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佐賀プロレス旗揚げ戦観戦記(13.10.5 土 於:鳥栖市体育館)

佐賀プロレス旗揚げ戦観戦記(13.10.5 土 於:鳥栖市体育館)

写真はこちらから

*今回はかなり不快な表現が多く含まれると思います。関係者各位の反論は一切受け付けません。あしからずご了承ください*

 今回は旗揚げ戦。やはりどんな団体であろうと旗揚げ戦というのは一度しかない。風邪も治りきってはいなかったけど、でも行かせていただいた。試合自体は夏にみて響くものがあったし、カードしだいでは面白くなることが予想できたからだ。

 だが・・・・
試合内容に触れる前に大会全体に対していいたいことがやまほどある。特に運営というかスタッフ。あんたらの仕事はぼーっと立ってることだけか?空手の演武のあと、リングをふいていたのは、空手の指導してた大人たちだったし、紙テは片づけられずそのまんま。たまらず?第一試合を終えたネグロとジライヤさんがセコンド業務してたけど、佐賀プロTシャツ着てたスタッフはそれでも動かない。メインでやっとコスチュームと花束片づけに二人でてきたけど、セコンドを他団体のゲスト選手やカメラマンにやらせて自分たちはぼーっと見てるなんて少なくともありえんだろ?自分たちの興業だよ?ましてや磁雷矢さんは九州のプロレスシーンの基礎を作ったレジェンドでもある。その人をセコンドで使うことがどれだけ失礼かわかってるのか?

 あと、リングアナと音響。試合前、客入りの時にはレアなプロレステーマを散々かけていて、「これはボルテージあがるな」とおもっていたら肝心の試合の時に音響がミス連発。ジライヤさんの曲のイントロが流れないわ、ジライヤさんが試合に勝ってもテーマ曲は流れないわ、ありえん演出上の不手際。大会前のあおりBGMがワールドプロレスリングテーマ「朝日に栄光あれ」+「NTVスポーツテーマ」だったのが演出上では最高潮の盛り上がりで、後はグダグダ・・・・ちなみに音響は女性一名とリングアナが一名本部席にいただけであとのスタッフとおぼしき男性はただ立って試合をみてるだけだった・・・・

 しかも「本日の司会進行」と大げさに自己紹介したかのリングアナ氏はとにかく司会者にあるまじきかみまくりという体たらく。で、時々どっかいってたし!え?リングアナってそんなに自分の席から自由に移動していいの?ありえんくらいフリーダムだろ?それって・・・・

 まあ、まだいいたいことはあるが、ここで時系列順に話を戻して進めていこうと思う。

今回はいつもお世話になってる下渡さんの自家用車に同乗させていただいてきたんだが、肝心の体育館の位置がなかなかわからなくてうろうろするはめに。実は私佐賀はうまれてはじめて訪れたもので土地勘が全くなく、ご迷惑をおかけしました・・・・確かにはじめていくにはあまりにもわかりにくい場所ではあったんだけど、こういうときにHPとか作っておいてくれたらまだ遠方から観戦にくる人の助けになったのに、忠告してから3か月もたってまだHPはおろか、ネット発信自体ほったらかし。いや、選手がネット弱いというのはしってたけど、まさかスタッフ全員がそういうサポートすらしてないというのは・・・・で、宣伝はだれがしてたかというと九産大の後輩アズールやこの日リングレンタルしてたFTOのエイジ議員・・・とこの2人は自分の団体より多く佐賀プロレスの画像をたびたびネットにもUPしていて、あちこち宣伝にも出向いていた。チケットも取り扱っていたし・・・・って他団体の選手にこれ全部宣伝丸投げですか?それもおかしいでしょ?何その人任せっぷりは・・・

本当ここのスタッフはびっくりするくらい仕事しない。あの揃いのユニフォームは飾りなのか?といいたいくらい・・・

 ただそれでも時間はかなり早くついたので待ち時間も込みで会場入口で聞くと、なんと17時開始なのに「中へどうぞ」といわれてしまった。って、まだ2時間あるじゃん。開始時間が遅れるのはよくある話だが、まさか開場一時間前に中に入れるとは・・・いろんな団体の旗揚げみてきたけど時間前にこんなに早く会場入りしたのははじめての体験だった^^

 入ってみると全席自由の会場は体育館の半スペースだけ使用。コーナー四隅に専用のライトを設置して天井の明かりは消していたが、実際この照明がかなり邪魔だった。写真は撮りづらいし、なぜかすぐ消える。ひどいときは三基照明が落ちたのでリングが薄ら暗い!
まさか月光闇討ちマッチをやるわけでもあるまいに・・・・

