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がむしゃらプロレスイベント試合『紫川リバーサイドフェスタ 2014』KING OF RIVER 紫川頂上決戦!3月30 日分観戦記 (於:勝山公園大芝生広場)

がむしゃらプロレスイベント試合『紫川リバーサイドフェスタ 2014』KING OF RIVER 紫川頂上決戦!3月30 日分観戦記 (於:勝山公園大芝生広場)

実はリバーサイドフェスタの話が決まったのとほぼ同時期に、この日が講師オーディション講座の授業になることが決定していたため、生観戦は最初からできないことはわかっていた。あとで知ったこともあるが、この日は下関でコスプレイベント、大野城でスターダム、キャナルのラリアットでは磁雷矢さんが一日店長とイベント目白押し。全部行く事はもちろん不可能なんだが、ここで問題なのはこれら極上の誘惑をすべて断ち切って、あえて厳しい道を選んだ私の心理状態にあった。こういう道を選んだ以上得てして「やらされてる」とか「やらなければならない」という心理状態になりやすい。でもそれを「やりたい」という自発的な自我に自分をもっていけるかが、カウンセラーとしては常に課題になってくる。といっても人間のやることなんでいつも誘惑を断ち切って、厳しい道ばかり選択していたのでは身が持たない。だからといって好きなことだけやってて生活がなりたつんならだれも苦労はしないわけで、自分が悔いなく今、ここの瞬間で「やりたい」と思える心理状態へ、自分をもっていく術が試されるという意味で、これまで一生懸命に勉強してきたスキルや理論を自分的にどう使いこなせるかが大きなテーマだったわけである。いや、これおおげさな話ではなく、やらされてる感って結局非言語のメッセージで第三者には伝わってしまうので、一番ごまかしのきかない部分なのだ。

そこで、心理学ではストロークというものを使う。プロレスでいうところのレスラーがもらう声援に相当する。ここでありがたいのは同じ授業を受けている同期の受講生も、またいろんな個人的事情を乗り越えて、日曜の貴重な時間を割いて一日学校にこもっているわけで、まずはその自分に対してねぎらいの拍手をしましょうというのを自分の発表時にやってみたのだ。当然拍手は相手にも送るけど、同時に自分にも送られる状況を作り出したわけで、自然とテンションはあがっていった。自分が自分に拍手するだけでは物足らないし、イマイチ本気になれないので、こうして皆の力を借りて、自分たちの労をねぎらったおかげで、「やらねばならない」が見事に「やりたい」という心理状態に変えることができた。あとで聞いたら皆もこれをやったことで「やりたい」モードになれたという。自己満足な行為に思えるかもしれないけど、これも苦難を選んだ中で、自分をより効果的な心理状態にして過ごすための一つの知恵でもあったりする。裏でがむしゃらレスラーズが闘っていた間に私は小倉の別な場所でそんな闘いをしていたのだ。

で、後悔なく授業を終えられたおかげでアーカイブも思いきり楽しむことができた。写真はないけどね^^

▽オープニングリバーサイド!!がむプロおまけの6人タッグマッチ(30分1本勝負)
①小倉発祥パンチくん & タシロショウスケ & ダイナマイト九州
vs セクシーロージィ & ブラック☆スティック & 七海健大

この試合、最後が切れていたので結果はわからない。でもまあ試合のほとんどは見られたのでよしとしよう。あ、そうそう本部席からカメラをステージ上にもってきたのは正解だったと思う。やっぱ29日の映像は遠く感じたし、より臨場感があるという意味では今回のセッティングは大正解。会場の音もよくひろっていたし、迫力も伝わった。おまけ試合はやっぱ第一試合がいいなというのは正直あったんで、楽しくみさせてもらった。ただこの中で本来なら世代闘争に一番絡んでないといけない七海健大が一番試合になじんでいたのはちょっとそれはそれで問題あったかなあ?普段だと与えられたポジションで全力を尽くして戦ったんだからほめられこそすれ非難されるいわれはないとは思うんだけど、何かお茶にごし的な空気が漂った感は否めなかった。旬な戦いに絡めないのはいろいろコンディション的にとか理由はあるとは思うんだけど、やっぱ時代を変える先鋒のひとりではあってほしいしねえ。

http://www.ustream.tv/recorded/45535177

▽セカンドリバーサイド!!世代闘対抗戦8人タッグマッチ(60分1本勝負)
②ニコラス今中ジョリー & ●ジェロニモ & L.O.C.キッド & マスクド・PT
vs 豪右衛門 & YASU & 陽樹 & ○鉄生

この試合から世代闘争。しかし、やはりこれだけ大人数がでてきてしかも次が時間取りそうなタイトル戦となると、やはりこの試合でまかないと意味がない。でもその中で結果を出さないと下手すればクロスオーバーは全敗で終わる危険性もあった。だからなりふり構わずにセオリーも無視してひたすら最初からがんがんいけばよかったのに、奇襲をかけたのはヤングマン。その後もずっとヤングマンが主導権を握っている。カギになる鉄生と陽樹はあいかわらずアイコンタクトすらしてないし、豪右衛門が意外な頑張りと踏ん張りでなんとかつないだおかげで、すきをついて畳み掛けられた新世代はなんとかジェロニモから一勝。といっても今までの戦績を考えるとチャンピオンはここまで無敗。チャンプに準ずる扱いのPTも無敗。ヤングマンというユニット的には本丸に火の手が上がってない、いわば負けてもそれほど痛くない試合。ジェロニモはもともと勝敗にあまり関係がない立ち位置にいるし、キャラ自体負けて傷がつくタイプの選手でもない。ようはこの試合、数の上でクロスオーバーが連敗をとめただけという事実しか残らなかった。

▽KING OF RIVERメインイベント!!
GWAヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
③【挑戦者】●TOSSHI vs○ SMITH【王者】

この試合をみててひとつとても惜しいと思ったことがある。TOSSHIの武器は多彩な蹴りと華麗な空中戦にしっかりした関節技の三本立て。特に足関節を狙うのは対ヘビー級戦略としては大変重要になってくる。ところが普段ジュニアというカテゴリーにいるとまずローキックで足を殺して、十分弱ったところに足関節で追い打ちをかけて、とどめを刺す展開にはまずならないのだ。やっぱ相手も飛んでくるんでその特性を生かしながら、自分の得意なフィールドで仕留めるというのがTOSSHIの本来のスタイル。しかし、このある意味つめの甘い「風車の理論」はスミスには通用しない。しいて勝機を見出すならば序盤でTOSSHIはしつこいくらいにローキックをスミスのひざ裏にたたき込むくらいの非情さをみせてほしかった。でないとサッカーの試合で雨中などの散々なコンディション下で現在も90分近く走り回っているスミスの強靭な足腰は破壊できないのだ。

