすぎてぼろぼろになっていた^^

 九州プロレス次期チャンプの座を狙う?
相島にしてみればこの試合で筑前から
1本とって挑戦に弾みをつけたいところ。

 でも筑前にしてみれば再出発でつまずく
わけにもいかない。ところが、久しぶりの
討伐団相手にやや勝手が違うのか?あれ
だけ苦杯をなめてきた討伐団の手口は読め
てるはずなのに(しかも討伐団も筑前組
も人数は2人ずつでセコンドの介入はない)
面白いように相島の罠にはまっていく。

 攻め急いでいるのかいつもの筑前
らしさが消えていた。そこを見逃すほど
相島もお人よしではない。キシャ―ン
をうまく使って台風と筑前を分断する
と台風をリングサイドの椅子にテープで
固定。孤立無援となった筑前に2対1
で勝負をかけるが、これが3対1なら
まだ言い訳もたとう。しかし2対2で
やって分断されて孤立したのはやっぱ
筑前組にタッグワークの力がなかった
としかいいようがない。うまいのはふつう
なら勝負を決めるのが台風ねらいとみせて
おいて実は筑前をはなからターゲット
にしていたことで、そこも討伐団の作戦
勝ちといっていい。

 まんまと前王者を破った相島は「理事長
さんよ、おめえ弱くなったな。九プロも
遊び相手がいなくてつまんないから、山
(阿蘇山)からベルトとって俺が外で磨いて
きてやるよ」といいたい放題。

 このまま相島が挑戦ということになる
のかなと思っていたんだけど・・・・

第3試合:九州プロレス選手権試合
○王者:阿蘇山対●挑戦者:旭志織

 旭の結婚祝いがこのタイトルへの挑戦
権だったらしい。そんな理由で決まって
いたのか?^^でもそれを差し引いても
確かに旭は実力者で過去何人ものヘビー
級をしずめてきたヘビー級キラーでもある。

 ましてや旭の頭脳と技が阿蘇山という
堅牢な壁を超えられるのかという興味
もあった。
 
 試合序盤はもう旭のオンステージ
状態というか、あきらかにマグマドライバー
封じの左腕殺しにでてきた。これが必要
以上にねちっこくまたしつこい。

 サポーターつけてる方の腕を狙うと
いうのはプロレスの常とう手段ではあるけど
ここまできっちり教科書の様に左腕
殺しにいかれるとなかなか阿蘇山も
反撃しずらい。それでも体の大きさと狙われて
ない右腕の攻撃で軽量の旭をふっとばす
あたりはやはりなんだかんだいっても重量
級王者の貫録。

 しいていうなら旭がレインメーカーを
追い詰めた鈴木みのる状態にもっていける
とよかったんだろうけど、逆に阿蘇山が
旭の急所である腰を執拗にねらいはじめて
旭の攻撃スピードが急激にトーンダウン。
そこへマグマ攻撃を畳みかけて阿蘇山堂々
の王座防衛。

 しかし入場テーマとともに秀吉が現れる
となんとかつての師匠に挑戦表明。
阿蘇山は「15年前と同じ様にひーひー
いわせてやろうか?」と一瞬前キャラの顔
でこれに呼応。なにげにこっちも牙を
向き出しにする。

 確かに最強九州男児決定トーナメント
準優勝の秀吉には挑戦資格もあるし、
師匠越えというテーマもある。秀吉
自身がいっていたように「デビュー戦
の相手でもあった阿蘇山に、秀吉として
やってきたことすべてをぶつける」と
大阪プロレスを退団してまでかけた決意
を表明。これで5周年大会は秀吉対
阿蘇山という師弟対決が実現!

 だけどやっぱ相島も先に名乗りを上げて
いたんでやっぱここに割ってはいってきて
ほしかったな。ちょっとおとなしく引き
さがりすぎたのが逆に気になった。

第4試合:めんたい☆キッドベストテン
○めんたい☆キッド・ウルティモドラゴン
対●クワイエットストーム・秀吉

 現在進行形のリベンジが強調されて
いたメインだけどやっぱ散々デビュー時や
みちのく時代の映像、めんたいとして
デビューした過去映像が流れるとどうしても
過去に思いをはせるのは仕方ないだろう。
本当にリベンジ目的ならトーナメントと同じ
シングル形式でやるのが筋だし。そもそも
レジェンドのウルティモさんが来てる時点
であまり未来志向とはいえない。

 まあだいたいめんたいが試合の8割動いて
残り2割を校長がもっていくんだろうなあ
と最初は予想していたらやっぱほとんど
校長は省エネファイト。で、孤立無援の
めんたいが必死に大阪組の攻撃を受けまくる
という展開に。しかし今現在多くの弟子が
手元を離れていった校長にしてみれば今でも
慕ってくれる数すくない弟子のひとりでも
あるし、お膳立てを整えてくれた分はしっかり
働いていた^^

 去年みた巌流島での初代タイガー戦に
比べるとコンディションも格段によかったし、 
アサイムーンサルトこそ出さないものの
ドラゴンロケットにドラゴンスリーパー
というなぜか別なドラゴンの技を繰り出して
大サービス。要所要所で出すキックは確実
に大阪組の足を止めていたし、久々にこんな
に動くウルティモドラゴンをみたなあという
感じ^^

 試合はまあ予想通りめんたいが必死で
頑張ってクワイエットストームをめんたい
スプラッシュで沈めた。

 で試合後、感謝の意を伝えてめんたいが
マイクを渡すと校長がしゃべるしゃべる^^
まあここで偶然、13日がウルティモドラゴン
(素顔時代)のデビューの日でもあったことが
あかされた。
   
 後はセレモニーがあってめんたいの
実のお母さんがリングにあがって感動の
対面。実はお母さんのご都合のつく日に
したかったのでこの13日になったらしい。
ぶっちゃけウルティモ校長の件は本当の
偶然でたまたま校長への別なオファーが
急にキャンセルになったところへ
めんたいからオファーがきて校長が
受諾したという経緯があったらしい。

 最後は恒例の九州ば元気にするバイ!
で締めとなったが、なんと帰りには10周年
記念タオルが入場者全員に配られた。

 まあ、大会としては悪くなかったかな。
記念大会だし通常興業なら7月の5周年
大会に向けての布石を色々うつところで
もあったし、そことのバランスとるのは難し
かったと思う。

 結果的にめんたいが一番目立っていたし
そこができるのが九プロのいいところでも
ある。

 もうちょっと余韻を味わいたかった
けどでもやっぱ試合後どっと疲れが出た
ので早々に引き上げることにした。次回7月
15日も結構ハードな日程になりそう
なんだけど、秀吉対阿蘇山は過去の
いきさつを知るものとしてはどうしても
みておきたいカードだし、迷うなあ・・・・
 
 

新日本プロレス・レスリングどんたく 2013 観戦記

新日本プロレス・レスリングどんたく 2013
観戦記(13年5月3日 福岡・福岡国際
センター 観衆6800人=実数フルハウス!)

写真はこちらから


 今回は晴天ということもあって人手は多い
と踏んで早めに福岡入りしたが予想通り
どんたく自体に人が多い。そして海沿いでは
浜崎あゆみがライブ。なんだかんだいって
地元の凱旋ライブ、しかも国際センターと
はほぼ近いマリンメッセで行われていたため
行きのバス内はプロレス行く層とコンサート
行く層がはっきり色わけされていた。

 さて着いてびっくり!今年の新日は一味
も二味も違う!

