スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

プロレスショップ博多 赤の魂 オープン二周年記念興行~destiny~観戦記(14・5・12 月 さざんぴあ博多)

プロレスショップ博多 赤の魂 オープン二周年記念興行~destiny~観戦記(14・5・12 月 さざんぴあ博多)

写真はこちらから


私はまだ行ったことがない「赤の魂」。噂ではあーんなことやこーんなことも聞いてはいるけど、直接大会と関係ないことを書いてもしょうがないのでここで触れない。ひととおり九州の各団体から選手は借りてはきてるけれど、エース級は誰もきていない。で、借りているリングが北九州のがむしゃら。福岡だと九州プロレスも華☆激も、団体ではないが糸島のレアルルチャもリングもっているのに、なぜはるばる遠くの北九州の、それもプロ団体でないところからリングレンタルしたんだろう?谷口がいる北九Zだってしょぼいけど(爆)自前のリングはもっているというのに。ぶっちゃけリングレンタルすればプロ団体にはそれなりの収入があって、プラス試合が組んでもらえればギャラだって出るのだ。それを各団体が蹴ったということは、この大会に参加してもうま味がないって判断されたんだなと邪推されても仕方あるまい。大日とJWPは前日博多大会をやった居残り組だし、どこが売りなのかがさっぱりわからない。そもそもブラックジャスティス自体知ってる人間はマニアに限定されてしまう。そのことを計算にいれてないあたりが、なんだかなあと思わせる要因にはなっていたと思う。ポスターみても胸躍るものが感じられないっていうのは致命的な感じがする。確かに相島は地元に熱狂的人脈をもってはいるんだけど、そこだけ相手していても先細りは目に見えているし。とにかく一般客がいないというのが第一印象だった。だってロビーにいた人間の8割はいつも会場のどこかには必ずいる顔ぶれだったし。

第一試合:オープニングバウト
ハードヒットルール  △佐々木恭介(10分時間切れ)△谷口勇武 (ロスポイントも2-2)

結果は引き分けだが、内容は谷口の完敗。原因ははっきりしていて、投げにこだわる谷口がキックよりそっちに主眼をおいた闘いをしたため。しかし佐々木より軽量の谷口は全般的に技が軽い。この試合はUスタイルルールなんでロストポイントもあって、3カウントはない。投げでダウン奪う闘いなら故・ゲーリーオブライト級の破壊力がないとだめなんだが、もちろん谷口にそんなものがあるわけがない。いっちゃなんだが、北部九州エリア(たまに離島や山村など)と北海道でしか試合をしてない谷口と全国レベルの佐々木では実力から格から何もかも違っていた。
驚いたことに谷口は、Uスタイルのチャンピオンである佐々木に自らUスタイルルールを申し込んだというんだから、どんだけ自分をわかってないんだよ!って話。相手の土俵で勝負してやる的なことを、仮にもその道のチャンピオンにやったらどういうことになるのかわかりそうなもんなんだけど。試合後のマイクで佐々木が「今日はお前を応援する人も多いから付き合っただけ」というのは本当だろう。その証拠に谷口は佐々木の蹴りを受け過ぎて始終足を引きずっていたけど、一方の佐々木は無傷で生還。これではだれがどう見ても無策無謀だったとしかいいようがない。一回ハードヒット(しかも第0試合)によばれたくらいで天狗になったということは、今までの谷口なら十分考えられるんだけど、この結末がそうでないことを心から祈りたい。プロレスの範疇の試合だったからこういう結果になったけど、格闘技ならTKOで秒殺に終わっていてもおかしくなかった。この無謀な挑戦が裏目にでてホームの北九Zの大会に穴をあける結果になったんだから本末転倒もいいところ。大量に売れ残った北九ZTシャツ(しかも赤しかない)を抱えて控室に戻る谷口の姿はあわれさすら漂っていた。これじゃ誰も再戦は望まないだろうなあ。谷口以外は。需要のない試合をやりたいというだけでやるんじゃただの自己満足だし。久々に谷口のボロがでまくった試合だった。でも谷口はこれだけコテンパンにやられてもまだ気が付かないんだろうなあ。何もかも残念すぎる。