 で、やはりかなり早い時間から開場していたらしくリングサイドはほぼ満席。でも後で思ったけど二階席の方が見やすかったなあ…これはこっちの失敗だった。

そうそう今回は子ども、女性は100円で一般(前売りなし)2000円という料金設定だったが、いまだ男尊女卑の傾向が残る九州という土地柄を差し引いてもこの料金設定はナンセンスといわざるをえない。まだまだ女性の社会的地位は高くないとはいえ、男性より稼ぐ女性も今や珍しくないこのご時世。また、昨今の不況で働きたくても働けない男性は「稼げない自分はダメな人間なんだ」と自己否定感を強く持ちやすい時代でもある。むしろ割引設定するならば馬場全日がやっていたような遠路はるばるキャンペーン(まあ割引ではなかったけど^^)とか、あるいは障碍者支援をしたいなら手帳をみせてもらって半額にするとか手法はいろいろあったと思う。子ども100円というのはいいんだけど、やはり健康で働けている女性にまで100円を適用することは遠まわしに女性をも差別してるともとれないことにもなるので気をつけてもらいたいところである。

それとFTOのリング借りるのはいいんだけど、せめてエプロンサイドくらいは張り替えて使わない?ロゴやスポンサー名など、まんまFTOのものをそのまま使っていたので、はっきりいってFTO鳥栖大会です、といって写真みせたら行ってない人は信じちゃうだろうし。そのうえ、レフェリーまでFTOの人をレンタル・・・・ただですら所属二名の弱小団体なのにこれではねえ。どこの興業か本当にわからない・・・・

 あと正面の設定をころころ変えるのもよくないと思った。空手の演武の正面が本部席になるのはしょうがないんだけど、ステージ側を正面にしたかと思ったら、反対サイドむいて記念撮影したりしてるようではお客も混乱する。選手サイドに周知徹底がなされてないのか、どこを正面にして試合をお客さんにみせようかという配慮も全くなかった。だから試合ごとにばらばらな印象があって、トータルパッケージの興業としては極めて不揃いな形になってしまった。

 そのくせお客よりもレジェンド選手には最大限の敬意をはらっているんだから、これも筋違いだろう。そりゃ、名のあるレジェンドと自分たちが絡めてうれしいのはわかるけど、そこまでだとただの自己満足でしょう。プロ団体ならまずお客さんありきでものを考えてほしい。これはまた試合のところでふれるけど、でもその割には協賛団体のアナウンスの中にドラディションの名前がなかったり、結構失礼なこともしていた・・・

 で、選手入場式があって、空手道拳栄会の見事な演武があって第一試合に突入した。

第一試合:●ヴァンヴェール・ネグロ 対 ○磁雷矢

 で、第一試合はレアルルチャ提供試合。 
もうこれは師匠と弟子だし、見るからにわかりやすい善玉対悪玉の対決。ただし試合を作ってるのはネグロではなくジライヤなんで、ここが普通の試合とは違うところ。だいたい悪役が試合展開を作るのが定石なんで、実際はネグロがそのくらいのスキルを身につけてていてほしいんだけど、いかんせんわかりやすい善玉対悪役なのに、師匠対弟子・・・しかもかなり実力差のあるもの同士の・・・という図式がこの2人には割り込んでくるので、ネグロが今できるルード殺法では、余裕でジライヤがかえしてしまう。もうあたって砕けろ的な思い切りのよさがあると、師匠対弟子の図式はそれほど浮かんでこないと思うんだけど、やっぱどっかに師匠への尊敬の念が悪い形で試合に表現されてしまっている。結果的には思い切りいけてない分師匠には逆に失礼になってるんだけど、勉強中のルードとしてはネグロはまだまだなすべきことが多いと思う。今回も全体的に思い切りの悪さが目立つ結果になった。

 当然この試合も師匠の余裕すら奪うことができずに完敗。
ただ、見捨てられないのは毎回どの会場でも熱心にほかの選手の試合をみて研究はおこたらないところで、これがなかったら見放していたと思う。実力的にはやや歯がゆい面もあるが、レアルにはまだ期待できる余地が十分あるので、今後とも研鑽は惜しまないでほしい。

第二試合:●皇牙&谷口勇武 対 上田馬之助&○スカルリーパーA-ji

 まあ今回の佐賀プロレスで評価していい点は北九Zのリングをレンタルしなかったことと、Zのレフェリーを呼ばなかったことは挙げていいと思う。もとが格闘技用の硬いリングを使い、格闘技畑出身でプロレスをよく知らない審判が裁く試合は、選手の安全面もさることながら、みてるこっちがひやひやするし、そもそも選手にかぶってお客からの視線を遮ってばかりいるダメレフェリーではプロレス自体が成立しない。