 なんとあのハンセン対ベイダ―の時
より実数では多いんじゃないかという人の列!
いや、長年ここにはきてるけどここまでの
長蛇の列は見たことがない。しかもオカダ
だけではなく、いろんな選手のTシャツ着た
人たちが普通にいる。なんかこれだけの人が
プロレスに興味もってくれてること自体に
嬉しくて泣きそうになった。

 そして中に入ると一階は壁際まで椅子が
並び、3階までぎっしりのガチンコフルハ
ウス!これには驚いたね。発表人数でいえば
水増ししてない分少なく思うかもしれないが
実際あの場にいた身にとっちゃ
そりゃ壮観だった。

 こういう場で観戦できる幸せを感じられる
のはやっぱ長年見ててよかったなあと思う
ところである。

第0試合:20分1本
マキシモ(CMLL)&タイガーマスク&
○獣神サンダーライガー&永田裕志 対
邪道&●外道&YOSHI-HASHI&
石井智宏(空中胴絞め落とし→体固め)
 
 HPみたら第0試合があるというので
気にはなっていたがふたをあけたら
いきなりマキシモ登場!CMLLのスー
パースターが第0試合って相変わらず新日
はルチャには冷たいなあと思いつつもこれが
ハウスショーなら間違いなくセミ前とか
に普通にありそうなカード。

 でも第0試合なんで前ふり映像もなく
ただ淡々とテーマ曲が流れて選手が入場して
試合が始まる・・・といってもそれがふつう
なんだけど^^しかし贅沢な顔ぶれだよ
なあ。

 しかも相手に邪外道がいたらこれはもう
品質保証されたようなもんだ。こうなると
どこに照準をしぼるのか?ということになる
がルチャには冷たいといってもこのメンツに
ルチャ愛がないかといえば決してそんな事
はない。もう各選手がマキシモのために
試合してるというそんな感じの試合になった。

 マキシモ自身も気持ちよさげに試合してたし、
最後までマキシモワールド全開で敵味方問わず
キス攻撃で最後は永田まで餌食になってい
た^^が、まあ「お祭り」としてはいいんで
はないだろうか?楽しかった^^ぶっちゃけ
普通のハウスショーならベストマッチでも
おかしくない試合だった。

第1試合:IWGPジュニアタッグ選手権
(王者組)アレックス・シェリー&●KUSHIDA
対(挑戦者組)アレックス・コズロフ
○ロッキー・ロメロ(7分04秒
コントラクトキラー→片エビ固め)
※挑戦者組が新王者に

 今時ロシアキャラの悪役レスラーというのも
すごいが、いきなりロシア国歌をアカペラで
歌って先制攻撃した挑戦者が終始試合を
リードしていた。KUSHIDAはたぶん
解散したアポロ55の後釜として期待はされて
るんだろうけど、べたすぎるコズロフと
実力派のロメロ相手にではや分が悪い。というか
期待されてるのはわかるんだけど、やっぱ
団体がどんだけ売り出しにかかっても選手
はそうそうその期待にこたえられるもので
はない。おぜん立てされたものを自分のもの
にできるかどうかはその選手の技量と器量次第。
 
 だからまあ残念ながら王者転落はなるべく
してなったかなという感じ。でもまあこういう
強力なライバルがいないとストーリー自体
が成り立たないし、そういう意味ではこれから
KUSHIDAとシェリーは思い入れを紡ぐ
作業を大切にしていってほしい。 

第二試合:●キャプテン・ニュージャパン
&田口 隆祐 対
○バッドラック・ファレ&リアルロックンロウラ
ー・プリンス・デヴィット
(ファレのチョークラリアット→体固め)

 キング・ファレ改めバッドラック・ファレ。
なんとなくアレンコージがバッドニュース
アレンになった時のようなイメージ。

 そもそもデヴィットの用心棒キャラ
ってどうなんだろう?いまいちピンと
こなかった。

 デヴィットを肩車してきたのもそうだし
電飾つきのコスを着たデヴィットに比べると
若干地味。凱旋試合ってうたわれてるのに^^

 しかもアポロ55を巡る確執がある田口
とデヴィットに比べて相手があのキャプテン
・・・・どうやって見せ場作るんだろう?
なんか腑に落ちないというか、しかも田口
がデヴィットに対して先制攻撃を許した後、
すっきりしないファイトぶりでキャプテン
をローンバトルにしてしまう。

 こうなるともう試合の興味
はそがれたも同然で、なるべくしてファレ
が凱旋初勝利・・・というかデヴィット
のヒールターンがより現実味を帯びたと
いう内容だったかな?
  
第三試合:IWGPタッグ選手権・
4WAYマッチ 
○小島聡&天山広吉 対 
●ストロングマン・中西学
対ランス・アーチャ―&デイビーボーイ
スミスJr.対飯塚高史&矢野通
(ラリアット→片エビ固め
※天山&小島組が新王者に)

 もともとゲーム性の高い4WAYは新日
にはなじまないと思っていたのはやはり
オールドファンだからだろう。もともと
綱引きマッチにネールデスマッチ、そして
イリミネーション形式もやってきた新日に
の選手の技量からしてみれば問題はない
んだろう。

 ただし、それでも王者が直接試合に
関与しなくてもベルトの移動があるという
のは若干疑問が残る。

 この辺はなんとかうまい具合に処理して
お客さんが納得いくようにしてもらいたい。
この試合自体は非常に皆が知恵を絞りあった
結晶みたいな展開でハラハラもしたし内容
も決して悪くはなかった。

 だから試合結果に関与できなかった王者
には優先で再挑戦権を与えてもいいと思う。
飯伏みたいに他団体の看板ならいざ知らず
ほぼ自団体の選手のみでやる今回のような
試合にはそういう適応法もあると思うのだ。
でないとやっぱなんだかんだいっても国内
最高峰のIWGPのブランド力が下がって
しまうんではないかと思うからだ。 

 個人的には昨年矢野と飯塚にしてやられた
小島と天山の戴冠は嬉かったけどそれでも
矢野か飯塚を仕留めたわけではないし、
課題はその辺かなあ?
  
第4試合:NEVER無差別級選手権
(王者)○田中将斗 対 ●本間朋晃
(スライディングD→片エビ固め)

 田中が初代王者になってからNEVERは
新日のハードコア部門のベルトみたいになり
つつあるのが面白いよなあ。

 ただ無差別といいながら決して大型では
ない田中にしてみれば対石井戦のような
バチバチやりあうスタイルで防衛し
続けるのもきついよなあと思うが現王者は
連続防衛中。

 で、今回の相手は出戻りの本間。
正直なんで戻ってきてすぐ挑戦できるの?
とは思ったけど、さすがに石井戦がもはや
NEVERのブランド化し、後楽園のメイン
になるほどになってしまうと挑戦者も
それなりに限られる。となると本間という
のはそれほど相手としては悪くはない。

 田中にしてもホームのゼロワンではどう
しても全開にはしにくいFMWのDNAを
こういう場で発揮できるのはいいこと
なんだと思う。本間にしても大日のDNA
をもってる選手なんだし。

 とはいえ、やっぱIWGPがあると
霞んでしまうベルトなんだよねえ。
確かにタッグ王座戦より上に組まれたのは
ひとえに田中や石井の頑張りあってこそ
だけど、ハードコア王座として地位を確立
するんであればもっとバラエティーに富んだ
カードがみてみたい。

 NEVERに可能性が生まれつつある
今だからこそこのベルトにいろんな箔を
つけておけば過去新設されては消えていった
新日の他のベルト(といってもぱっと
思いつくのはクレーテスト18くらいだけど)
との差別化が図れるのではないだろうか? 