それはTOSSHIも十分承知の上だったとおもう。ベルトへの渇望も十分伝わった。だが、あと一歩がおよばない。前回の足殺しがなぜ効果を生んだかというとスミスの想定外をついた攻撃だったから。今回はすでに相手には警戒されている。かかっている間はこらえれられる範囲なのだ。だから関節技でスミスを窮地においやったかのような展開になっても不思議とチャンピオンが負ける気がしなかった。なぜかというと立ちあがったときのスミスの足元が異様なくらいしっかりしていたことがあげられる。一回思い切り膝をおさえていたけど、あれが三味線であることはそのあと繰り出したエクスプロイダーのフォームの華麗さで、証明されてしまっていた。TOSSHIにしてみれば「あれだけ関節決めたのになんで?」という展開だったろうけど、実際は特に序盤に距離をとっての足殺しが十分でなかったことの何よりの証明になってしまった。

関節技は基本てこの原理なんでパワーはそれほど必要もない。むしろ密着すればへビーもジュニアも関係ない。それだけに序盤でキックを多用していれば・・・・という思いが最後まで頭から離れなかった。まさに負けるべくして負けた試合ではあった。だからこそ陽樹や鉄生が真っ向ファイトを捨てていけばまだ活路は見いだせるとは思うのだけど、たぶん本丸とあたる前にチャンピオンは対策たてちゃうんだろうなあと思う。この大会だって28日から現地入りして下見していたほどの念のいれようだったし、やっぱその時点でヤングマン・・・というよりスミスに分があったとしかいいようがないな。

ということで新時代の風景はこの日の天気みたいにすっきりしない感じで終わってしまった。イベント試合とはいえ、こうした世代間闘争は今後も続いていくわけだし、切り札TOSSHIの敗北で依然クロスオーバーが窮地にたっていることには間違いないという結末になった気がする。

個人的にはアーカイブでも試合がみられたので本当に感謝しているし、やっぱ苦労して帰宅した後に心置きなく見るプロレスの味はどんな美酒をもってきたってかなわないと思う。みなさん2日間悪コンディションの中おつかれさまでした^^

http://www.ustream.tv/recorded/45535607
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がむしゃらプロレスイベント試合『紫川リバーサイドフェスタ 2014』KING OF RIVER 紫川頂上決戦!3月29 日分観戦記 (於:勝山公園大芝生広場)

がむしゃらプロレスイベント試合『紫川リバーサイドフェスタ 2014』KING OF RIVER 紫川頂上決戦!3月29 日分観戦記 (於:勝山公園大芝生広場)

写真はこちらから

3月29日と30日の両日に渡って西日本最大級のマーケット、紫川リバーサイドフェスタが開催され、その出し物の一つとしてがむしゃらプロレスが呼ばれたのが本大会。しかし前日まで晴天だった空はお昼を境に雨模様。しかも試合が迫るにつれてどんどん雨脚が強くなってきている有様。他の出し物や売店は屋根付きだけど、リングは当然入りきらないので、ビニールシートを上にかぶせて少しでもマットがぬれないよう工夫をしていた。しかしイベント時間は全体の進行上13時からの一時間と決まっているため、晴れ待ちということができないのだ。中止か決行か?難しい判断を迫られた中、一旦は一試合だけして、雨中プロレス教室に切り替えようとしていたが、選手の総意は「それでもやる」だった。

今回は生でみたものをあえてUSTのアーカイブでもう一回見直して書いてみようと思った。30日の分はアーカイブしか見られないので、現場で感じたものともう一回みて思ったことで何か新しい発見があるのではないかなと思ったのだ。

オープンニングリバーサイド!!(世代対抗戦タッグマッチ(30分1本勝負)
① ○ジェロニモ & ニコラス今中ジョリー vs ●タシロショウスケ & TOSSHI

この試合は半ば見切り発車気味に開催したので、当然雨中の闘いになった。なんでアーカイブで通してみると4人全員がどこかで滑っているのがわかる。誰しもが変なところで我慢してけがしたくないのでそれは仕方ないかなあと思う。幸いけが人は出なかったけど生で見てると何度かちょっとヒヤッとはした場面もあった。

実は5年前の小倉北でジェロニモのヒールターンの踏み台にされたニコラスではあったが、心配したタッグワークは杞憂に終わったというか、むしろ奇妙なくらいかみ合ってみえた。
やってることは四人ともいつも通りのムーブなんだけど、逆に新世代の方がぎくしゃくしてみえたのは面白い所である。やっぱ若さと勢いだけではどうにもならない部分というのはあるもんだなあというのが全体を通した感想。お客も勝って欲しいのは新世代だけど、なんか勝てそうにないよなあという感じでみていたのが面白かった。タシロのムーブは以前に比べるとどたばたした感じがなくなったし、TOSSHIは雨の中でも闘える術と頭脳をもちあわせてるんでかみ合えば面白いチームにはなるとは思うんだけど。

で、用心しすぎたせいか、皆が意地を張り過ぎたせいか?この試合だけやたら長くなってしまった。屋外試合で15分超えはそんなにないと思うんだけど、このイベントみたいに時間枠が決まってるようなタイプだと第一試合が押してしまうと後が影響を受ける。そういう意味では後の方にもってきてもよかったかな?ただ、彼らの頑張りと意気込みでこの後の奇跡の雨上がりを呼び込んだのは、素晴らしいことだなあと思う。プロレスの熱気はそれくらいすごいんだってことを、プロレスをよく知らない人にも伝えられたという点ではこの試合意味があったと思う。

ちなみに30日タイトルマッチをするスミスはこの日しっかり後ろで傘さして敵状観戦していた。どこまでも目ざとい王者は用意周到だった。おそらくリングコンディションとかももうすでに計算の中に入っているのだろう。

セカンドリバーサイド!!タッグマッチ(30分1本勝負)
② ダイナマイト九州 & ○小倉発祥パンチくん vs ●ブラック☆スティック & 阿蘇山

この試合からリングサイドに移動して観戦した。入場前にマスターがマイクで「これから登場するダイナマイト九州はケーキ屋です」といっていたので九州が入ってきたときに「ケーキ屋!」っていったら軽く睨まれた^^・・・・

一方の阿蘇山は屋外試合ということもあって噴火モードで登場。このカードの時点が一番リングコンディションのよかった状態だったので全体的にクオリティーの高い試合(といっても危険度は低いんだけど^^)になった。パンチくんは昨年雨で酒瓶がすべって割れたのを教訓にしてか、前回からもってきている赤い三角コーンをもって登場したんだが、酒なしで大丈夫なんだろうか?^^;

こういう顔ぶれだからお笑いにシフトするのかなと思っていたら意外と皆ガンガンやりあっていたのが印象的だった。しいて言うなら黒棒の棒でパンチくんを物干し状態にしてロープにガムテープで固定したあたりが、お笑い的には一番見せ場だったような気もするけど、パンチくんは上着だけ脱いでカットプレーもしていたし、阿蘇山にコーンかぶせてシャイニングウィザードやったりで、結構好き放題暴れていた。けがで長く休んでいた九州の動きもだいぶん往年のものに戻り始めていたし(阿蘇山をブレンバスターで投げ切ったし!)、気が付けばお笑いよりマジバトルの様相(ちょっと笑いも入れつつの)になりかけたが、最後は分断した黒棒からパンチくんが珍しくピンをとった。屋外試合では戦績悪くてパンチくんのテーマを試合後聞くことはほとんどなかったんでなんか新鮮だった。

