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№331 新日本プロレスレスリングどんたく2012観戦記


 プロレス=元気!=生命力イラストレーター
モンスターAMのブログにようこそ。
数ある中から私のところに
おこしいただいて心より感謝します。
ありがとうございます^^

初めましての方はこちらをクリックしてください。


新日本プロレスレスリングどんたく2012観戦記
(12・5・3 於:福岡国際センター)

 ざっと数えて何年ぶりのレスリング
どんたくだろう?ぶっちゃけ今までだと最高
で棚橋対中邑でメインというのが一番のカード
でこれしか切り札のない新日にはあまり興味が
沸かなかった。おまけにこの時期体調もきつい
し・・・と思っていたんだがそれを翻意させた
のは誰あろうレインメーカー。

 一過性のブームで終わるか?それとも後藤
に王座を渡してまた持ち回り式の複数スター
制で無難にことを進めていく気なのか?
そこのところの新日の腹積もりが知りたかった
のだ。

 で、なんとか無事にこの混雑を乗り切って
国際センターへついたはいいがG1の時と
違って凄い人・・・マスターは所用でこられ
ないと聞いていたんでチケット引き換え所
で3000円のチケットを購入。

 ところがいないはずのマスターが
現れてチケットがダブってしまったんで
あわてて窓口に戻って一枚キャンセル。
あぶなかった・・・・・

 中に入るとあの混雑の中で一月にがむしゃら
で試合した堀田さんと偶然遭遇。こっちも
びっくりだが堀田さんもびっくりしてた。
どういう確率なんだよ^^

 チケットの売り上げに反して出足は
鈍かったが、中盤には9割埋まっていた。
カード的には一枚オチなんだが今の新日の
勢いを感じさせるものがあった。

どん底を楽しめ!逆境に酔え!プロレス!=元気!=生命力イラストレーター.モンスタ-AMのブログ
 
 大会開始前、尾崎仁彦リングアナウンサー
が、デイビー・リチャーズの欠場(空港へ
向かう際に交通事故に遭って負傷)、
対戦カードの変更を発表した、これに伴い
IWGP Jrタッグ戦は消滅。王座組はタイトル
剥奪となった。
 
 その後、元・九州朝日放送のアナウン
サーで、テレビ朝日「ワールドプロレスリング」
の実況も担当していた福岡市の高島宗一郎
市長が、「博多どんたく港まつり」で使用
される衣装で登場。
 
 「皆さん、博多どんたく港まつりへ
ようこそ! 福岡市の高島宗一郎です。
この2日間で230万人。国内・海外から、
このゴールデンウィークでは日本で一番人
が集まるお祭りが、この博多どんたくです。
その祭りのド真ん中に、いま、セルリアン
ブルーのマットがあります。さあ!
レスラーたちよ、その鍛え抜かれた肉体で
最強のファイティングスピリットを
見せてくれ!! 『レスリングどんたく
2012』、開幕!」ともとアナらしい最高の
前ふりでオープニングスタート。

 この人もアナ時代は自費で関東方面まで
観戦にいってたほどのプロレス好きで
H下大阪市長ほどではないが結構人気もある
のだ^^

第1試合20分1本勝負
●タマ・トンガ・キャプテン・ニュージャパン
ストロングマン 対
○石井 智宏・邪道・YOSHI-HASHI
(7分12秒垂直落下式ブレーンバスター
→片エビ固め)

 この第一試合と第2試合の選手コールを
声優の橘田いずみさんが担当したんだが
発声はともかく迫力不足でなんでこんな
人選したんだろう?市長に残ってコール
してもらった方がよっぽどよかった。
 
 試合は、キャプテンと邪道の先発でスタート。
いきなりキャプテンがフライングボディ
アタックで先制し、トンガと一緒になって
邪道をいたぶる。これで邪道は、
タッチを求めたままの姿勢でダウンして
しまうお得意芸を披露。
 すると、早くもキャプテンがキャプテンチャージ
を開始するが、後ろからYOSHI-HASHIが妨害。
そのまま串刺しラリアットなどを浴び、
動きが止まってしまう。