第5試合:○真壁刀義 対 ●高橋裕二郎
(キングコングニードロップ
→片エビ固め)

 ここのところ真壁をターゲットに因縁
を吹っかけてる裕二郎。会場の女性ファン
は既にドン引き。ガチで不快感もたれるって
やっぱなかなかできない芸当だし、彼の
作ったR指定キャラはそれなりに観客の
中にはいってきたということだろう。

 頭を使ったヒールとしては若いなりに
よく考え抜いたキャラだとは思う。
うまい具合に真壁のチェーンを使わせない
方向で挑発して、ほぼ試合はその流れ
で進行したからだ。おまけに裕二郎は
このキャラだから逆にチェーンを奪い取
って攻撃してもいいわけだし、いい
感じで悪役に徹した裕二郎が試合をひき
たてた。

 でも真壁にしたところで、高橋相手に
遅れをとるようだと、タイトル戦線に残る
とかそういう問題でもなくなってくる。
あえてチェーンを巻いた手ではない方で
ラリアット出したりしたのはまさに意地
の勝負にでたキングコングの本領発揮。

 サポーターを外したラリアットからの
キングコング二―というフルコースで
会場のファンの溜飲をも下げた真壁だった
が、裕二郎もいい仕事したと思う。
地味に内藤とは違う形で差をつけだした
感じがしたが、会場にいた内藤な何を思った
のだろうか? 

 その内藤がこの試合明けに挨拶。
当たり前だが裕二郎の話はマイクではしない。
でも先を走るオカダにせよ、裕二郎にせよ
危機感を募らせていたのはありありだった。

第6試合:△後藤洋央紀 対 △柴田勝頼
(両者KO)

 試合前、二人が同級生で柴田が新日を
退団する際、いつかどこかで試合をしよう
という約束をしたというあおりVがとても
よくできていた。こういうビッグマッチ仕様
の大会は他団体ではなかなか味わえない。
やはりレスリングどんたくならではといって
いい。

 ただ個人的には新日時代の柴田には
いい印象がほとんどない。親父さんの
試合を覚えてるせいもあるが、個人的には
いくら格闘技で活躍しても認めたいと思った
ことはこれっぽちもない。桜庭とは全く
別な目線で見ていたことは事実だ。
 
 だが柴田の存在が喧嘩を売りに来た
という一言で、それまで大きな波風のなかった
新日の中で異彩を放つ存在になった事
も事実でもある。桜庭が喧嘩売ります
といってもこっちではピンとこない。
やっぱ格闘技よりプロレスで喧嘩売るのが
柴田らしいというか、そんな感じがしたのだ。

 で、後藤という存在はそんな柴田を全部
受け止めるだけの素材であることはまた
疑いようがない。プロレス一筋ではある
ものの、こっちの人生も順風とは言い難い。
不器用な男同士のぶつかり合いはかつて
の約束がどうこうというより、自分の
信念のぶつけ合いになった。

 それもあくまでもプロレスの範囲で。
だから痛みも感情も全部伝わったし、両者
KOという結末でも2人が全力を出し切っ
てる以上、「え~??」という声は漏れた
ものの延長コールはでなかった。

 それがすべてだと思う。たまにはこういう
不器用なプロレスもあっていい。
心に残る試合というのはこういう試合
の事なんだなあと思った。

第7試合:○棚橋 弘至 対 カール・アンダー
ソン(ハイフライフロー→片エビ固め)

 棚橋をWメインから外しても大丈夫
というのが今年の新日の強気さ加減を
物語っていると思う。試合後彼が出ないと
締まらないというのがなんだかんだいって
去年までの新日だったのだが。

 相手のアンダーソンは何気に昨年のG1
準優勝者。こっちだって棚橋同様タイトル
戦線に名をあげたいところだろう。

 試合前半で決めた強烈なドラゴンスク
リューは試合中盤からアンダーソンコール
が起きるほど非情な攻撃でもあったし、
試合そのものは棚橋が終始リード。まだ
まだ棚橋とて再浮上しないといけないし、
オカダの独走を許すほどお人よしでもない。

 だが試合前からリングサイドにいた
ファレやデヴィットが試合後棚橋を急襲。
これにタマ・トンガが加わるとアンダー
ソンにも合流を呼びかけた。しばらく
迷った末に外国人ユニット参加を決めた
アンダーソンに会場大ブーイング。

 まあこのままだと悪い意味でジャイアント
バーナードの定位置にいきかねないだけ
にこの選択は吉と信じたい。

 一方の勝者棚橋はリング上で大の字。
軍団抗争になるんだあれば助っ人が
必要なところだが・・・・誰も助けにこな
かったしなあ・・・・田口あたりが駆け
つけてもよかったんだけど・・・

第8試合:
IWGPインターコンチネンタル
選手権 
(王者)中邑真輔 対 (挑戦者)
シェルトン・ベンジャミン(ボマイェ
→片エビ固め
※中邑が8度目の王座防衛)

 鈴木軍がXとして隠していたのが
ベンジャミンだったわけだが、まあXという
のはプロレス界では得てして「大したこと
ない」という意味でつかわれかねない所
なんであんまり期待してなかったんだけど
本当にインターナショナルな実力者・ベン
ジャミンを呼んでしまったんだからびっくり。

といっても新日にはすでに来てるんだけど
ある意味、桜庭からソンブラまで幅広い
相手と試合ができる選手に急成長した中邑
の腕の見せどころといっていい。

 もともと世界戦略のためのベルトという
よくわからない設定のインター王座は中邑
が国際的な試合のできる選手になるための
ベルトに変化してきてるのが面白い。

 格闘技とプロレスの狭間でもやもやした
試合しかできなかったころから比べると
ずいぶんとまあうまくなったというか、
このキャリアで伸びしろもっていたという
のも驚きだけど、今の中邑は個人的には
意外と興味のあるレスラーになりつつある。

 試合はそんな中邑に見せつけるかのよう
なベンジャミンワールド全開。膝を痛めた
中邑をヒールホールドや鉄柵攻撃で一点
集中攻撃。さすが世界をみてきた男は一味
違う。

 中盤過ぎてもベンジャミンに勢いは止ま
らず防戦一方の中邑はそれでもクネクネ
だけは忘れない。ここらへんの吹っ切り
加減が今の中邑の真骨頂だろう。

 相手のいいところを引き出したうえで
勝つというのはまさにプロレスである。
 試合後、マイクを握った中邑は
「X! X! チクショー、たぎっち
まったじゃねえかよ。次はどんな相手か。
たぎらせてくれるのか。イヤォウ!」と
アピール。

 そこにはどんなスタイルの選手とも
いい試合ができる今の中邑真輔がいた。

第9試合:IWGPヘビー級選手権 
[王者]○オカダ・カズチカ

[挑戦者]●鈴木みのる
(レインメーカー→片エビ固め)
※オカダが初防衛に成功

 前ふりで試合の幕間にオカダ、みのる
に今の心境を聞いていたが、PPVが入っ
てるとはいえ、これはもう完全にWWE
の十八番である。しかもそれを新日らしく
アレンジしてるのが面白い。TVの使い
方も大会主導でうまくなってるのが今の
新日の勢いを感じるところ。

 あおりVでも散々みのるのことが嫌い
と公言してはばからないオカダはその他の
選手と闘う時とは明らかに表情が違う。
不快感まるだしなのだ。

 逆に言うと昨年棚橋に「自分の口でしゃべれ」
といわれたころのオカダはもういない。感情
を見せなかった前王者時代とはあきらかな
変貌をとげていた。

 前なら、平坦に「踏み台になってもらいます」
と淡々と小憎らしいばかりにいっていた
コメントも「ほんのちぃいいいな踏み台」と
言い変えたことでオカダの感情が見えたし
みのるも小バカにしつつ、「金の雨?降らねえ
よ!風で吹き飛ばすからな!」とこちらは
テーマ曲になぞらえて、25年の歴史で25歳
の若造をつぶす気満々。 

 先にみのるがタイチをセコンドに従えて入場。
ゴングを前に両者が視殺戦を展開する中
タイチは「タイチは帰れ」コールを無視して
海野レフェリーの邪魔をするが、外道が
やおらタイチを連れて花道にひっぱりだし
そのままバックステージにいくと大外道
コールが^^;タイチいるだけでいい仕事
してるわ^^