メインリバーサイド!!(60分1本勝負)
③ ●鉄生 vs ○マスクド・PT

さて紫川頂上決戦とでかく謳ったそのタイトルに相応しいカードがこれ。若さと勢いで大きく分があり、成長めざましい鉄生はやはり次世代エース候補の筆頭の一人といっていい。
昨年の道場開きマッチでPT自身にも成長を認めさせたという点では、このカードがここで組まれた意味は大きい。しかし、厳しいことをいうようだけど、成長したなあ、だけでは時代をかえることはできない。今鉄生に求められているのはその程度のことではないからだ。

鉄生はかなりの善戦をしたと思う。それは認める。実際生でみて本当によかったと思える試合だったし、記憶にも残る試合だった。だが、結果からいうと8割の力で余力を残して勝つか、それとも100%の力を出し切って負けるかでは天と地ほどの差があるだろう。
この日前者をやったのがPTで後者が鉄生だった。必然的に見てる側の印象は余力を残したPTが鉄生のすべてを受け止めた上で勝ったという、典型的な横綱相撲だったなあという形になる。これでは時代が変わるどころか、逆に時計の針を戻されたといってもいい。
クロスオーバーという新世代の名前よりヤングマンという現世代のユニット名にインパクトが強い点ですでに出負けしてる新世代は鉄生が勝利してこそ、勢いづけたはず。でも結果は二試合で0勝2敗。イベント試合とはいえ、初のUST中継で記録にも残ってしまったのはクロスオーバー的にも大きく後退したといっていいだろう。

鉄生に関して言えば、自分も休むのではなく、リング下で場外乱闘になってでもPTをおうべきだったと思う。ヒールなんだし積極的に場外乱闘もしかけていよかった場面が何度もあったんだけどなぜかこの日の鉄生は真正面から行き過ぎていた。真っ向勝負は勝ったら格好いいけど負けたら「やっぱPTとは力の差があるんだな」という印象を、みる側に強く植え付けかねない。8割で受け止めていた(ようにみえた)PTは最後まで足元もふらついていなかったし、要所要所では間合いもはずしていた。そのうえ、リングコンディションのこともあってPTコースターすら温存していた。対する鉄生は自分にもダメージが跳ね返る頭突きに固執しすぎて後半すこし足元がよれていた。たぶんフィニッシュ時には軽い脳震盪状態になっていたのではなかったか?鋼鉄のど輪も辛抱たらなくて途中で出してしまったため、後に出せる技がなくなってしまった。そこも見透かされてたPTに畳み掛けられて寄り切られたなあ、というのがこの試合の感想。

もっと悪いのは負けて悔しいならPTの手は払いのけるべきだっただろう。試合後PTに差し出された手を鉄生が拒絶するくらいでないと、本当に天下がとりたいのかが疑わしくなってさえくる。クロスオーバーにとぶ声援は決して少なくなかっただけになんとも勿体ないことをしたなあというのがこの試合のすべてだと思う。

試合後また雨脚が強くなってきた。雨中の中急いで撤収にかかる選手の皆さんのは本当に頭が下がる思いでいっぱいである。でもそれとは別に思った以上にヤングマンは手ごわいよ、ということでクロスオーバーの巻き返しにも期待したい。30日は授業があってみられないけど、アーカイブで観戦記を書く予定なんで明日も楽しみにしています^^

今日の試合

http://www.ustream.tv/recorded/45497064

九州プロレス『筋肉飛梅'14』観戦記(2014年3月23日(日)西鉄ホール)観戦記

九州プロレス『筋肉飛梅'14』観戦記(2014年3月23日(日)西鉄ホール)観戦記

写真はこちらから

1月の北九州大会で多くの問題点を露呈した九州プロレス。見切り発車的に道頓堀との対抗戦を決めたはいいが、肝心の道頓堀勢がまさかの仲間割れ→JOKER解散ということで果たして対抗戦になりうるのかどうかすら怪しくなってきた。討伐団との抗争を棚に上げててまで強行した以上はなんらかの落とし前をつけないと困るのだ。その上、エース筑前が欠場という弱り目に祟り目な展開で迎えた今年初の西鉄ホール大会。もはや失敗は許されない。その上筑前が重大発表するという。地味に自分たちでハードル上げてしまったし・・・・どうするつもりなんだろう?

開場してしばらくは思ったより客足がのびなかった。毎年満員になっている西鉄ホール大会。これはやばいんじゃないか?そもそもスクリーンに今年から九州プロレス所属になったばってんの映像が流されていてただですら縁起が悪いのに・・・・最終的には満員にはなったんだけど。

第一試合:肉飛梅闘会始 15分1本勝負
●ウォーターマン日田丸 vs ○藤田ミノル[フリー]
(スクールボーイ)

どうでもいいところかもしれないが、SWSフリークとしては「闘会始」と書けば「たたかいはじめ」と読んでほしい。古賀野リングアナが「とうかいし」とコールしてしまったのが残念。しかしそれは些細なことで、実を言うと力がありながらカードに恵まれないもの同士のシングルとあって、これは序盤から大いにい期待できるカードだった。特に二人の間に因縁はないのだが、この相手になら今の自分を思い切りぶつけられるという期待からのにらみ合い、そしてハナからバチバチ飛ばしあう闘いになった。もともとそういうのをスカして自分のペースにもっていく藤田が相手の土俵につきあってバチバチやりあう姿ってホント若手時代以来じゃないだろうか?それくらい白熱した展開になった。1.5でこれ組んでくれていたらまだあの大会は違った印象になったのになあ、と恨み節をぶちけたくなるくらい二人のファイトは感情むき出しで、なおかつかみ合っていた。ここが重要なポイントで感情が先行しすぎると後味が悪くなるんだが、この試合はそうではなかった。結果はスクールボーイではやる日田丸を藤田がいなした格好になったが収まらない日田丸は感情むき出しで試合後もバチバチやりあうなど最後までけんか腰。これで因縁というか、当面の燃える相手ができたことで、藤田も便利屋から卒業、日田丸も上に這い上がるチャンスをつかんだと思う。

第二試合:九州お笑いプロレスサミット・九州vs道頓堀 20分1本勝負
 ~お笑いバトル~
 ●ばってん×ぶらぶら vs ○太陽塔仮面[道頓堀プロレス]