 ましてや今回の相手が北九勢よりひとまわり大きくて悪くて強いダークサイドFTOとくれば、ただ何も考えずにぶつかっていくだけで試合になるんだから楽な仕事(まあその分ダークサイドFTOの負担は増えるんだけど)には違いない。谷口クラスのキャリアがあれば俺様プロレスをしてても、そこそこボロもでない。だが問題なのはやっぱり皇牙だった。

 まあもと相撲取りなのに打たれ弱い、受け身はできない、技はしょぼい。四股も型が崩れてるし、あんた本当にもと十両?と疑いたくなるシーンの連続。こいつこそレアルの教室に自腹で金払わせて一から基礎を学ばさせていいと思う。ジライヤ校長はいやがるかもしれないが、これが九州のプロレスシーンの一部だと思うと、本当に胸糞悪い。極め付けは腕きめにいきながら支点になる手首を自ら離して四股を踏んだシーン・・・・これって関節決めたいの?四股決めたいの?当然、手首を離してるから腕が決まってるわけもなく、あっさり脱出を許してしまう。そんなことしてるから最後も逆転を許すわけだが、そもそも関節仕掛ける時点でてこの原理を理解してないプロレスラーってありえないんですが・・・・

 で、馬之助&エイジがとった戦法はひたすら己のストレス発散。正直相手はだれでもよかったんだろう。散々好き放題できたらあとはどうだっていいと感じで暴れまわっていたのでむしろ爽快感があった。しかも空手の子どもたちが盛んに「反則はだめだ!」とか「汚いことするな」と真剣にヤジを飛ばす(なんて理想的なお客さんなんだ^^)もんだから、普段声援が多くてヒールの印象がともすれば薄くなりがちな2人を久々大悪党化してくれた。そのうえ、皇牙にギブアップ勝ちしちゃうし^^これは思わぬ副産物だった。
よって今試合のMVPは空手道拳栄会のみなさんに決定!^^プロレスは選手とレフェリーとリングだけではなりたたないというのが、これでおわかりいただけると思う。お客あってのプロスポーツの中でもプロレスは観客参加型の極め付け(そういう意味でのKING OF SPORTS)であり、お客がいないと成立しえないジャンルなのだ。

第3試合:●アズールドラゴン 対 ○KING

 全4試合のせいか休憩なしで第三試合。まあ無難な線のセミファイナルである。ここでは書けない政治的ないろいろな面でこうなったというか、まあこれしか選択の余地がなかったというか。単純に体格の問題でいうと九州地区でアズールとまともに渡り合えるベビーフェイスはかなり数が限られてくる。となると消去法でキャリア、技量、そして体格といった基準を全部満たしてるのがKING以外にいないということ^^

 と、もうひとつ。KINGは所属団体のプロレスリング華☆激で、「NEXT BATTLE FIELD」鳥栖大会をプロデュースし、2012年5月の大会で10回目の開催を数える実績をもつ。鳥栖出身者としての成功モデルを築いた先駆者でもある。普段は師匠ゆずりの天然ボケで愛される突っ込まれ役の選手だが、佐賀プロ的にはそこからいくらでも学ぶべきことがあったはず。ただ地元につてがあって有力な切符売るコネとしかみてなかったんだとしたら、わざわざKINGブッキングした意味はないとしかいいようがない。

 で、試合はやっぱこの二人なんで実に無難に進行。本当に一つ一つにはずれがないので安心してみていられる。もう余計な心配はいらないということ。多少地元有利な判定だったような気はしないでもないが、でもフィニッシュになったラリアットは体重ものっていたし、説得力十分だった。

第4試合:ラウザ(鳥取だらずプロレス)&富豪2夢路(FTO)&●サガン虎(佐賀プロ) 対 TAKAHIRO(佐賀プロ)&ザ・グレート・カブキ&○藤波辰爾

 まあ鳥栖の地にこれほどのレジェンドが降臨するとはさすがに驚き・・・といいたいところだが最近は全く仕事を選んでないドラゴンと、お呼びがかかればレジェンド枠でたまに試合するカブキではそれほどでかいインパクトはないか。どこへ上がっても不思議ではないし、顔見世としては十分すぎる。