 みのるはゴッチ式パイルドライバーでいきなり
先制しようとするが、オカダもさすがに
これを切り替えしていく。が、みのるはやはり
したたか。口をふさいで呼吸を妨げ、ヘッド
ロックで捕獲した後、ロープ越しのエルボーを
狙うオカダの腕をつかんでぶら下がり式
の腕十字固めへ。

 ここから延々とみのるの右腕殺しタイム
がはじまった。しかも執拗にしつこく決めて
いく。さすがグラウンドでは一日の長がある
みのるのペースにオカダ絶体絶命か?と
思わせる場面がいくつもあった。

 しかし、25年のキャリアをかさにきた
みのるは「ここだよ」とあえてオカダを挑発
して顔面にエルボーを要求してみせると、
オカダも挑発し返す。みのるがエルボーを連打
すると、オカダもお返し。みのるが張り手、
サッカーボールキック、腕十字固め。だが、
オカダもヘビーレインで反撃に出ると、
ボディースラムからダイビングエルボー
ドロップと一歩も引かない。

 オカダのレインメーカーはこれまでの
右腕攻めが奏功してか切り返され、
さらにレッドインクも阻止したみのるは腕十字
固めへ移行するが、オカダはそれでも右腕を
指差して「来い来い来い」と挑発してみせる。
ここまでレインメーカーが感情を露わにした
というのはかつてないこと。やはり相手が
挑発させたら右に出るものがいないみのる
ならではということなのか?

 ならばとみのるがワキ固め。オカダは
苦悶しながらもそれでもみのるに食って
かかると、足をロープにかける。さらにみのるは
バックに回ってスリーパーで捕獲。舌なめずり
したみのるがゴッチ式パイルドライバーを
狙おうとしたところ、オカダがおもむろに
リバースネックブリーカードロップに
切り返して反撃。さらにドロップキックから
レッドインクでガッチリと締め上げるが
やはり関節でとられてはパンクラスの看板が
泣こうというもの。今度はみのるが意地で
ロープエスケープ。

 さらにみのるがU時代に得意にして物議を
醸し出したドロップキックを放つ。何気に
ドロップキックはお前だけのものじゃない
というみのるのアピールにもみえた。
そこからスリーパーで捕獲してグラウンドへ持ち
込み、再度スタンドから逆落とし。転がして
胴絞めに持ち込まれオカダ大ピンチ!

 みのるは笑いながら張り手を連打し、
ふらつくオカダに再度ゴッチ式パイル
ドライバーを狙おうとするが、オカダは
足をばたつかせてこれを阻止。

 みのるはヒザ蹴りを繰り出すも、オカダは一瞬
のスキをついてツームストンパイルドライバー
を炸裂。みのるの張り手にアッパーで打ち返し、
延髄にもアッパーを打ち込むと、さらに
後頭部へのドロップキック。

 30分経過。みのるが髪をつかんで頭突きを
繰り出すが、オカダは強引にみのるをつかまえて
禁断のゴッチ式パイルドライバーからの
レインメーカー一閃!用意していた秘策
とは逆ゴッチ式パイルだったのだ。
その隙を作るためにかなり遠回りは
したけど、30分かけてみのるが仕留め
損ねたという結果がすべてを物語って
いたのではないだろうか?

 正直試合後レインメーカーポーズを
決めようにも右腕は上がらずにいた。
口では相変わらず「特にありません」と
いっていたオカダだが、やはり達成感は
あったのか?いつもより充実した印象を
うけた。まあしかし一回でみのるの25年
は超えられないのは事実。でもレインメー
カーがこれから作る25年はとてつもない
予感がしてきた。何しろ感情をここまで
見せてそれでも勝ったオカダに泥臭い
執念や気合い、根性といったおよそ今まで
にはにあわないものが見えたのはこの試合
の何よりの収穫だった。

 試合後、真壁が登場し「福岡って言ったら
このオレ様だろ。鈴木みのるとやりたかった
けど、しょうがない。そのチャンピオン
シップ、挑戦表明だ。お前は素晴らしい
ぜ。これは本音だよ。でもよ、てめえは
世間には響かねえんだよ。オレがベルト
を巻いて、オタクもプロレスファンも
スッキリさせてやる。その時は、サンキュー
な。ぼてくりこかすぞ!」と
息巻くと、オカダは余裕の表情で
「真壁さん、本物のプロレスを、
本物のオレがやるプロレスを、
あなたにしっかり、スッキリ
見せつけてあげますよ」と受けて立つと、
客席からは「オカダ」コール。

 「あとは外道さんにしゃべってもらい
ます」とマイクを渡された外道が
「レインメーカーがチャンピオンでいる
限りよ、新日本プロレスに金の雨が降る
ぞ」と叫び、オカダが両手を広げて
今度はレインメーカーポーズを決めると、
金の雨ならぬ金色の紙テープが舞い散った。

 帰りに1Fに降りて金の雨を取ろう
と思ったら一枚もおちてなかった。すげえ
なあ・・・・

 もともとは一度に会場出るとバスに乗れ
ないとも考えていたんだけど、1階から
外でても長蛇の列だったんで結局徒歩で
博多駅を目指した。

 で、同じことをしてる人が結構いて
みんな口々に今日の試合の事を語りあって
いた。自分たちも同じように興奮して
しゃべっていたけど、まわりも同じ事を
してるのがなんか嬉しかった。

 札止めと何回か経験したうえでいつか
レスリングどんたくをスタートした
福岡ドーム(とあえて書く)に戻る日は
そう遠くないかもしれない。

 メジャーらしいビッグマッチをたっぷり
堪能できたのは収穫だった。また来年
も楽しみにしてるから^^
  

 

2013巌流島フェスティバル・ がむしゃらプロレス観戦記(13.5.4・金)

写真はこちらからどうぞ^^

2013巌流島フェスティバル・
がむしゃらプロレス観戦記(13.5.4・金)

 だいたいGWではどっかに一回雨
が降るというのが例年のことではある
んだが、今年ずっと晴天。
まあ予定よりちょっと早めに出る事にして
いたんで大過なかったものの関門トンネル
がいきなり落下物のおかげで通行止めと
いうのはちょっと焦った。

 まあ間に合ったといえば間に合った
んだけど・・・・

 島についたのは11時過ぎ。ちょうど
少年剣道大会の途中からだった。今年
はリング前にバリケード作ってそこで
試合していた。まあリング上で試合する
わけにはいかないし、これはいいことでは
ないかな?プロレスとコンサートになった
らバリケードは撤去されていたし。

 まあ運よく前の方が取れたのは幸い
だった。JAMファンが大概前の方を
抑えてるから今年はトータルでいうと
運が良かったといえよう。
 
 今年はそういうことで試合順が入れ替わ
ることもなく定時開始という運びでイベント
自体に特にハプニングもなかった。
 
 コンサート目当てといいつつプロレス
もJAMファンには認知されてるようで
年々盛り上がってきていたのは喜ばしい
こと。遠く関東から今年はハワイまで実
に遠征者の幅広いこのイベントではやはり
知名度をあげるという意味では継続開催
はしてほしい。

第一試合:オープニングマッチ!!
ユニット対抗戦タッグマッチ(30分1本勝負)
○TOSSHI&TA-KI&DIEZELvs
●竹ちゃんマン&KAG大塚&ニコラス今中
ジョリー
 
 通常だと4つのユニットをSHIGEKI
CHIさんが紹介するのが常ではあるが、
さっきもいったようにコンサート目当てで
がむしゃらにはこの大会でしか接する機会の
ない人が多い前ではCCだのがむクロだの
いっても意味がない。