一方で佐々木は強さを誇示しつつ谷口の技もちゃんと受けた上で叩き潰していた。Uスタイルはいうまでもなく強さに特化して表現するプロレスの範疇にあるもので、それを熟知した闘い方をしていたと思う。真っ向勝負でいけば新泉あたりとは好勝負になりそうな気がした。

第二試合:JWP女子プロレス3WAYマッチ  ○中島安里紗(9分19秒 片エビ固め ※ダイビング・フットスタンプ。)×ライディーン鋼対コマンドボリショイwithヴァンヴェール・ジャック

ジャック単独出場というのがこのカードのミソ。正直JWPはどうでもよかった。だいたい試合はじめる前にボリショイが中島に耳打ちにいくなよ!これから闘う相手にひそひそ話しにいくというのはいくらなんでもお客の前でやることじゃないだろう。それがネタならまだいんだけど、そうではないんだから・・・だいたいJWPって一年に一回しか来ないのに全然楽しみではないし、というか最初から観戦予定に入ってないことが多い。その理由がこういうところにも表れているのだ。だいたい第一試合でもそうだが、誰が勝つか最初からわかってる試合ほど面白くないものはない。ある程度の決め事はどんな競技にもあることはあるんだけど、この3WAYでまずジャックがとられることはないし、先輩を過剰にたてる後輩が相手でボリショイが負け役になることはほぼない。さらにJWPなんでチャンプの中島が負けるフラグもない。となると地元(福岡県嘉麻市出身)での試合なのに鋼に敗北フラグがたっていることは明白。それを事前に中島にリング上で打ち合わせしたというのは何をかいわんや。いまさら八百長がどうとかこうとかいうつもりも毛頭ないけど、興味をそぐことに関してはホントJWPは天才的だなと思った。前日のスターレーン大会ももちろんいってないんだけど、いかなくて正解だったと心から思えた。で、覚えてるシーンはやはり小3ルチャドールのジャックの大活躍ぶりだけ。各方面のプロも絶賛する素材だけに他団体でも後輩は徹底的にむげに扱うボリショイが、父兄みたいに付き添っていたのは笑ったけど、笑えないのはリングの大きさが異なったせいか、鋼のボディプレスをボリショイが受け損ねてけがしてしまったこと。いや、もともと勝敗にからむ気は0だったんだろうけど、それにしても老いたな、ボリショイ。見た目は年齢のわからないマスクウーマンであるけれど、あの手の技を瞬時に受け止めきれないあたりに限界がみえた気がした。やっぱ30過ぎても若手は若手でしかないという扱いをして、一向にチャンスを与えないで、ベテランがのさばっている団体にははっきりいって未来は感じられない。そのことを小3に浮き彫りにされたっていうのはもう皮肉を通り越してブラックジョークに等しい。九州の各団体も大概高齢化してるけどねえ。しかも中島も鋼も試合後、お客そっちのけでボリショイの看病にいっちゃうし。どんだけ先輩大事なんだよってことで興ざめした一戦だった。試合クオリティは高いのに満足度が極端に低いという意味では、安定のJWPが確認できたというのが収穫だったかな。