 もうキャプテンってあれだな。「レスリング
ができる勇者アモン」状態だとしか言いようが
ない^^お客も半ばからかい半分でキャプテン
コールしてるし^^どんだけ試合がしょぼくても
前向きな所は似てると思う。

 替わった石井がマスクに手をかけ、
キャプテンはますますピンチに陥る。
が、窮地を脱してストロングマンにスイッチ
してお役御免になってしまった^^

 しかも石井はパワースラムでさらに
かわったトンガを雪崩式ブレーンバスター
で追撃。するとトンガは、ウラカン・ラナ
で流れを引き戻し、前後の連続リープフロッグ
からドロップキックを見舞っていくが軽量故
の悲しさか、耐えた石井がカウンターの
ラリアットで逆襲~垂直落下式ブレーンバスター
でトンガから3カウント。

 まあ第一試合らしいしょぼい試合だった
というか・・・これならヤングライオン同士
の試合の方がまだよかったかな?

 いつか勇者アモン対キャプテンの対決
を見てみたいものだ。あのキャプテンが激怒
する事必至だろうけど^^

第2試合20分1本勝負
●KUSHIDA・田口 隆祐 対
○タイチ・TAKAみちのく
(08分16秒・タイチ式外道クラッチ)
 
 なぜか鈴木軍はタイチのテーマの前奏
に風になれのインストを使ってた。
この曲は嫌いではないがやっぱYAMATO PART4
がいいなあ^^
 
 鈴木軍は正規軍を完全に見下していたが
田口が口火を切って続くKUSHIDAがTAKAを
ドロップキックで場外へ追いやリ先制。

 しかし、場外からタイチが脚を引っ張って
妨害。そのままTAKA組がKUSHIDAを捕まえ、
トレイン攻撃、急所攻撃などでいたぶり続ける。

 その後もTAKAのランニングニーアタックを
食らうなどローンバトルになったKUSHIDA
だったが、延髄斬りでTAKAに逆襲し、
ようやく脱出に成功。

 替わった田口は、ミサイルキックでTAKA
を吹き飛ばし、スリーアミーゴを敢行。
流れを引き戻す。しかし鈴木軍がKUSHIDA
に狙いを絞っていた。

 田口が場外のTAKAにプランチャを繰り出すも、
かわされて自爆してしまうあたりから雲行きが
怪しくなってきた。
 それでもKUSHIDAは、バズソーキック、バック
ブリーカーでタイチに追撃し、コーナー最上段
にのぼる。ところが、TAKAがタイチをどかして
自らが寝そべり、KUSHIDAのムーンサルト
プレスを浴びるという献身的犠牲のおかげで
タイチが蘇生。

 そうとは気づかないKUSHIDAはそのままフォール
に行くが、カウントは入らず。その隙をついて
タイチが外道クラッチでKUSHIDAを丸め込んだ。

 この試合はタイチの頭の良さとTAKAの受け
の強さばかりが目立った試合だった。
ここぞというところで強みを発揮する鈴木軍
の二人はただの腰ぎんちゃくではないのだ。
KUSHIDAの若さがいいように利用された感じ
だった。

第3試合20分1本勝負
○タイガーマスク・獣神サンダー・ライガー
対 ●外道・ロッキー・ロメロ
(07分50秒・飛びつき回転十字架固め)

 デイビー・リチャーズの欠場で王者組の
王座返上が決まり、通常のタッグマッチに
変更となったんだが、せっかくここまで
Jrタッグ挑戦を掲げ、シリーズを戦ってきた
ライガー組にしてみれば、とんだとばっちり
だろう。

 それはロメロの同じで「フォーエバー!!」
などと叫びながら激しく抵抗したが、最後には
ベルトを手放した。
 
 怒り心頭のロメロはタイガーのマスクに
手をかける。今回執拗にタイガーはマスクを
狙われてたが、もともとこういう作戦だった
んだろうか?一方タイガーもがカウンターの
ローリングソバットからトペスイシーダで
追い討ちして反撃。