 という事でCCもイベント仕様にチェンジ。
LOCもそうだがわかりやすいワルモードに
なっていた。DIEZELは毒霧、TA-
KIはテーピングでチョークといったプロ
レス的には古典的な反則を多用していたのは
そういった層への、プロレスへの道案内
にはなっていたと思う。

 とはいってもいつも見てる層にはこれだけ
では物足らない。どこを見てるかというと
やっぱKAGでしょ!瞬く間に驚くべき進化
を遂げていた4.28からわずかばかりの間に
またしても進化を遂げていた。新しい技を
開発したわけではないけど、仕掛けるスピ
ードがまた段違い。どこまで成長するんだ?
確かにタシロは本物だが、KAGも間違い
なくホンモノである。

 これに触発されてニコラスも相当張り切
っていた。なんせ前年ここで復活の感触を
つかんだといっていいのだから張り切って
当然。しかしメンツが多い試合だと彼の
ムーンサルトが決まらない、というか最近
やらせてすらもらえないというありさまで
これはこれで名物化しはじめたかなと^^

本人は面白くないかもしれないけど、見てる
こっちは無責任に楽しんでいるんで不発でも
全然OK^^というか命中率さがった方が
面白くなる必殺技っていうのもある意味
誰もまねできないし^^やっぱ面白い^^ 
 
 試合はすっかりTOSSHIのトレード
マークになった青い光が竹ちゃんマンを
とらえてギブアップ勝ち。クレバーな面を
LOCキッドが披露すれば、CCはこの
技でLOCのお株を奪う強さを見せつける。
このユニット同士の意地の張り合いがまた
面白いのだ。

第二試合:イロモノだらけの疲れん程度
タッグマッチin巌流島(30分1本勝負)
○藤田ミノル&ダイナマイト巌流vs
●小倉発祥!!パンチくん&セクシーロージィ

 いろもんだらけといいつつ山口出身の
藤田の凱旋になっていたこの試合。
2年連続でユニオンとの掛け持ちを強いられ
たプロがいたのに比べると、今年は裏で
ばたばたしないで済む分負担は少なかった
かなと思うし、藤田自身が山口県で試合
したがっていたので、これは渡りに船と
いうか^^しかも相手はなにげに強敵で
はあるし・・・・

 試合はもう藤田ワールドというかあの
しゃがれ声がまたよく通るし、場外でも
自由奔放にやってるようで、しっかり
相手の個性を生かす匠の技で大いに会場を
盛り上げた。こういう硬軟自在な表現ができ
るのは強みではある。さすがというか
なんというか^^

 でやっぱパンチくんは本大会でおとなし
かった分、一升瓶を振り回して暴れ放題!
こっちもやっぱ自由奔放にやってるようで
しっかり相手もパートナーの色もいかして
いる。

 しかしダイナマイト厳流・・・・
どこが厳流なんだか?試合前配っていた
お菓子がどうも厳流焼きだったみたいだった
けど、よそのお店のお菓子配ってもよかった
のかな?余計なことを考えてしまった^^

 ロージーはもう屋外ではなくてはならない
キャラになったというか一目でわかるその
キャラと誰からも愛される人柄、そして
地味に努力もしてる(今回はブレーンバス
ターに挑戦して成功!)のが素晴らしい。

 試合は藤田が二転三転する中、パンチ
くんから勝利を奪ったが、納得しない
ロージーがつっかかっていくほどヒート
もしていた。こういうのもまたいいんじゃ
ないかな?つかれん程度といいつつ皆さん
疲れてたし^^見てるこっちはいい試合が
見られて得したかな?^^

第三試合:山口県民凱旋試合!!
ユニット対抗戦(30分1本勝負)
●林 祥弘&YASU
vs○鉄生&L.O.C.キッド

 さて、このカードにはいろいろ見所
があって、三年連続で山口のとりを
務める林が巌流島での連勝記録を伸ばせる
か?(しかも初戦でタッグ王者になったし)
とか、その林に苦杯をなめてしかも試合
後にまで地味に「連敗」を喫した鉄生で
あったり、負傷しながらも試合出場を強行
したYASUの具合であったり、当然4.28
の優勝を踏まえたキッドが王者YASUと
初めてあたるという所など見所はいくつも
あった。

 正直YASUを引っ込めて林がフル
稼働するのかなと思っていたら意外と
YASUが動けていて(やはり下関凱旋と
いうのはそれだけで特別な意味を持つのだ)
心配した肩の具合もそれほど影響なく試合
が進んだのは幸いだった。

 またLOCも強さを売りにしてるだけに
要所要所では汚いこともするけど全体
通すとやはり「俺たちの方が強い!」という
主張を試合で展開していたので、むしろ
真っ向勝負に近い形で進んだのは好都合
というか、メインらしい試合になった。

 試合は昨年のトリをとった林を鉄生が
きってとって「仕返し」に成功!やっぱ
勝って憎まれるというのはこれからの
ヒール像を構築する上で必要なことでは
あると思う。が、林はことイベントプロレス
になるとどうも勝敗だけに限れば分が悪い
のが気がかり。年の最初はこのまま12月
に林がSMITHに挑戦する流れになるのか
と思いきや、同僚の七海が先に挑戦表明する
しで、これでGAM1で結果残せないと後半
かなりやばい。というか無冠のままだと
OTLにいる意味も問われよう。ここに更に
欠場中の尾原が帰ってきたらそれこそ戦線
はより混沌としてくるし、ちょっと後半
アクション起こさないとやばいかも、と
思った。

 とはいえ、三年連続で地元凱旋のメイン
をつとめ上げたことは素晴らしいことでは
ある。山口組はともかく鉄生はデビューして
二年連続のとりだし、しかも巌流島メイン
初勝利ということで強いLOCをアピール
できたことは今後有利な流れになってきそう。
ましてや、LOCキッドとはタッグを狙おう
という野望でも意気投合してるので、年内
にもしワンデイタッグとかの大会があったら
間違いなく本命に踊りでるであろうと思う。

 イベントでありながらいろんな角度から
楽しめた大会だった。

 ちなみにアニソンの白眉はやはりJAM
の物まね芸人さんとそれをセルフカバーした?
きただにさんと影山さんのやりとりが笑えた
し、影山さんが本邦初公開のヨーソロー
〜星の海を越えて〜(劇場版ヤマト2199ED)
を披露してくれたことにつきる。ヤマト世代
は地味に号泣しそうになったし^^

 島から門司港に戻って今度は門司港のイベ
ントでもしばし楽しめたしGWのプロレス
観戦をしめるには一番の一日になった。
みなさん本当にありがとうございました^^

がむしゃらプロレス  『TOP OF THE SUPER GAMSHARA Jr'2013』 ~自力本願~観戦記(13.4月28日(日) 於:門司赤煉瓦プレイス)

がむしゃらプロレス 
『TOP OF THE SUPER GAMSHARA Jr'2013』
~自力本願~観戦記(13.4月28日(日)
於:門司赤煉瓦プレイス)


写真はこちらから

 4月下旬にもなって気温が真冬並みの
7℃とかになったかと思えば急に
20℃近くまでになったりここ数日気温の
乱高下では、ただですら体調管理が難しい。

 そもそも春先は一年で1番自律神経が
安定しない時期といわれてるだけに
いくら鍛えていてもコンディションと
いう敵に対しては苦戦を強いられる。

 が、選手にはプラスの材料もあった。
道場が完成したことで格段に環境が
整ったこと、仕事終えて時間さえあけば
いつでも練習できること。これはかなり
大きな要素。

 昨年のGAM1もトーナメントだった
が個人差がはっきり出た大会であった。
今年はそういう意味で練習量に関しては
問題なし(最もお仕事上での個人差は
当然あるんだけど)。