 しかし佐賀プロが一夜限りの夢を果たすために存在したのであれば、このメンツを旗揚げに呼んでもいい。でも次回以降、たとえばこの2人を除く、限りなく純メンバーに近い選手で大会を開いた場合、一枚落ちどころか、二枚も三枚も落ちた大会になることは否めない。今回ご祝儀がわりに足を運んだお客もこの日の団体の対応をみていたら次回チケット買うかどうかは大いに疑問。

 ましてやエースの2人の実年齢がともにアラフィフであるこを考えると、いくらあきらめずにみていた夢がかなったんだとしてもその先に見える未来まで見えるかと言ったらそうは思えない。

 下渡さんが「昔の貯金ででてますね」とレジェンド勢を指して感想を述べられていたが、実は昔の貯金を切り崩していたのは佐賀プロの二人も同様。その高いスキルは九産大プロレス研で培われたもの。その貯金があることと、年齢の割に高度な技を使えるだけの鍛錬は積んでいたので、かろうじて試合が成り立ったといっていい。でもそこから上積みされたものが本大会であったかといえばかなり疑問の残るところ。ぶっちゃけ彼らの夢が自身のファン時代にあこがれた選手と同じマットの上で戦えること「だけ」だったとしたら、団体としてのビジョンもなにもなく、ただ、過去の思い出を浄化させただけで完結してしまっていることになる。そうすると団体として次回大会すら開く気がないのではないか?とさえ思ってしまう。

 旗揚げはその団体にとってスタートであり決してゴールではないはず。でも佐賀プロをみてると、メインでストーリーが完結してしまっていた。これでこの団体のどこに未来をみたらいいんだろう?自己満足レベルだったらプロ団体を名乗らなくても色んな方法はあったと思う。しかし、プロである以上、お客さんに対して次回以降もまた足を運ばせたいと思わせるものがなかったら、やっぱ失格なのだ。

 だが試合自体は決して悪くなかった。サガン虎とTAKAHIROの絡みを多くとっていたのはまわりにいり諸先輩がたの配慮でもあったろうし、この2人の戦いこそが佐賀プロなんだという思いもあっただろう。藤波さんの技を受けて負けるという点でもこの2人にとってはとてもいい思い出つくりになったと思う。しかしこれをみてサガン虎がいう「夢はあきらめなければかなうんですよ」というマイクには正直「???」だった。夢がかなった先にあるものが見たいお客と、夢がかなって自己満足してる選手との温度差にとても違和感があったからだ。

 この時代、佐賀に集った選手の平均年齢を考えたら本当明るい未来が見えないどころの騒ぎではない。金曜夜八時世代の同窓会レベルで終わってしまった佐賀プロの旗揚げ戦は本当に残念な結果になってしまった。

 帰りにお客を見送っていたのも他団体の選手ばかり。おそらく佐賀の二人は感極まってレジェンドに挨拶にいっていて、それどころではなかったのではないかなと推察できる。

 この日は風邪用のマスクして観戦してたのに、谷口に正体がばれていたのは誤算だった。しっかり名前覚えられていたし(爆)!でも北九Z出禁になっても痛くもかゆくもないんで^^今後もどっかで試合をみる機会があったとしても決して容赦はしない。個人的に人として憎いわけではないけど、佐賀プロ同様、やっぱ自己満足ではプロを名乗るべきではないと思うからだ。

 でも残念すぎる大会だったなあ。なんか照明や音響トラブルのあたりからうすうすこういうのは覚悟はしていたんだけど、もう二度とないかもしれない体験かもしれないので一夜の夢につきあえてありがとうとだけいっておこう。ごきげんよう、佐賀プロレス。あなたたちは永遠に夢を見続けていてください。それをかなえてもみてくれるお客が今以上に増えるとはとても思えないけど、あえていうならこの予想を覆してみて、遠い将来FTOみたいな佐賀プロフリークを生み出すことができたとしたなら、その時は潔く謝るから。でも今のところ頭下げる要素は0に等しいかな?

 そうこうしてるうちにだいぶ時間が過ぎたのでおいとましようということになったが、なんと会場内をみたらとっくに片付いていたと思っていたリングがなんとそのまんま置いてあった!え、スタッフ撤収もしてないの?では何のためにあんなにたくさんのスタッフらしき人がいたんだろうか?謎すぎる!まさに人任せプロレス+思い出づくりプロレス=佐賀プロとしかいいようのない大会だった・・・・ちなみに我々はここで帰ったので誰がリングをばらして会場をあとにしたかは知る由もありませんでしたとさ・・・・ははは・・・・
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[ 2013/10/06 15:13 ] 観戦記.鑑賞記.見たもの記 | TB(0) | CM(-)

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