 しかしタッチしたライガーも孤立して
しまい、外道の顔面踏みつけ攻撃や
チョーク攻撃、ロメロのコブラツイスト、
連続串刺しラリアットなどでさんざん
痛めつけられる。

 が、窮地を脱したライガーは両腕ラリアットで
外道とロメロをなぎ倒す。そして、エプロンから
のトペコンヒーロでロメロを分断。

 それでも外道は、マンハッタンドロップ、
パンチで逆襲。そして、ロープへ走るものの、
かわったタイガーが飛びつき回転十字架固めで
電光石火の3カウン。
 
 試合後、ロメロがタイガーのマスクを完全
に剥ぎ取ってしまう。激怒したライガーは、
「オイ!ロッキー・ロメロ、よく聞けよ!
今日のこの日! この国際センター
で俺とタイガーマスクが、オマエたちの
タッグのベルトに挑戦する! それを応援に
来てるファンが、どれだけいることか!
福岡よ、俺は誓う!! 俺とタイガーマスク
が組んで、必ずIWGPのJr.タッグチャンピオン
になって、この国際センターで必ずタイトル
マッチをやるんで! 応援よろしく!!」
とマイクでアピールしてやっと溜飲をさげた。
 まあしかし計算通りにいかないのがプロレス
とはいうもののやっぱ暫定王者決定戦にする
とか方法はあったと思うんで、ちょっとこの
カード変更はいただけなかった。試合内容
もぱっとしなかったし・・・・

第4試合60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
●プリンス・デヴィット
対○ロウ・キー
(21分01秒キークラッシャー99)
※ロウ・キーが第63代Jr.王者となる。

 あおりVで昨年5月14日ニューヨーク大会の
リターンマッチとなったデヴィットとロウ・キー
のIWGP Jr.ヘビ級選手権試合にいたったいきさつ
が語られたがこれは親切かもしれない。
流れとして至極まっとうな理由でロウ・キー
は挑戦者になったわけで、実力もある。
ましてやシリーズ通してデヴィットの脇腹
を徹底的に破壊し続けたロウ・キーの頭脳派
ぶりはすべてこの日のためのもの。
その執念たるやすさまじい。果たして今の
体調で王座防衛なるのか?
 
 ロウ・キーは、デヴィットの肩へ
飛び乗り、脳天にエルボースタンプを投下。
そして、デヴィットのボディをトップロープ
へ激突させると、場外マット上でボディスラム。
さらにリングに戻り、ロウ・キーが踏みつけ攻撃、
エルボードロップ、コブラツイスト、卍固めと
徹底的に脇腹狙いの猛攻。
 なんとか一矢報いたいデヴィットは助走式
ドロップキックでロウ・キーを場外へ
追いやって、ノータッチトペコンヒーロで追撃し
ロウ・キーをコーナー最上段へ上げようと
するが、ロウ・キーがこれを回避して、エプロン
から変型ドラゴンスリーパーで逆襲。

 これでエプロン上の攻防となり、ロウ・キー
がデヴィットを突き飛ばして鉄柱にぶつけ、
キック2連発で場外へ落とす。

 なおもロウ・キーは、ミドルキックを
浴びせてデヴィットを本部席に寝かせると、
コーナー最上段からダイビングフットスタンプ
を敢行。だが、間一髪でデヴィットがかわして自爆。
収納する鋼鉄製の箱でロウ・キーのボディを殴打。
 
 ロウ・キーの後頭部めがけ、ダイビングフット
スタンプをお見舞いしたデヴィットはここが攻め時。
リバースブラディサンデーで追撃してドリーム
キャストにつなぐものの、ロウ・キーが回避して
浴びせ蹴りで逆転。さらに、キークラッシャー
99、変型ドラゴンスリーパーから打撃ラッシュを
繰り出すが、デヴィットがまたしてもドリーム
キャストで反撃。そして、ブラディサンデーの
体勢に入っていくが、ロウ・キーはこれを読んで
前方回転して脱出。さらに、ショートレンジドロップ
キックでデヴィットを吹き飛ばし、コーナーへ
激突させた。