今年から九州に活動拠点をうつし、九州プロレス所属選手として活動しはじめたばってん。しかし今まではDDTでやっていたようなカードの二番煎じだったり、意味のない3WAYだったりで、せっかく彼が三代目として継いだ博多ぶらぶらのキャラもうまく生かせずにここまできてしまった。九州にはいそうでいないお笑い担当(笑えないけど^^)というキャラは生かせば強みになるのに、カードに恵まれないというのはなんとももったいなかった。そこへ登場したのが太陽塔仮面。正直先駆者である「くいえべ」対決のようなハイクオリティなものではないにしても新しいお笑いマッチをできる相手としてはうってつけ。しかも何げに対抗戦である。太陽塔はレスラーだがばってんはあれでもお笑い芸人である。その立ち位置からすでに違うんだけど、いきなりマイクをもった太陽は「昨日から博多に来ましたが、私、博多が大好きになりました。」といきなり博多大好きアピール。しかも嫉妬のまなざしで見ているばってんに「じゃあ、○○さん(ばってんの本名)、博多のいいところをあと一ついってください」とマイクをわたされてしまった。芸人なのにレスラーにトークで負けてるばってんはしぶしぶ話にのってしまうが、太陽があげた博多のいいところには大拍手だったのに、ばってんのコメントには大ブーイングと帰れコール。「おかしいだろ?オレ地元だよ。応援される側だろ?」とばってんは激怒して太陽に襲い掛かるが、そのあとは何をやっても大ブーイング。新技ホークスエルボーは湯上谷の名前まで出したのに「ブー!」対して太陽の「タイガースエルボー」はバース、掛布、岡田ときて大喝采。

このお笑いマッチは意外にかみ合っていた。正直ばってん×ぶらぶらとしてはこの路線で生き残ることは充分可能だろうと思う。お笑いマッチではどっちかがブーイングあびるケースはそんなにないのだが、太陽が正攻法のお笑いで攻めてるのに、ばってんはしゃもじを凶器に使ったり、なぜか悪役殺法全開。しかもリングにばらまいたしゃもじの上にブレンバスターで太陽を落とそうとして逆に返されて沈むという結末もどんぴしゃり。これは名勝負数え歌の予感がしてきた。博多の笑い対大阪の笑いということでもこれは面白いと思う。太陽の再登場&レギュラー化をぜひ希望しておきたいと思う。

第三試合:ケンカ祭り~極悪・ちょいワル技巧派対決 30分1本勝負
 ●キシャーン vs ○旭 志織[KAIENTAIDOJO]
(反則)

約一年ぶりの登場となった旭は自分が呼ばれなかった原因を「テーマがない試合をしてきたから」と分析。そこで悪にそまったキシャ―ンを更生させるというテーマをもって、客席にも「なんか」「キシャ―ン」のコール&レスポンスを要求。しかしそこまでしておいてもやっぱキシャ―ンはキシャ―ン。テーピングをほどくと旭にチョーク攻撃。カウント5になっても締め続けたので即反則負け。これに勝った旭が泣きの一回を要求。「お前がかわいそうだからうけてやるよ」とキシャ―ンが珍しくしゃべって再戦決定。今度は旭も本気を出してなかなかの攻防になり、コール&レスポンスも成功させたものの、結局キシャ―ンの手の内で踊らされていた旭はまたしても前試合と同じ手口で首を絞められ反則勝ち。

悠々と引き揚げていくキシャ―ンに「オレ、また一年よばれなくなるよ。」とマイクで愚痴をこぼす旭。しかし、キシャ―ン更生は新たなテーマとして続けていくという。まあ今までが巻き込まれ型だった旭だったけど、これからキシャ―ンに狙いをしぼって継続参戦・・・できるといいね^^売店でも「一応アピールはしました」といっていたけど、果たしてどうなることやら^^

第四試合:巨大カルデラvs巨大台風 スーパーヘビー大戦 45分1本勝負
 ○阿蘇山 vs ●タイフーUSA
(マグマスプラッシュ)

21日のゼロワンでは矢口や保坂、そして今回はUSAとなにげに巨漢&パワーファイターとの連戦が続く阿蘇山はいつもよりシェイプした体で登場。一方のタイフ―軍はオリジナルの台風があおりVに登場、なぜか普通のトーンでしゃべっている。台風ちゃんとしゃべれるんだ^^しかし目のけがで長期欠場を余儀なくされているだけにスパーリングした筑前からは今回の大会での復帰にはOKがでず、阿蘇山の挑発にのってUSAのセコンドとして参戦することに。

しかしUSAはやはりでかいし強い。セコンドの助けがなくても阿蘇山とは真っ向勝負できる人材ではある。その上台風ムーブもこなせる頭ももっている。試合は阿蘇山のパワーをUSAが受けとめ、USAのパワーを阿蘇山ががっちりかえす肉弾戦になった。九プロ
でこのような肉弾戦が展開されること自体非常に珍しいこと。そういう意味ではこの日組まれたシングルはどれも色が違っていた。これがそもそもの九プロの魅力だったんだけどなぜ1.5ではあんな迷走しちゃったかなあ?やればできるじゃんって思えば思うほど、1.5が本当に不可解なものになった。

試合はマグマドライバーも返したUSAの驚異的粘りで白熱した試合を阿蘇山が万トーンからのマグマスプラッシュでとどめをさしたが、この両者らしい見応えのある攻防だった。

この試合のあと休憩に入って筑前の重大発表があった。6周年大会で熊本・鹿児島での初大会開催と8・10スターレーンでサップ対筑前の再戦をやることがその内容だったんだが、スターレーンって確かひな壇ないからあんまりやりたくないって前に理事長いっていたんじゃ??でもまあ、打って出るならそのくらいはしてもいいだろう。

第五試合:九州プロレスサミット・九州vs道頓堀 
 ~4vs4イリミネーションマッチ~
 玄海&○めんたい☆キッド&田中純二&がばいじいちゃん     
     vs 
 空牙&●政宗&ガメラス&MIYAWAKI[道頓堀プロレス]
(正宗とめんたいが残りめんたいの勝ち)

前回の敗戦であとがない九プロ勢は王者玄海をも担ぎ出しての総力戦。一方の道頓堀は空牙との亀裂が埋まらぬままの参戦。空牙は九プロ側にも道頓堀とも違うコーナーにたって
このまま4対3対1の試合になるのかと思いきや、しぶしぶながら道頓堀側で試合をすることに。しかし初参戦のMIYAWAKIはK-DOJO時代に因縁浅からぬ筑前をあおりVでも、そして試合中にも散々挑発。今回は裏方と決めて本部席に座っていた筑前もたまらずセコンドにつく羽目に。

試合はじいちゃんの予想外の頑張りとやはり亀裂の入ったままの道頓堀がほぼ自滅状態になり、結果めんたいと正宗のシングル対決の様相に。しかし空牙以外の三人がたびたび乱入するので怒ったじいちゃんが場外で道頓堀を制裁。場外の乱闘がやたらフィーチャーされてちょっとばたばたした試合内容になってしまったが結果、めんたいが正宗をフォール。
これで道頓堀との対抗戦は決着がついた。が、しかし・・・

試合後めんたいが「もう一回そのベルトに挑戦したい」と玄海にアピールすると玄海も応戦。「全方位にケンカを売る」と宣言して正規軍を王者自ら離脱。筑前もしぶしぶ応じたところに阿蘇山が来て玄海とがっちり握手。これで新軍団結成とあいなったわけだが・・・