第三試合:阿蘇山、○男色ディーノ(10分50秒 漢固め)藤田ミノル、×高橋匡哉
※阿蘇山の男色ドライバーから

この大会でのベストバウトにして最高の拾い物。関係者もファンも男色先生には足むけてはねられないだろう。それくらいの功労をディーノはしてのけたのだ。そもそも男色先生と組んだ時点で、パートナーが皆「男色」扱いになるのはいつものこと。しかしこの日のディーノは試合前、執拗に阿蘇山に「カミングアウト」を要求。これを生真面目な阿蘇山はかたくなに拒否。これを受けて藤田ミノルが「この人は真面目なんだよ、怒らせると怖いんだよ」と男色先生に公開説教するが、途中からまだカミングアウトもしてないのにディーノは阿蘇山を勝手に「兄さん」と呼び始めた。これには困惑する阿蘇山だったが、連携ミスでキス誤爆を受けた阿蘇山はたまらずエプロンサイドに引き上げる。2対1で孤立無援になったディーノを高橋と藤田が攻めまくる。必死に耐えながら「兄さん」を連呼するディーノは何度もやばい場面を自力でキックアウトして、なんとか阿蘇山が戻ってくるのを信じて待っていたら…なんと阿蘇山がカットプレイ。しかもよく見たら男色タイツに着替えているではないか!衝撃の兄弟コンビ「チーム男色阿蘇山」の登場に場内大歓声!これに感動したディーノは「兄さん」と抱きつき、絆を確かめ合う。なんと美しい?兄弟男色愛!ここからはもうふっきれた阿蘇山が自ら男色殺法を駆使して一方的におしまくり。藤田もまさか自分の言葉が前ふりになるとは大誤算。しまいにはマグマドライバーならぬ男色ドライバーで高橋を葬り去ってしまった阿蘇山に弟ディーノが抱き着いて祝福というカオスなシーンで試合は幕を閉じた。いや、まさか阿蘇山が躍動する巨大カルデラ男色に変貌するとは!想像もつかなかった。これは頭がやわらかく、適応能力の高い阿蘇山がいてこそ成立したと思う。またその特性を熟知したディーノと藤田のファインプレイが引き立てた名試合。本当男色ワールドにそまった一戦だった。チーム男色阿蘇山、またみたいタッグチームである。ぜひとも復活を期待したい!しかし本当にクレバーで強力なチームだと思う。本当この中にあって傑出した試合だった。これがメインでもよかったかな?

第四試合:林田伸一デビュー21周年記念試合  TAKAみちのく、×林田伸一(17分33秒 グラウンド式卍固め)○石川晋也、田中純二

この21周年という数字がなんとも中途半端感を漂わせているが、そもそも九州の団体は自分のことにしか興味のない選手が多いのでフリーの林田が昨年デビュー20周年だったなんて事実に誰かが興味をもってるとは到底思えない。そういう状態だから記念試合とかも組まれない。また、フリーにも関わらず本人もアピール下手なところがあって、公表しないもんだからこういうことになる。たぶんだが、最後に試合してから一年以上オファーがきてないんではないだろうか?久々の復帰戦でしかも記念試合であるにも関わらず、ほとんど縁もゆかりもない(唯一田中純二だけが九プロでタッグを組んでいる)選手の中にぽーんと混ぜられて、正直意味あるのかなと思った。もともとデビューが30歳近くと遅かったこともあるし、高齢化する一方の九州のプロレスシーンでは、阿蘇山ほど頭が柔軟でないといくらプロレスの達人(林田はマレンコ道場出身)とはいえ、50の林田にお声がかかることはまずないんではないだろうか?確かに50にしては強いし、動ける選手ではあるんだが、花がない。柔軟さがない。これはフリー選手としては大きなマイナスポイントだろう。フリーではないが、多団体をまたにかけて動いているTAKAの方がまだいくぶんアグレッシブである。しかしそのTAKAもそんなにいうほど若くない。というかこのメンバー全員若さがない。ここに混ぜられた石川も気の毒といえば気の毒。彼も関本や岡林がいて輝くタイプなんで、自分から光を放つにはまだ経験が足りてない気がする。確かに素材は逸品なんだけど、あと一歩を掴むにはまだいろんなものがたりてない。だからお客サイドからいうと誰を中心にみていいのかがわからない。林田を主役にする気もなく、かといって自分では輝かないというんでは、いくら試合内容が良くてもプロとしてはどうなのかな?とにかく基本はいいからこのレベルの選手たちにはその応用編をみせてもらいたかった。しかも最後は林田が石川に敗北するというおまけまでつけてしまった。なんか林田に引導わたすつもりでこのカード組んだのか?と思ってしまったんだけど。よほど林田が思い切った変身でもしない限り先はみえたかなという気もする。勝った側も負けた側もお客も誰も得しないというのはかなりレアケースではあるんだけど、記念試合が思い切り意味をなくすとこうなるんだなあという見本みたいな試合だった。

第五試合:BJ復活!スペシャルメインイベント  ○相島勇人、ディアブロ、黒影(14分17秒 片エビ固め)新泉浩司、アズールドラゴン、×久保希望
※垂直落下式ブレンバスター