 ここでロウ・キーはコーナー最上段に
のぼり、フェニックススプラッシュを敢行
するが、デヴィットが両膝を立ててブロック。
そして、ダイビングフットスタンプから
フォールに行くものの、カウントは2。

 展開としてはここが山場だったと思う。
デヴィットは再三のブラディサンデーをかわされ
焦りがあったのかもしれない。逆さづりになった
デヴィットにロウ・キーがボディへダイビング
フットスタンプを投下、もう1度キークラッシャー
99で3カウントを奪取した。

 試合後ベルトを抱きしめ涙する新王者。
そのなみなみならぬ決意が非情な攻撃を生んだ
のだからやっぱただもんではないよ。

どん底を楽しめ!逆境に酔え!プロレス!=元気!=生命力イラストレーター.モンスタ-AMのブログ

第5試合60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
●小島 聡・天山 広吉 対
○矢野通・飯塚高史
(16分47秒 鬼殺し→片エビ固め)
※矢野&飯塚組が第59代タッグ王者となる。

 矢野と飯塚に奪われたベルトを奪回する
べく、天山と小島がテンコジ警察として登場。
煽りVではやたらやられてるのにテンコジ警察
という響きがいかにもな感じでさっきまでの
身を削るような試合の余韻が一気にアット
ホームなムードに^^

 そんなテンコジ警察の2人はまず矢野に
襲い掛かり、さらに飯塚も2人がかりで蹴散らすが、
小島のロープワークを矢野が場外からイス攻撃
で妨害。たちまち場外戦となり、飯塚が天山、
矢野が小島に大ダメージを負わせる。

 これで矢野組が小島を捕まえ、ラフ殺法で
徹底的に痛めつける。小島のローンバトル
に天山も介入の機会を見失ってしまう。
このあたり名タッグでも分断してしまう
矢野・飯塚の頭の良さが光った。
 
 矢野が小島を突き飛ばしてマーティー
浅見レフェリーと激突寸前にし、背後から
急所攻撃を食らわせ、裏霞で丸め込む。

 その上飯塚が、天山が持参した手錠を
持ち出し、天山の腕を場外の鉄柵に固定。
一方、リング上では小島が矢野の後頭部へ
ラリアットを叩き込み、右肘のサポーター
を投げ捨ててラリアットをお見舞い。
そこからフォールへ行くものの、飯塚が
浅見レフェリーを場外に引き込んでカウントを妨害。

 レフェリー不在の中、飯塚がアイアン・
フィンガー・フロム・ヘルを装備し、
小島に地獄突き。さらに、矢野がCHAOS
チェアーで小島の頭を打ち抜き、最後は
鬼殺しで3カウント。これではテンコジ
警察も形無しである。頭のよさとここまで
因縁をひっぱってきた矢野たちの計算が
最後でずばりあたった格好でこれではテン
コジも浮かばれまい。しかしこの悪党王者
意外とできる!
 
第6試合30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
永田 裕志・●真壁 刀義 対
高山義廣・○鈴木みのる
(13分43秒ゴッチ式パイルドライバー→体固め)

 因縁の永田・みのる決着はここで着くのか?
と思ったら意外にも鈴木軍の標的は真壁だった。
セコンド含めた集中砲火にさらされた真壁は
試合中盤パワースラムで高山に逆襲して永田
にタッチ。

 永田と高山の絡みではキック合戦もみられたが
高山腰の入ったキックうてないくらい体調
悪そう。さすがにU系がキックの打ち合いで
負けちゃダメでしょ・・・・

 しかし、鈴木が追走式キチンシンクで
巻き返し、高山と一緒になって真壁にキック
連射を浴びせる。そして、高山のバック
ドロップから、鈴木がスリーパーホールド。
真壁の力が抜けると、鈴木はフォールに入るが、
カウントは2。