 あとはいかに隠し手を温存して闘え
るか?というところだろう。

 で、トーナメント予想。入り口に用意
された、選手名の記載されたかごにもぎ
った半券を入れていくという投票方式で
お客さんも予想できるようにしていた。
これはなかなか新しい。いい企画だと
思う。

 でもプロレスのトーナメントって
ストーリーも絡むから大穴が入ることは
まずない。そこでどうしても手堅い所
に票が集中していたがこればかりは致し
方ない。競技の性質上、プロレスでは
なじまないだけだし、でも勝敗をこうして
クローズアップすることもたまには重要
だと思う。ましてやワンデイだし。勝敗
重視でないプロレスに勝敗という厳密な
審判が下るというのも、たまにはいいのだ。

 で、会場に入っていきなりダークマッチ。
七海健大対謎のマスクマン。実はこの日
復帰戦を行うんだが普段のキャラではマジな
スパーはできない。でも違うマスクマンなら
それも可能。負傷箇所を厚く覆ったサポーター
で誰かは一発でわかったけど、これはこれで
面白いかなと思った。やっぱ1年に及ぶ欠場
というのは不安あるし、これはやってよかった
と思う。

 そして時間が押しそうなんで前説も早めに
開始。SHIGEKICHIアナのパートナー
ダイナマイト九州がなぜか息が荒かったのは
この際気のせいということにしておこう。

 今回はジュニアの選手入場、立会人・阿蘇山
の挨拶と、CCの急襲により現チャンプYASU
がベルトを強奪されるといったストーリーライン
があったもののそれも少な目。これもやはり
後試合が9試合もあるので致し方ない。

第一試合:Aブロック1回戦第1試合
(30分1本勝負)
●KAG大塚 vs ○L.O.C.キッド

 昨年11月からまだ3戦目の大塚の力は
未知数。

 一方のキッドも心中期するヒール
ターンでこっちも復活をかけている。

 それぞれ春のイベント試合で試運転
ずみなんでこの本戦でそれをどうやって
生かしてくるかが焦点だった。 

 しかし強さでのし上がりたいキッド
も受けてばかりはいられない。先輩
プロレスするほどの余裕はない。こちら
も必死なのだ。加えてセコンド陣の声援
にも支えられて、さながらユニット対抗
戦の様相も呈してきた。

 LOCでは唯一のジュニアが
キッド。でもこの試合には所属ユニットの
威信もかかっていた。が、遅れて出てきた
がむクロはここで結果を出すには絶好
のタイミング!それはKAG本人が一番
よくわかっていた。

 その必死さが伝わって会場は一試合目
から大ヒート!打ち上げで聞いたら、
やはりこの試合を一番に押す人が多かった
事も納得の内容だった。本当にただ頑張る
だけの人だったKAGが皆の想像を遥かに
上回る進化を遂げていたのはもはや驚異と
しかいいようがない。動きの切れも見違える
ように成長していたからだ。

 チャチャの時より際立った
関節攻撃とキッドのお株を奪うかの様
なスピーディーな展開。正直ここまで
やるとは思ってなかった。いや、驚いた。
キッドも面喰ってる様子がありあり
だったし、去年の小倉北くらいのコンディ
ションだったらキッドもまさか!という
事になっていたかもしれない。

 試合はキッドの新必殺技がさく裂して
勝ったが余裕の勝利なんてもんじゃ
ない。それだけKAGの攻めが厳しかった
ということである。敗れたりとはいえ、
今後の大塚はどんだけ化けるか全く予測が
つかない。がむしゃらジュニアに新しい顔
が加わった歴史的一戦だった。そして
がむクロがただ楽しいだけのチームでは
ないことを証明した試合でもあった。 

第二試合:Bブロック1回戦第1試合
(30分1本勝負)
○TOSSHI vs ●DIEZEL

 なんと同じCC同士の一回戦。両方に
CCのメンバーがセコンドで張り付く
異様な光景になった。新Tシャツの色は
赤。意外にも新・悪の軍団が選んだ色は
強烈な自己主張を表す色だった。黒の道
(要するに強さ)を求めたLOCとは対極
に行こうという意思の表れでもあろう。

 かつてがむしゃらでは悪の象徴だった
紫はその意味で悪の色ではなくなった
のだ。

 さて、試合は連戦が続いて疲労も
たまってるであろうTOSSHIが若さ
で振り切れるか、けがからの復帰明けで
DIEZELが前王者の老獪さを発揮
するか?興味のある一戦だったが、これも
初回からTOSSHIが急襲してハイスパ
ートな展開に。

 故障したといいつつ結構何考えてるか
わからないDEIZELに真っ向勝負を
挑むのは危険な賭けともいえたが案の定
毒霧でペースを狂わされ要所要所で暗黒
を繰り出していく前王者に対してTOSSHI
はどうしても防戦に回る。

 しかし連戦の疲れを若さで振り切れた
TOSSHIはこの容赦ないDEISEL
の攻撃を耐えに耐えて逆転勝利。普段は
汚い勝ち方もするけど、薄氷の勝利で
こちらも一試合目から全速で飛ばしてその
ままぶっちぎってしまった。だてに
林や鉄生といったヘビー相手にシングル
で連勝はしてないのだ^^

 プロレスは往々にして経験がものを
いう競技だけどこの場合は場数も練習量
も十分時間をかけたTOSSHIの進化
がすべてを物語っていたと思う。
 
第三試合:Aブロック1回戦第2試合
(30分1本勝負)
○TA-KI vs ●YASU

 現チャンピオンはベビーフェイスで
女性から多大なる人気を誇るYASU。
普段イケメンは応援しないのだが同じ下関
人だし、やっぱ肩入れはするよね^^

 ましてや王者といっても体調は万全
ではない。加えて試合前にCCに襲撃され
ベルトを強奪されたとあっては心中穏やか
ではない。「正々堂々と取り返す」とは
いったものの、明らかにこちらは連戦の
疲れが目に見えてわかる。昨年戴冠した
ころからずっと肩のテーピングはとれて
ない。戦績もTOSSHIの後塵を拝する
など決して盤石なチャンピオンではない。

 そんなYASUにばかりチャンスが来る
のをかねてより不満に思っていたTAーKI
がこれを見逃すはずがない。

 とはいってもあえて痛めた肩を集中砲火
するのではなく、自分の強さをアピールしつつ
氷の微笑を浮かべた蹴りやスピアーを
かましていくのでこっちはまさに悪役
らしい先輩プロレス。

 当然客席からは悲鳴があがるわけで
ここはもうTA-KIの本領発揮。

 YASUもなんとか形勢逆転を狙って
ダイビングフットスタンプで反撃を
試みるがTA-KIの牙城はそれだけ
では崩せない。ましてや頭脳派ヒール
軍団CCはOLTのかく乱も狙って
いたから余計旗色が悪い。しかも悪い事
は続くもので何試合か欠場してる分、完治
というよりかえって試合勘に鈍りがあった
のか?あろうことかYASUがけがで
失速という展開に。これではもう勝ち目は
ない。

 見事ファルコンを決めたTA-KIは
余裕の表情で大の字になったYASUに
ベルトをかぶせるとその上から踏みつける
という大ヒールぶり。これはもう同じ
軍団にいなくて正解だったと思う。

 一部のお客さんが大ヒートしてたのが
昔のクラッシュ対極悪の全盛期にタイム
スリップしたかのような感じがした^^

 髪切りとか流血なしでこれを作りだせる
のだからヒール・TA-KIはもはや本物
といっていいだろう。
   
第四試合:Bブロック1回戦第2試合(30分1本勝負)
●竹ちゃんマン vs ○NIKKY
 
 第一回戦の中で一番読みづらかったのが
この試合。竹ちゃんマンがいつもの中身
でないことと、臨時で入ってるあの選手
でもないという事でまったく予想が立た
ないのだ。加えてNIKKYがどこまで
本気でいるのかも不明。