過去にベクトルがむいているという意味ではこの大会のメインである、「BJ復活」も思い切りノスタルジーなにおいがするんだが、林田のケースと違うのは彼らがまだバリバリでやれているということにつきよう。正直九州では敵がいないんで九州以外の活きのいい若手を呼んできて潰すというスタンスで、新団体でもつくってほしいところなんだが、なぜか手の合う九州の若手しかつぶさないところがイマイチ、ブラックジャスティスに何かを託してみたいという気にさせてくれない原因のような気がする。今回も人様に大会運営をまかせて試合するだけというスタンスだったし。とはいっても久保や新泉に花をもたせたら「復活」を大々的に謳った本大会の趣旨にも反するし、ここまでひじに爆弾をかかえながらコンディション調整してきた相島も、今からもう一花咲かす気は満々だったと思う。気の毒なのはそのダシにされた久保や新泉で彼らがやっぱBJを倒せるところまでいかないと未来もみえてこない。でもさっきもいった通り、楽な若手つぶしをやめて、九州以外の他団体から活きのいい選手を呼んで闘った方が「BJ復活」の意味はあったと思う。受けのうまい久保を叩き潰して復活ののろしをあげるという一番安直な選択をBJがしたことで、せっかくの熱戦に大きく水をさしたんじゃないかなあ。気になった相島のひじはかなり回復していたみたいで剛腕ラリアットも全く威力がおちてなかったし、ディアブロも黒影もよかったんだけど、やっぱ地味に高年齢なBJが勝っても未来図はみえてこないんだよなあ。業界再大手の新日ですら若いスターを作り出そうとしている昨今、その倍は年いってる選手がいまだメインを張り続けている矛盾。ジャックみたいな有望な才能をかかえつつ、一方では自己主張ばかりを繰り返し、若手にチャンスをあたえないベテランがさばる九州のプロレスシーンは、まるで男版JWPではないか?とふと思ってしまった。女子プロ並みにややこしくて、関東の団体からも微妙に敬遠されている複雑な人間関係を清算しないと九州のプロレスに未来はない気がする。

とはいっても全試合満足度でいうとかなり高いものがあった。試合内容では文句のつけようがないので違う視点で文句をいってるんだけど、実はこれが九州のプロレス団体にとっては、自分で解決していかなければならない問題なのだ。赤の魂まかせでおいしいところだけもっていく気であるなら、今後行き詰まるのは確実だろう。やっぱ本当ちゃんと若手を育てようよ。それも早急にかなり本気で取り組んでほしい。この大会の二回目がみたいか?といわれれば見たい反面、新世界がみえなければ行くのをためらうとは思う。やはりマニアによるマニアのためのプロレスはともすると自己満足な結末になってしまいやすいということを、今回この大会が身をもって証明してしまったともいえるかもしれない。これじゃ一見さんが入っても満足はしないと思う。

試合後、いろんな選手が顔を出してファンサービスしていたのはいいことだった。久保や谷口ががむしゃら勢とともにリング撤収をしていたらなんと男色ディーノがあらわれてリングの片づけを手伝っていた。このあたりがあれだけのスター選手でありながら、あれだけの無法を働きながら絶大な人気を得ている秘訣なんだなあと感心した。ただの男色ではないというところにディーノの偉大さをみた気がした。ディーノがいなかったらこの大会どうなっていたかな?・・・・想像したくない・・・(苦笑)

今回協賛もしていたブシロードの木谷会長は「すべてのジャンルはマニアが潰す」と発言し、物議を醸しだしたことがある。だが、実をいうと男色ディーノもこれには同意している(詳しくはhttp://www.4gamer.net/games/040/G004083/20140514050/参照)。簡単にいうとお金をおとしてくれるマニアは大事なお客だけど、それだけを相手にしていたら現状維持でしかないということ。これは木谷さん自身がマニアであり(プロレスマニアであることは以前から公言している)、同時にアニメコンテンツの多くに大概何か関わっているブシロードの代表としてのビジネス目線で現状を常に冷静に見ていることの証でもある。要は現状維持ではマニアの思い出つくりにしかならないわけで、これをどう広げていくかという展望がみえないとやはりお金をどぶに捨てるようなものだともいえるのだ。さて赤の魂興業、見た感じでは現状維持どころか、低空飛行にもなりかねない内容ではあったが、希望がないわけではない。この教訓を生かすも殺すも運営側の姿勢次第だろう。さて、二回目は実現しますかどうか…???

とにっかく一見さんが興味持って入ってこられるような雰囲気作りとカード編成。これが次回以降の課題だと思う。
スポンサーサイト

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://monsteram1024.blog.fc2.com/tb.php/591-dd034f89






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。