 苦しくなった真壁は、鈴木と高山を1人で
蹴散らし、ラリアットで鈴木を倒す。
そして、ジャーマンスープレックスを狙う高山を、
永田が延髄斬りでカットする。

 永田と高山のもみ合いにマーティー浅見レフェリー
が巻き込まれる。この日はやたらレフェリー受難
だったなあ。しかし不透明決着を恐れない新日
もなにかがかわりつつあるのかもしれない。

 場外からタイチがイス攻撃で真壁を妨害し、
鈴木のスリーパーホールドから高山が
ジャーマンスープレックスホイップ。そして
最後は、鈴木がゴッチ式パイルドライバー。

 高山が動けない分タイチとTAKAがいい仕事
をしてた。まあしかしビッグマッチの露払い
的カードだったなあ・・・
 
第7試合30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
●“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
対 ○中邑真輔
(12分15秒 ボマイェ→体固め)

 レインメーカー登場によって一気に立ち位置
が怪しくなった中邑。必要以上にオカダとも
からまないし、孤高の道をいってるといえば
聞こえはいいが、要は使い勝手の悪い選手に
なりはじめてる。同じ同門である以上オカダ
には挑戦できないし、ベビーターンも考え
にくい・・・・

 一方のアンダーソンはなぜか中邑戦に
思い入れがあるらしく、このスペシャルマッチは
アンダーソンのための試合だったようだ。
 
 アンダーソンは、中邑の蹴り脚を
キャッチしてトップロープへ固定し、背後から
ジャンピングフロントハイキック。そして、
低空ドロップキックで中邑を場外へ蹴落とし
ボディスラム、「ゴメンナサーイ!」と
叫んでのセントーン、ジャンピングフロント
ハイキックと怒涛の攻めで中邑攻略に挑む。

 ボマイェもアンダーソンがかわして
コーナーに激突させ、ジャンピング
フロントハイキック・ランニングパワーボム
で追撃すると、コーナー最上段から
ダイビングリバースガンスタンを敢行し
アンダーソンは踏ん張った。

 しかし、中邑がかわしてアンダーソンを
自爆させ、飛び膝蹴り、リバースパワー
スラムで逆転。立ち上がれないアンダーソン
に襲い掛かってグラウンドで膝蹴りを連射。

 一度は反撃したアンダーソンだったが
バッククラッカーで逆転した中邑は
後頭部へボマイェを叩き込むと、正面からも
ボマイェを食らわせ、粘るアンダーソン
をしとめてみせた。

第8試合30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
内藤 哲也・○棚橋 弘至
対 ●高橋裕二郎・田中将斗
(13分59秒 ハイフライフロー→片エビ固め)

 だいたいは棚橋と内藤の正義の二枚看板が
悪のコンプリをやっつける構図になってないと
成立しないと思うカードだが、その内藤が、
高橋の噛みつき攻撃で失速し、場外戦に
引き込まれてしまう。鉄柵攻撃&鉄柱攻撃を
食らった内藤。田中は竹刀攻撃で
棚橋をも痛めつける。

 ここから田中組が内藤を孤立させ、代わる代わる
の攻撃で追い詰めていく。

 棚橋がプランチャで田中を分断する中、
内藤は雪崩式フランケンシュタイナー
で高橋に追撃。そして、スターダストプレス
を敢行するものの、高橋にかわされて自爆。

 この日の内藤は悪い時の内藤がでてた
みたいで棚橋と比較されて俺がやらねば!意識
が完全に裏目にでていた。
 
 そこへいくと棚橋は相手の技を受けて受けて
スリングブレイドで逆襲。しかしピン同士で
タッグ組んでる棚橋組は連携が悪すぎた。

 苦しくなった棚橋は、高橋のラリアットを
キャッチし、ダルマ式ジャーマンスー
プレックスホールド。さらに、TWELVE SIXに
繋ぐと、最後はハイフライフローで勝負
を決めた。
 
 試合後、内藤が悔しさをあらわにし、
棚橋を至近距離で睨みつけて、荒れ気味で
敗者側の花道を引き上げていったがその
気持ちを試合で出せなかったもんかね?
これで内藤のIWGP再戦は遠のいたとみた。

第9試合60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
(第57代王者)
○オカダ・カズチカ 対
●後藤洋央紀
(24分55秒 レインメーカー→片エビ固め)
※オカダが2度目の防衛に成功

 正直顔見世程度の地方大会ではレイン
メーカーの実力ははかりかねたものの
シングルならばそうはいくまい・・・

 と踏んで見に行ったこの試合。
大当たりだった!!!!