 なんせどこにでもしれっと入って
そつなくなんでもこなしてしまうという
点では一番厄介だし、一番本心を隠し
通すことにたけているだけにこの試合
どうしたものか?と見ていたらなんと
竹ちゃんマンあっさり戦意喪失・・・・

 という事でほぼ何もしない状態でNI
KKYが勝ちあがってしまった。
もう少しお笑い面でも色つけた試合も
この位置では見たかったんだけどなんせ
9試合もある以上、無理はできないし。
これは仕方ないかな?竹ちゃんマンが
レギュラーの中身ではない上、勝っても
負けても傷つかないし^^

 でも次回もう一回どっかでこのカード
があったら別なバージョンで見たい試合
ではあった。

第五試合:ユニット対抗シングルマッチ
(30分1本勝負)
陽樹(クレイジークレバー) vs
鉄生(L.O.C.)(無効試合)

 当然だがヒール軍の次世代を担う二人
がいて、覇権を争う両軍はここでも激突。
先陣を切ったのはCCの方だったけど
乱入、場外乱闘で両軍が入り乱れる。
特に今回カードが組まれてないマスクド
PTに対してなにわ2号が執拗に絡んだ為
もう1試合が別なところで展開されるという
妙な図式にまでなってしまった。

 まあこういう混乱した試合にはなる
だろうとは想像はしていたけど若いヘビー級
同士のガツンガツンぶつかり合う展開を
もう少し見たかったかな?ちょっと乱闘
にお客さんが気をとられていたんで折角
の攻防を見逃した人もいるかもしれない。

 とはいえ、現在「名勝負製造機」に
変貌しつつある鉄生が絡む以上、この試合
も内容自体は悪くなかった。が白眉は
試合後!

 あまりに両軍の乱闘が止まず無効試合
の裁定が下ったのは妥当な措置だとは
思ったが、混乱ぶりを見かねた立会人
阿蘇山が動いたのだ!
 
 やおらリングにあがると混乱した会場
が一気に凍りつくような物凄い張り手を
陽樹と鉄生にくらわせたのだ。陽樹は
茫然、鉄生はなんとノックアウト!

 バチーンという強烈な一撃はさしもの
両軍もあっという間に冷静・・・当然
会場は一瞬凍りついた!!

 これはすごかったねえ・・・・
あの空気はおそらく会場にいないとわから
ないだろう。いくら文章で書いても映像を
見直しても再現は不可能。そのくらいすご
かったんだから・・・・

 という事で「そんなにやりたいなら夏の
GAM1でやれ」という阿蘇山先生の怒り
のマイクで「次回に続く」となったけど
はたしてどうなるやら・・・・

第六試合:Aブロック2回戦(30分1本勝負)
○L.O.C.キッド vs ●TA-KI

 この試合からラダーを持ち込んだキッド
は新たな面を見せるのか?と期待が膨らんだ
準決勝第一試合。ただ凶器として使うだけ
でなく、またハードコアでもないラダー
の使い方を、どうせなら見せてほしい。
ともすればラダー=空中戦の足場という
事も多く、それはほかの団体でもやってる
ことではあるんで、違うラダーの使い方を
見たいと思ったのだ。

 一方のTA-KIはチャンピオンを
粉砕して勢いに乗ってるかと思ったら
YASUのダイビングフット
スタンプのダメージが残っていて意外にも
本調子ではない様子。

 だが激闘を制したキッドにしても条件は
同じ。ベビー時代は空中戦を主体にジュニア
らしい試合をしていたけど、LOC転向後
はそれこそクレバーな面をたびたび見せて
いる。厄介なのはCCが売りにしたいもの
をキッドが持ってることであった。

 という事で今回は総動員で数に勝るCC
がLOCを圧倒しようという物量作戦に
出たのはいいのだが、意外にもこれが
試合を左右するところまではいかない。
なんせ前試合で因縁を作ったPTとなにわ
2号は一触即発状態だし、かといって阿蘇
山の前で二試合同じことはできないし・・・

 という迷いとTA-KIの蓄積された
ダメージが後半になって差として現れる
結果になってしまった。失速というのとは
違うけど、やっぱ軍団抗争とトーナメント
どっちをとるかといったらやっぱ本来は
トーナメントのはずでそこをわかっていた
のはやはりキッドの方だった。

 ラダーはもちろん凶器としても使った
のだが圧巻はコーナーにTA-KIを
ラダーで釘づけにしてからの低空ドロップ
キック!これがダメージの残るTA-KI
の腹部を直撃!これで勝負あった。

 正直ラダーからのファイヤーバード
も予想していたのでこれはいい感じで
外されたけど、こういう意外性が見えると
嬉しい。両軍とも意地の張り合いで感情
むき出しになってるし、こぎれいな試合
するよりずっとよかったと思う。

第六試合(30分1本勝負)
○TOSSHI vs ●NIKKY

 がむクロ唯一の勝ち上がり組
NIKKYはがむクロの期待を一身に
背負って闘うことになったが一方の
TOSSHIもCC唯一の代表でも
ある。ここでベテランの妙義に屈した
ら何のために今まで頑張ってきたのか
わからない。

 しかも相手は前試合でほとんどダメージ
を負ってないのだから始末が悪い。
やはり3試合する前提でTOSSHIは
短期決戦を仕掛けてきた。がそれを
あざ笑うかのように一枚上を行くNIKKY
は、余裕でTOSSHIの攻めを切り崩し
あっという間に形勢を逆転させる。

 さすがだてに初代王者ではない。善悪
いろんなユニットを渡り歩いた分、ダーク
な攻撃もお手の物。特に片逆エビを決めて
片方の足を踏んづけてまた裂き状態にした
あたりは「ダークネス」NIKKYの真骨頂
だったと思う。

 地味にスタミナを奪われかかったTOS
SHI。しかし秘策を持っていたのは
TOSSHIの方だった。いつも奇策に
出てくるNIKKYの余裕の裏をかいた
のは、なんと蹴りでもバスター技でもない
青い光(変形極楽固め)!

 これは意外性ありすぎだろ?
というかこれを温存していたか!という
秘密兵器にまさかのNIKKY、タップ
アウト!

 いや、TOSSHIの底力のすごさを
思い知らされた一戦だった・・・・

第八試合:タシロショウスケ争奪!!
ユニット対抗トリプル3WAYマッチ(30分1本勝負)
[OVER THE LIMIT]七海健大&ジャンボ原
&林 祥弘vs[がむしゃらクローバーZ]●SMITH
&ブルート健介&ニコラス今中ジョリー
vs[セクシーおまけ軍]ダイナマイト九州&
パンチくん&○タイGAMマスク&セクシーロージー

 さて、この日デビューが見送られたタシロ
ショウスケを巡って三軍対抗戦が組まれた。
まあデビュー前の新人がすでにここまで期待
されてるというのもすごい事だ。それも
そのはずで身長190センチ超のタシロは
まさにがむしゃらのレインメーカーになれる
逸材である。それだけにデビューも慎重に
という事だと思うが、先に獲得に名をあげて
いたOTLとがむクロにセクシーおまけ軍
が割って入ったことで事態がややこしくなった。

 だいたいダイナマイト九州がリーダー
のはずだったのにふたを開けてみたらロージー
がリーダーになってるし、微妙に全員揃わない
し、パンチくんは自由だし^^ここはさすが
にないだろう、と大方のお客さんは思って
いたに違いない^^

 だが、予想というのは裏切られるもの
であるというか・・・・基本OTLと
がむクロがバチバチやりあっている隙を
ついておまけ軍がしっかり省エネファイト
で絡んでくるからだんだん疲れん程度に
近い流れに・・・・おまけに熱くなった
林とニコラスが場外でやりあう(しかも
ニコラスは見事な階段落ち・・・・)とか
とにかくOTLとがむクロの両軍の視界
におまけ軍が入ってない。
 
 しかし、曲者パンチくんを度々介入させ、
途中で4人目のセクシーロージーを投入しても
(3WAYで一チーム3人なのに・・・・)
まったく問題なく試合を進めてしまったの
が大誤算につながっていく。

 チャンピオンSMITHをとらえたおまけ
軍の生ける伝説タイGAMマスクの必殺技
風見鶏がまさかのタイミングでSMITH
にさく裂!すかさず控えのおまけ軍がSMI
THの口にガムテを張ってしゃべらせない
上に、空いた手にパタパタハンドを持たせて
なんとハンドが動いて音が鳴ってしまった
時点でタップアウトとみなされ、王者
SMITHがあろうことか黒星を喫して
しまうという大サプライズが!