うーん、でも重大発表でもいくつか伏せられた部分があって、どうせなら小出しにしないで今回全部あかした方がよかったような気もする。だいたい気をもたせて伸ばしても実はそんなに大したことはないというのが九プロの重大発表だったりするんで^^それとやっぱめんたいの締めはなんとなく締まらないという悪い癖が今回も露呈してしまった。やっぱ完全には立ち直ってはいないなという印象だったけど、1.5よりは大分問題点も改善されてよくはなったと思う。あとはやっぱ新戦力をよそから補充するんじゃなくて自前で若い選手を育てることと、ニーズに合ったカードを適宜に組んでいく戦略面での頭脳をもっとフル活用しないと、簡単に1・5の悪夢は払拭できないかもしれない。今回のような大会を積み重ねて年一回のビッグマッチである1月の北九州大会は今年のようなことがないようにしてもらいたい。私の中ではかろうじて今回九プロへの信頼はつながったけど、完全に信頼しきれたわけでもない。やっぱしばらく様子見はしておかないといけないかな?今大会に関してはやっぱ太陽塔仮面にMVPをあげたい。彼の存在は今の九プロには結構大きい存在になりそうだからだ^^

ゼロワン『とんこつ大花火~プロレス・西の聖地(メッカ)!博多スターレーン大炎上~』 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ 時間無制限1本勝負観戦記

ゼロワン『とんこつ大花火~プロレス・西の聖地(メッカ)!博多スターレーン大炎上~』
ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ 時間無制限1本勝負観戦記
(2014年3月21日(金・祝) 試合開始18時00分(17時15分開場))


写真はこちらから

この日は8年ぶりのゼロワンと大日の合同興業。九州地区初の室内電流爆破が売りの大会だった。きいた話では大日もそこそこ入っていたらしい。私はfacebookのプロレスマスク愛好会の梅崎会長がキャナルシティにオープンしたプロレスショップ「ラリアット」に寄ってスターレーンに行くというコースを選択していた。実は前週の金曜オープン時に例の地震があったせいで予定より一週間遅れての訪問となった。ただ、慣れない場所なんで最初にお店のある場所を通り過ぎて結局戻ってくる羽目に。プロレス会場だと迷わないのに^^店内には所せましとマスクやフィギュアがあちこちに。そしてディスプレイでは往年のユニバの映像が。金属兄弟の試合は我を忘れて見入ってしまった。どこでもやってることはだいたい一緒なんだが^^

梅崎会長と鈴木さんに会えたので昨年来の積る話をあれこれして、時間が来たので同じくスターレーンに向かう鈴木さんの車に乗せていただいて会場入り。車でスターレーンに入ったのってもう25年くらい前の話になる。まだ元気だったころは100キロの道のりを運転して観戦していたものだった。あの頃に比べると満員になっても駐車スペースは心配ないくらいすぐに止められた。

やはりというかインディーらしいというかたぶん設営やその他の準備で開場が遅れていた。意外とお客が多い。がむしゃらプロレスのTA-KIさんからチケットを買ってだいたい列が上まで上がりきったあたりで最後列に並んで滑り込んだ。ぎりぎり第一試合がはじまるところだったんで余裕持ちすぎちゃったなとは思ったんだけど^^入ってみたら立ち見の多いこと^^そして立ち見3000円客の方が前の方にいるという現実。昔のFMWもそんな感じだったよな。この手の団体はとにかく立ってみるに限るのだ。座っていると立ち見客邪魔だし^^(まあその邪魔な立ち見を今回してたわけだけど・・・)団体も邪魔だと思ったのか?オッキーが「3000円の方は座られてもかまいませんが、指定の方が後でこられたらすみやかに席をお譲りください」というアナウンスをしていた。それってわざわざ指定券買った人には失礼なんじゃ・・・????^^(まあほとんど招待客だろうとは思ったけど。)もっとも後楽園のようなバルコニ―のないスターレーンでは立っても前景は見られないんだけどこれは仕方ない。そういえば夏にここでOZアカデミーが大会を開くらしい。尾崎魔弓がブースにいた。さすがS屋T一の無駄な財力^^でもデスマッチ興業で尾崎がわざわざ足運んで一人で営業かけても、この大会の客層がOZも観戦するとはどうしても思えないんだけどなあ^^実際本物がいるのにほとんどスルーされていたし。やっぱ今の女子プロの認知度ってそんなもんなんだろうな。ということでオッキーの無駄に張り切ったアナウンスで試合が始まった。

第一試合:シングルマッチ 30分1本勝負
○ジェイソン・リー(8'49" 死亡遊戯)×藤田峰雄

本場香港からきたわりにはDDTの現チャンプKUDOの劣化版にしか見えないジェイソン・リー。なんでだろう。KUDOは明らかな日本人なんだけど、ヌンチャクさばきが全然絵になってない。NWF所属というのもなんかなあという感じ。この辺の外国人選手がもつ、うさん臭さは初期以来のゼロワンの大きな売りだったはずなんだが、破壊王の逝去以来団体の方向性としては足枷になっている気がしてならない。藤田はそれを生かし切れるだけの力ももってる選手なんだけど、正直この位置で使うには惜しいよなと思う。全体的にゼロワンというより初期FMWで、なんとなく第一試合当たりで組まれてたジュニアの試合っぽかった。狙ってやったわけではないとは思うんだけど、もし電流爆破がなくて、普通のゼロワン興業だったらつかみとしては失敗だったような気がする。ただこの日のお客はゼロワンというより今はなきFMWの幻影をもとめて集っていたように思えたので、そういう意味でならニーズにはこたえられていたといっていいだろう。

第二試合:とんこつGメン yasu鵜池 プロレスデビュー戦 
邪道軍vs九州軍 30分1本勝負
矢口壱狼&保坂秀樹&×藤井健一&yasu鵜池
(15'41" ダイビングヘッドバット→体固め)阿蘇山&○田中純二&ジ・アッチー&久保希望

やっぱFMWというか大仁田のにおいがする興業にはこういう40過ぎてデビューした藤井のような存在は必要不可欠。かつての中牧がそうであったように、箸にも棒にもかかりりそうにない人材をデビューさせて夢をかなえてきたし、それ自体が一つの売りとして成功してきたわけだが(といえば聞こえはいいんだけど・・・おっさん新人レスラー増産という負の遺産も生んだ気がしないでもない)、そんな藤井に続いてyasu鵜池というおっさんまで今回デビューするという。実際がむしゃらの大谷ナイトで会ってはいたんだけど、大谷と2ショットで写真とったりしてたからてっきり裏方さんだとばっかり思っていた。確かにガタイはよかったけどねえ。試合が始まってみるとキックはまあまあ。でもグラウンドになるともうダメダメ感が半端ないというか。蹴りにしても往年の遺産でなんとかやってる感じだったし、そもそもあの体つきは人様にお金とって見せられるレベルではない。
なぜ藤井健一&yasu鵜池がイマイチにみえたのか?一つには同じコーナーにいる矢口や保坂、対角線上にいる阿蘇山のコンディションがよすぎるからだ。おそらくだが藤井より10は上の選手が体をはったド迫力ファイトをしてるのに、それより年下でしかもおっさんを売りにしてるなんて・・・・そもそも九州はただですら動けるベテラン勢が多くておそらく鵜池がプロとして今後活躍していく枠はないだろうという予想もできてしまう。だいたい2人の年齢を足したら「約100歳」対決の方が見ごたえがあっては彼らに出る幕はない。久保も容赦なくプロの洗礼を浴びせていくし、アッチ―も久々のスターレーンで張り切っているし、完全におっさんのデビュー戦という意味合いはかすんでしまっていた。個人的にはやっぱ久々にみた矢口や保坂のコンディションのよさが阿蘇山という巨漢とぶつかることで大いに発揮されことの方がうれしかったし。まあたぶん今年が終わるころには忘れてる試合かもしれない。