 なんせ余裕で相手の技を受けているのが
わかるのだ。しかも相手に先に得意技を出させ
それをことごとく跳ね返していく。攻めれば
必殺レインメーカーに繋ぐ徹底した首攻撃。

 理詰めで完璧な試合運びはとても24歳とは
思えない。最初古のNWAタイプの王者になるかと
思っていたがそのもくろみのはずれだったようだ。
確かにヒール王者として、対戦者に声援が
飛ぶようしむけ、自分はとにかく汚い手を使って
でも絶対防衛するということをしない。
相手の格をさげないで自分の格をあげていく
全く規格外の王者だったのだ!

 確かに声援は挑戦者に飛ぶのだがそれは
オカダが強すぎるからで、しかもそれが
じわじわ浸透してお客に伝わっていくのだ。
これは鳥肌もんだった。

 しかも相手の後藤は先輩で格上でもある。
その後藤を手のひらに載せてしまっているのだ。

 全てを受け止めたオカダが、フロントキック
からツームストンパイルドライバー、リバース
ネックブリーカー、ヘビーレイン(変型
エメラルドフロウジョン)からレインメーカー
に行くが、後藤が回避して牛殺し。
しかしオカダがエルボースマッシュから
フロントハイキックにいくが後藤もかわし、
ローリングラリアット。そして、
地獄車からフォールするも、カウントは2。

 後藤の攻勢は続き、旋回式裏昇天から
フォールに行くが、これもカウントは2。
すると後藤は、串刺しラリアット、雪崩式
牛殺しからなおもフォールに行くが、
これもオカダが跳ね返す。

 しかし後藤が一瞬早く顔面にヘッドバット
を食らわせレインメーカーを阻止。この
チャンスに後藤は昇天の体勢に入るが、オカダ
が膝で後藤の頭を蹴って脱出。そして、
素早く懐に潜り込み、一撃必殺のレインメーカー
でカウント3!

 何度も後藤の厳しい攻めをかえして
しまうオカダ。

 そう、観客はいつしか応援してる後藤より
凄いオカダの実力にのまれていったのだ。
それは対戦してた後藤もそうだっただろう。

 これがバケモンでなくてなんだろうか?
いやはや今のオカダでは正直倒せる相手が
みつからないよ・・・・
 
 棚橋が次期挑戦者に名乗りをあげ外道
ではなくオカダに肉声で意思表示を
要求。しかし、王者・オカダは「IWGPは
遠いぞ!」と“逆”警告で一歩もひかない。
ついに口でも先輩を凌駕しはじめたレイン
メーカー!

 正直これほど鳥肌が立つ試合はそうそう
お目にはかかれない。それがみられただけでも
よかったと思う・・・・

 だいたい悪党王者が防衛となれば棚橋が
なんらかの形で出てきて締めるのが常だった
のが昨年までの新日。

 しかしこの日棚橋の再登場は次回予告でしか
なかった。しかも鉄板カードのオカダ対棚橋
を最低年内にもう一回やるという新日
の意思表示でもある。

 これで二回続けて棚橋が負けたらレイン
メーカーはブームではなくなる。かたや棚橋
が勝てばレインメーカーが今まで築いてきた
ものが吹っ飛び、時計の針が逆進してしまう。
だがここまでオカダ対棚橋にプレミア度が
つくとはだれが想像しただろうか?

 いまの新日は困った時に連発してた棚橋対
中邑に頼らなくていい団体になっていた。
それは老舗でメジャーでありながら変貌を
怖れないという証で、ここに新日の真の恐ろしさ
を見た気がした。いやお見事だよ!レイン
メーカー!!

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