 まあ風見鶏自体は決まっても動けるけど
動けば痛いし、なにげに威力のある必殺
技なんだけど、そのあとのフォローが巧妙
すぎて唖然茫然・・・・・

 しかしそれでもあきらめきれない
OTLとがむクロは執拗にタシロ勧誘に
動く。が、タシロが選択した答えは・・・
おまけ軍入りだった!

 タシロ曰く「既存の4つのユニットには
居場所がない。だったらこのおまけ軍に
入って5つ目のユニットとしていずれは
セクシーもおまけもとってタシロ軍にして
しまう」と壮大な野望を語り始めた。

 が、九州あたりは有頂天でもうベルト
狙いの算段をはじめたり、お笑いの映像
をたくさん見せてタシロを「英才教育」
するという。どっちの思惑が進んで
行くのか?またしても混沌を残してしま
ったが、収まりがつかないOTLは七海
が帰ろうとするSMITHを呼び止めて
王座挑戦を執拗にアピール。

 さしあたって6.9のイベントマッチでの
試合が決定したが、これもどうなるやら?
SMITHの「本気出した俺は強いぞ!」
という捨て台詞がなんとも不気味な予感
をはらんではいたのだが・・・・

 とはいえ、どういう形にせよ勝った
チームにタシロが加入するという当初
の約束は守られたわけでこれはこれで
よかったと思う。既存のユニットで先輩
の下につくより、先輩を従える方が
大物感があっていいではないだろうか?

メインイベント:決勝戦(60分1本勝負)
●TOSSHI vs ○LOCキッド

 さて両者とも初の一日3試合。練習量
では他の追随を許さない二人が残った
というのもある意味正直な結果だと思う。
両方ともヒールでありながらスタイル
も違う、そしてプロレスへのリスペクト
も人一倍。ここまで来ると軍団抗争は
どうでもいいとさえ思う。

 実際あれほどやりあっていたなにわ
2号とPTがこの試合だけは黒子に徹して
いたのが何よりの証拠。ふつうならその
ままやりあっていてもおかしくはない
んだけど、まあ阿蘇山の怖い目が光ってる
し^^それはさすがにできないとは思った
けど。

 でもラダーは二戦目という事でまだ
バリエーションが少ないキッドにも不安
要素があったし、TOSSHIに至っては
ほぼ皆勤賞で来てる分ダメージの蓄積も
半端ない。そこで二人とも短期決戦に出て
きた・・・が、二人の意地がここで終わら
せてたまるか!という形で大爆発したのが
奏功して試合はどんどん白熱化!

 実は悪い奴だけど人気者の両者には
ブーイングも飛ばなかった。そのくらい
この試合に懸けてるものがあったと思うし
純粋にこの相手には実力で勝ちたいという
レスラー本能の赴くままに闘ってる感じ
がした。それは伝わったからブーイング
も飛ばす必要がなかったのだ。
 
 キッドのキャリアによる貯金かTOSSHI
の若さか?

 明暗をわけたのはやはり温存した?
と思われていたキッドのファイアーバード
を封じたあたりでTOSSHIに微妙な狂い
が出た感じがした終盤。

 勝負とばかりにあの青い光も繰り出したが
キッドが半身ずらして完全には決めさせない。
ここでTOSSHIが意地になって決めようと
したのが強いていうなら勝敗をわけた部分だった
と思う。関節技で無駄な力使うとスタミナロス
するしね。確かにこれで決めてやるって気持ち
は大切だけど、決まってないなら一回ほどいて
再度決めなおすのも本来のTOSSHIなら
していたであろう。

 しかし一日3試合ともなればここで終わらせ
たいと思ってもそこは責められない。

 結果はキッドの勝ちだったけどこの両者
には素直にもう一回大舞台で戦ってほしい
と思った。逆にGAM1でやってみるのも
いいかもしれない。タイトルとかそういうのを
抜きにしてどっちが一番強いかをかけて
闘うというのもあっていいと思う。

 最後、キッドに投票した人の中から
抽選で選ばれたお客さんにサイン入りTシャツ
がプレゼントされた。これもいい企画だった
と思う。

 SHIGEKICHIアナが感極まって
キッドの手を高々とあげたのも感動的
だったし、正直に敵の強さを認めたキッドも
潔かった。まさに「お楽しみはこれからだ」
なのだ。完全復活し、新しいキッドに変貌
し終えたとき、どんな風景が描かれるであろ
うか?

 がむしゃらと出会ってこの秋で4年になる。
数々の試合をみてきたがこの大会が過去
最高の大会になったことに異論をはさむ
人は少ないと思う。本当に9試合が全部充実
していたし、まったくだれ場がなかった
事は特筆に値することだと思う。

 新道場ができて練習量も豊富になって
技の精度も上がっていたし、全選手が更なる
高みにステップアップしてたのが何より
嬉しかった。

 そして実数だけで超満員に膨れ上がった
お客さんがそれをサポートした。このお客
さんたちがいてはじめて成り立った
大会だったといってもいい。本当は頑張った
選手がMVPなんだけどあの熱狂を生んだ
あの日のお客さんにこそ敢えてMVPを
あげたい・・・・

 そんな気分にさせてもらえた。

 本当にこれだけの大会滅多にみられる
ものではない。40年近くプロレスに関わって
る自分が見ても5本の指に入る大会だった。

 ということでヘビーの皆さん、
今夏のGAM1は結構ハードル高くなり
ましたよ^^ジュニアに負けないよう
励んでくださいね^^

 皆さん本当にありがとうございました^^

*今月のカレンダーはデジタルリメイクです*


 プロレス=元気!=生命力イラストレーター
モンスターAMのブログにようこそ。
数ある中から私のところに
おこしいただいて心より感謝します。
ありがとうございます^^

はじめましての方はこちらをクリックしてください^^

*記述には慎重を期してますが万一不手際が
あった場合はご指摘いただけると助かります!*



 今月のカレンダーは藤です^^
以前書いたときはアナログだった
んで今回は初のデジタル画での登場
となります^^

 フジ(藤、学名: Wisteria floribunda)
は、マメ科フジ属のつる性落葉木本。
ノダフジ(野田藤)ともいうそうです。
ノダフジ(野田藤)の名は、この種が
植物学者の牧野富太郎により命名される
きっかけとなった、フジの名所であった
大阪市福島区野田にちなんでいる
(同区玉川の春日神社には、野田の
藤跡碑が建立されている)そうです。
日本固有の種類で、本州・四国・
九州の温帯から暖帯に分布する日本
の花ですね^^

 花言葉はあなたの愛に酔う。
至福のとき・・・・なんだそうですが
今のところ酔う相手はおらんがな^^
というところで、でも将来はわからん
ぞ^^と一縷の望みを託して^^描いて
みました^^

 気に入っていただけたら嬉しいです^^

5月藤




モンスターAM公式ホームページはこちらから
モンスターAM公式ショップはこちらから

[ 2013/05/01 00:00 ] 生命力イラスト | TB(0) | CM(0)




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。