第三試合:弾丸ヤンキースvsデーモン軍 30分1本勝負
田中将斗&おまたゆうちゃく&×日高郁人
(12'11" ルシファーズハンマー→方エビ固め)KAMIKAZE&○デーモン植田&菅原拓也

この試合にも試合以外でいいたいことがいくつもある。弾丸ヤンキースはメンツをみてもとても魅力があるチームなんだけど、入場テーマがなぜ「Hearts on fire」なんだ?だれが選曲したかはしらないが、センスなさすぎ。現役だけでもイホデルパンテーラ、若鷹ジェット信介が使ってるし、かつてはK1の角田、今度復活する長与千種、神取忍も使っていた手垢にまみれた曲なのだ。他人の曲を使うならそれなりに意味をもたせようよ。逆にデーモン軍はべただけど「蝋人形の館」とイメージ通り^^この差は大きかったように思う。おまけに小幡が改名されたのも意味不明だし(デーモンとの抗争はあったけど、前持った説明はなかった)、その改名された名前をオッキーがいう前にヤンキースが奇襲してしまったんで、台ナシ。というかそれいわせないために奇襲しかけていたんじゃ意味ないよね?

FMWでは若手扱いだった田中ももう40の声を聞くがこのコンディションは立派の一言。ただホームなのにゼロワンの田中にはどっかアウェイ感があるのはなぜだろう?KAMIKAZEもSPWFにいたころはまさかこんなに息の長い選手になるとは思ってもみなかった。ムーンサルトは相変わらず健在だったし^^日高もだいぶ老けたけど動きは衰えナシ。ただそんなに悪いこともしてないデーモン軍がわりとあっさりヤンキースを分断して勝ったのはいささか物足りなさも残ってしまった。

第四試合:タッグマッチ 30分1本勝負
佐藤耕平&×横山佳和(14'12" ライジングDDT)○橋本大地&橋本和樹

破壊王がなくなって今年の夏で9年。もう大地にはそろそろ新しいテーマで入場してほしいんだが、今回はなぜか初結成の橋本タッグということもあって当然のように爆勝宣言。そして大橋本コール。いや、うれしいんだけどなんかこの人の褌で相撲取ってる感が残念な感じがしてならないのはなぜだろう?大地も、もちろん大日の橋本も一本立ちしたレスラーとして認めているがゆえになんか歯がゆかった。そしていい加減汚れ役を横山とか耕平に押し付けるのもやめようよ。なんかこっちにも展望らしきものがないというか、これ以上みてても何も感じないというか。

ただそんな中でも耕平は見違えたというか、不器用ながらその路線でここまで上がってきたのは大したもんだと思った。一歩間違えてメジャーから声がかかっていたらたぶんつぶれていたかもしれないが、彼の場合はその能力を発揮できる場所はやはりゼロワン以外にないと思う。でも以前やったような長島自演乙との抗争みたいな無意味はストーリーラインにのるのは、たとえ会社の命であっても今後はやめて欲しいと思う。耕平には耕平のプロレス道があるわけだし、その延長戦上にあるものであれば見たい。大地との闘いはこれからも続いていくであろうし、高い壁になってほしいという期待もある。

そして大地も親父の陰を押し付けられて?それでも自分なりにプロレスを模索してここまでよくきたと思う。だからファイトスタイルもそろそろ独自色を強めて行ってもいいんじゃないだろうか?借り物から最初はスタートしていいとは思うけれどやはりいろんな経験をしていく中で親父とはすでに違う道を歩んでいるんだから、橋本大地は橋本大地の人生を生きていって欲しいのだ。

余談だけど電流爆破の設営を一若手として手伝っている大地の姿には非常に好感が持てた。いつかこの中に入ることがあるかもしれないが、その時はぜひ大地らしい電流爆破もみせてほしい。

第五試合:世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○ジェームス・ライディーン(王者)(15'11" パワーボム→方エビ固め)×崔 領二(挑戦者)

私はこのライディーンを非常に高く買っているのである.恵まれた体躯、序盤の丁寧なレスリングムーブ、そして規格外のパワー、まだ粗削りだが素質は感じる若さ。リングをおりればとても丁寧に接してくれるナイスガイ。久々にみた日本人が束になっても勝てそうにない外国人選手の希望の星といってもいい。ただ、なんでもできるがゆえにこれというものがない。外国人でいえば故・ミスターパーフェクト・カート・へニング、日本人でいえばスーパーストロングマシン。ミスターパーフェクトって、「なんでもできちゃうけどこれといった突き抜けた個性がない」という揶揄が含まれている悪口なんだけど、これをキャラにして成功したへニングはともかく、一般的にレスラーとしてこれは必ずしもほめ言葉ではない。おまけにテーマ曲がなぜかWCW時代にのスティングのものを流用。特別スティング好きとかそういうことでもないみたいだし、マッチョな体型もスティングとは違うタイプである。ただですらなんでもできちゃうというマイナス面があるのにこれ以上没個性の方向にもっていってどうする気だ?こういう方向性だとかつてお声がかかったWWEで頭角を現すのは難しいだろう。これだけの才覚がありながらゼロワンでくすぶっているのはもったいない気がするんだが、WWEで飼い殺しになるよりはましかもしれない。

ただ、ライディーンは実に王者らしい試合運びで、思った以上に内容は白熱していった。まあ相手が崔だし、多くを期待してはいなかったんだけど、意外と好勝負になった。大地同様ライディーンも22歳と若い選手なんで、中途半端にスティングやグラジエータ―(そういえば大仁田がいたのにグラジっぽさはだしてなかったな)リスペクトはもうそろそろやめてライディーンという唯一無二のレスラーになる努力をしていってほしい。よくて外からのオファーが今の全日どまりじゃ、その才能が泣くよ。本当でも人の褌で相撲とらなくても十分やっていける能力をもっているのにそれができてない選手が多過ぎ。今回はそこにFMWテイストが施されていたせいかあまり目立たなかったけどゼロワン単独で次回の博多はないかもしれないなあ。

メインイベント:『とんこつ替え玉5倍』
ノーロープ有刺鉄線電流爆破&爆破電気椅子デスマッチ 時間無制限1本勝負  
○大仁田厚&大谷晋二郎(14'21" 4人同時爆破から 体固め)高山善廣&×藤原喜明

この試合の設営に約30分の休憩をはさんだ。やはりロープが外されジョーズのテーマが鳴ると「あの頃」が自然とよみがえってくる。めったにない生リング設営をカメラに収めようと多くのファンがリングを囲んだ。その分売店はがらがらだったけど^^;昔はFMWがこの手のパイオニアだったんで有刺鉄線等の仕掛けには一時間とかはあたり前にかかっていた。しかし今回は特に大日本というデスマッチのオーソリティーがずらっとそろった団体がサポートしてるので作業が早い早い!!本当に30分以内で完成させてしまった。この辺はさすがにプロの技!まあ今回は電流爆破ありきで組まれた大会ではあったんだけど、大日とのコラボはできたらゼロワンにとっては有益なんで続けていってほしいなあと思う。そうそうメインは特にそうだったけどこの日のオッキーの進行はどことなく荒井さんテイスト全開のマイクだった。やっぱそういう意味でFMWがおりてきていたのかもしれない。

さてこの試合については書きたいことがいろいろある。Uの西の聖地スターレーンではじめて行う室内電流爆破。そしてスターレーンでデビューした高山が時を経てUとは真逆のリングにあがる興味。この中では最高齢でしかもガンという病と闘って復帰した藤原組長。熱さでは大仁田にもひけはとらない大谷。三人とも個性が強いし三人とも初電流爆破体験である。大仁田にとってはホームなんだけど、やはり3人の個性の中に埋没するわけにはいかない。ある意味大勝負なのだ。ただ、いかんせんコンディションを考えるとまともに動けるのは大谷だけ。そうなるとレジェンド的な顔見世試合でもいいかなと思って最初は全く期待してなかった。

が、それはいい意味で裏切られた。入場順は大谷、大仁田、高山、組長の順。赤コーナーが先に出るのは異例だけど、やはりそこは先輩に花をもたせたんだろう。UコンビはTシャツを脱ぐと普段通り上半身裸で黒のショートタイツ!これには会場中がどよめいた。大谷ですらTシャツ着て登場したからだ。この辺はやはり組長と高山の一本勝ちである。そうはさせるかと赤コーナー側は場外戦に活路を求めるが、外に出ればテロリスト、中に入れば頭突きと関節技の鬼に、と変幻自在に顔を使い分ける組長は、初の有刺鉄線電流爆破リングを全く苦にしていない。もちろんあわやというシーンも作りながら、いつものパフォーマンスをやっていくのだから恐れ入る。

こうなると俄然旗色が悪いのは大谷と大仁田。大仁田は全日を引退させられた原因である膝が加齢のためにさらに悪化していて、往年のサンダーファイヤーすらまともにうてない。ストリートでは組長もそうだし、高山も逆にイキイキしてしまう、となるとマイク以外の活路はやはり敵を電流爆破の洗礼に落とし込む以外にはない。だが最初に犠牲になったのは大谷だった。私も室内の電流爆破ははじめてだったが、やはり煙がこもるのと火花が消防法にひっかからない程度のレベルにはなっていた。が無駄に音が響きやすいスターレーンではその破裂音がすざまじいものに!上はボーリング場なんだけど・・・・大丈夫か?(噂ではこの時間には早めにボーリング場の営業を終わらせていたとも聞いたが・・・)

これでふっきれたのか大谷は顔面ウオッシュ+特攻自爆という荒業を決行!いやあ、やってくれないかなとは思っていたけどまさか本当にやってくれるなんて^^自分から走って行って自爆というのはなかなかないアイディア。これでTシャツ着てきたマイナスポイントは一気に帳消しに。

しかしここらへんで黙っている組長ではない。火薬が普段通りつかえない分、アイテムで工夫した大仁田は電流爆破椅子をかざしてパイプ椅子に座った組長に一振り。もろ爆破の洗礼をうけた組長は上半身黒焦げ。だがここからが組長のゾンビぶりが久々発揮。やられてもやられても立ち上がる組長の姿には戦慄をこえた感動があった。さらに組長の脇固めがさく裂しここでもUタッグは大活躍。だがこれをこらえきった大仁田は毒霧攻撃で組長の視界を奪い、丸め込んで薄氷の勝利!Uとの因縁に自ら終止符をうった。試合後は余韻をかき消す大仁田劇場。しかし短いセンテンスで大して深いこともいってないのに人の心を掴んで離さないというのは大仁田の一大芸だよな。ほかの三人が闘いで生きざまをみせても、口で全部取り返せるレスラーはやはり大仁田しかいまい。ここまでわかっていても私自身が心を動かされたんだし、あの90年代を駆け抜けたFMWが一瞬ではあるがよみがえった。それも幻ではなく現実として。これはやっぱうれしかった。試合前「今更電流爆破?」とすら思っていたのだけど、終わってみたらまさかの大感動。いや、大谷以外はもう立派なレジェンドなんだけど、知名度もお金も名誉も手に入れた彼らがここまで体をはってくれたことにまず感動した。動けないと揶揄したがホームでありながら不利な条件化で試合した大仁田、そしてはじめてなのに仕事師ぶりを発揮した組長、それを献身的にサポートした高山と大谷。全員がすごいと思った。まさか電流爆破でここまで生きざまのプロレスをみせられては、どうしようもない。現役選手の中にはレジェンドを「いいとしこいてあんな年になるまでリングに上がって昔の名前で試合はしたくない」と公言するものもいるけど、そうじゃないんだよな。生きざまを見せるということはきれいな技だけ出していればいいという昨今のプロレスシーンでは表現しきれない部分で、そこはやはり素直に学んでほしい所だと思う。

最後こそ大仁田にとられたけど、実際この日のMVPはUコンビだった。この日、大仁田はUとの遺恨を形の上では清算したけど、彼が掲げる胸いっぱいのプロレスはUコンビがかっさらっていってしまった。だからこその感動があったんではないだろうか?それはたぶん今でないとできなかっただろうことでもある。UWFもFMWももうこの世に無い今だからこそ。

ワールドプロレスリング3D(14.3.7)&大谷晋二郎狂乱の宴?観戦記(14.3.10)

ワールドプロレスリング3D(14.3.7)&大谷晋二郎狂乱の宴?観戦記(14.3.10)

写真はこちらから


*宴についてはあくまでも書いていい範囲でしか書いていません。というかワープロの観戦記だけにしてしまうと写真が少なすぎてもったいないので二つ足しました^^

まず、前半。ワールドプロレスリング3Dから。ちょうどオカダが最初にIWGPを戴冠してから、ずっと皆勤で戸畑にいってみているんだが、なぜかほとんど最終上映日にきている。しかも今回はガチで時間がなかったので下関駅前まで車で出てJRで戸畑へ。行ってみて気が付いたんだけど接続さえしっかりしていたら、絶対こっちの方が早い!意外と戸畑のイオンシネマって車では行きづらいというのを実感していたため、もっと早くに気が付けばよかったなと、ちょっとだけ後悔した^^

で、今年はなんと朝一上映と夕方(17時5分)からの二回に増えた!最終日以外はレイトショーの回もあったみたいなんで、仕事や学校の帰りに寄ることができた方も多いかな?といっても最終上映時は私いれて観客4人^^またしても貸切状態^^いいのかなあ?そうそういつもは入場特典とか一切ないんだけど、今回はバディファイトのマンガがついてきた。ブシロードこういうところは抜け目ない^^でもカードゲームってあんまりやりたいとは思わないんだよなあ。

例年はワープロの放送も見ないで行くんだけど、今年はあえて、BSでやった二時間特番も含めて「予習」したうえで見比べてみることに。で、実際3Dは地上波ともBSとも違う映像構成になっていて、気が付いたのはより3Dとして映える試合が選ばれていたということが特に印象に残った。もちろんメインにはそれなりに時間がかかっているんだけど、全試合3Dでは記録できないG1と違ってドーム一日だけだし、よって全試合3Dで記録できるからこうしたことも可能なんだろう。

で意外と3D映えしたのがジュニアタッグの試合と柴田対後藤。逆に3Dでアラが見えたのが内藤とオカダの試合だった。内藤の事はあとでかくけど、ジュニアタッグは本当2Dでは追いきれない場面や空中戦に迫力が増した分、最初に見たときよりぐっといい感じの試合にみえた。生観戦していたらごちゃごちゃしててわかりづらいタイプの試合だと思うんだが、3Dには適した試合だったんだなあと改めて感心した。

そして後藤対柴田。レスラーとしては実は私の中では決して評価が高くない(これは人間としての価値ではなく、あくまでプロレスという中のくくりだけなんで、個人を否定するものではないです)二人なんだけど、意外と彼ら二人の無骨で不器用なプロレスが3Dだとより鮮明に届いたということでTV中継時より感動できた。無骨ということでいうなら2Dでも十分伝わる石井の方がすごいとは思うんだけど、3Dという最先端?の映像技術で超アナログな部分に光があたったというのはすごく興味深かった。

そして内藤対オカダなんだけど・・・・3月10日現在虎の子のNEVERも失って無冠の
男になってG1優勝の神通力も完全に失った内藤。いや、内藤個人はとても好感がもてる選手なんだけど、3Dで見ちゃうとこんなにオカダとの差があるのか?と愕然としてしまう内容だった。とにかくカウンターの攻撃をもらい過ぎ。特に内藤自らロープに飛んで空中弾を仕掛ける時(たとえばフライングラリアットとかエルボーとか)に体が前のめりになっていて顔面のガードががら空きになっているのが3Dだとはっきりわかってしまう。そしてその特性を熟知したオカダは必ずカウンターでビッグブーツやドロップキックで内藤の首を破壊しにかかっている。それが真正面から突っ込んでくる内藤にもろはいちゃってるからどうしようもない。あとブルマブランカを出すタイミングも早すぎてダメージがそれほど残っていないオカダに楽々と防御されてしまっている。そして唐突に繰り出すスターダストは自爆・・・・

これじゃ悪いけどIWGPは本当に夢のままで終わるよ。IWGPどころかNEVERのベルトまでとられた今の内藤じゃ次にチャンスがいつ来るんだろうって感じで・・・・
あわよくばインターコンチには絡めるかもしれないけど、オカダがいる限りはちょっと厳しいんじゃないかなあ。この試合はもう過去二回みているせいかものすごく冷静に分析できた。内藤、ジーニアスでもなんでもないよなあ、これだと。

棚橋対中邑は意外と印象的には変わらなかった。ただ、やっぱ話題の中心にいつまでもこの二人がいるのはやはりよくない。でも既成概念の破壊とか、歴史が違うんだよといった、オカダがどうしようもないところをあえてついてきた棚橋は逆にそれだけオカダに対して本気になっている証拠だと思う。インタコンチの価値をあげることでIWGPと闘うという図式は新しいことではあるが、団体の看板が乱立する悪因にもなる恐れがある。そういう意味では賭けではあるんだけどねえ。この二枚看板はいずれ統一されちゃうのか?二本同時にこのまま進めちゃうのかはわからないけど、王者オカダにも新しい宿題がでてるのが今年の1.4だったなあという感じがした。

さて、10日の大谷ナイト。これは8割書けない話のオンパレードなんで端折って^^まずびっくりしたのはいきなり大谷が前日防衛したNWAタッグ(ニューレスリングアライアンス)のベルトをもっていて皆に景気よく触らせたり記念撮影させてくれたのだ。NWA(ナショナル・レスリング・アライアンス)ほど由緒は正しくない(実際ニューレスリングアライアンスタッグ現王者は第22代らしい)にしてもあの故・橋本真也が生前最後に巻いたベルトということもあって、さすがにこれはこれでおいそれと触ることができないオーラがあった。この辺は女性の方が度胸据わってるせいか?気軽に肩にかけて記念撮影していたが、がむしゃらレスラーズ含めて私もさすがにそんなことができようはずもなく、でも本物のベルトを前に緊張するはテンションあがるはで、ベルトそのものを写真に収めていた、その図が対照的だった。やっぱプロレスファンにとって本物のベルトは信仰対象になるよねえ。女性は選手そのものに興味がいくけど男はベルトとかプロレスそのものとかに興味の対象がいきやすい。この差は女性には説明しても理解してもらいにくい感覚だと思う(もちろんレスラーやタイトルには全員が敬意をもっているのが当然の前提としてあるのはいうまでもない)。

しかし興が乗ってきた大谷はなぜかこの虎の子のベルトを私に預けて自分の席に戻ってしまった!いや、預けられても・・・というかベルト傷つけたり汚したりできないから超緊張しまくりでしばらく見ないようにしていた^^想像だけど、大谷選手は多分がむしゃらにいるのが全員熱いプロレスファンだけという条件で、皆がベルトに敬意を払ってくれているのを承知で大事なベルトを渡してくれたと思う。まだ酔っ払う前だったし。そしてがむしゃらの常連は皆その信頼に応えてベルトを大事に扱ったことだけは真実としてお伝えしたい。やはりレスラーにそこまで信頼されてはプロレスファンの礼節として応えないわけにはいかなかったという思いは皆共通してもっていたはずだと思うから。(ちなみにベルトは最後はオッキーがだいぶんあとになって引き取りにきてくれたので事なきを得ました^^)

大谷は酔っても裏表が全くなく、結婚して多少マイルドになったとはいえ、熱い部分は健在。この夜も誰もが知っている大谷がそこにいた。もっとも独身時代はもっと飲み方も飲ませ方も相当ワイルドだったらしいんだけど^^そして酔っぱらっているとはいえ、しっかり社長のサポートをしていたオッキー沖田さんのナイスな仕事ぶりもいいなと思った。
もう13年も一緒にいると体がどう対応したら円滑にこの場が進むかを覚えてるんだろうなあ。酒に呑まれることもなくかといって楽しんでないわけではない、まさに番頭さんといった感じだった^^

ゼロワンはなかなか見る機会がないんだけど今度の電流爆破は久々にいってみようかなと思っている。やっぱ熱い男の闘いはみたいじゃないですか!ということでとても素敵な一夜をありがとうございました^^




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