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プロレスリング華☆激・イジメ撲滅チャリティープロレス『篠栗☆エストレージャ』観戦記(2014年6月8日(日)福岡県粕屋郡・篠栗町民体育館 )

プロレスリング華☆激・イジメ撲滅チャリティープロレス『篠栗☆エストレージャ』観戦記(2014年6月8日(日)福岡県粕屋郡・篠栗町民体育館 )

写真はこちらから

篠栗を「しのぐり」と読んでいた山口県民がこれから観戦記書きます(笑)まず事前にこの日のメインを闘うアズールドラゴンからじかに私が「挑戦」されてしまった。もちろんプロレスの試合をするのではなく、観戦記を書いている私との「プロレス力」勝負といってもいいんだろうか?ようするに「俺の試合をみてあんたがどうかくのか、楽しみに待ってるぜ」的なことを、私が「挑戦」と上から目線で書いてみたんだけど、そういうコメントをもらった以上心してかかろうと思う。がメインは一応後にとっておく。

ちょうど開始5分すぎに篠栗に到着。入場式がはじまっていたんだが、びっくりしたのは、かつて華☆激が目指そうとしていて途中で投げ出した「古き良きみちのくプロレス」スタイルに原点回帰していた印象を受けたことだった。まあ私と華☆激との付き合いは旗揚げ当初からだから、小川、コスモの両名を除く他の所属選手より付き合い長いわけだし、15年余の時代時代で色んな団体の顔をみてきたけど、今の華☆激は決して嫌いではない。と書くとまた「アステカびいきして」と思われるかもしれないが、今まで「赤いおじさん」を特別扱いして観戦記書いたことは一度もないので(もちろん会場ではいちエストレーじゃとして敬意は払ってるけど)これから書くことは全て本音と思ってもらっていい。

で、いいなと思った点その二は篠栗がプロレスを基点に街あげてお祭り態勢にしていたこと。体育館の前には出店が並び、中では笹栗のグッズが各種売られていた。祭りの中によばれて試合を行うことは、華☆激でもよくあることだけど、プロレスの大会そのものが街のお祭り化してる例って今ではそんなにないと思う。でもメキシコだとそうかもしれないなあ。プロレスがあって、会場の周りに出店があって、試合があるときにはそれ自体がイベントになる。日本だと野球やサッカーがそうかもしれないけれど、プロレスでそれをやっちゃうというのは、ある意味すごいこと。また篠栗が博多から程よく距離があって、しかも大分や佐賀とかからもアクセスがいいという立地条件もプラスになっていただろう。発表は観衆415人となっていたが、これはそんなにおおげさな数字ではない。実際、入ってびっくりの入りだったし、営業大好き・アステカさんの努力の成果のひとつといってもいいだろう。この姿勢をかつて弟子だったひとたちになぜちゃんと教えてこなかったのかが・・・いや、これは本筋それるからいうまい。でもこのいい意味でも悪い意味でも無駄に軽いフットワークのおかげで、観光とかでは山口からは、まず行かないだろうと思われる笹栗に行けたんだから一応感謝しておこう。

まあでも笹栗のみなさんには悪い言い方かもだけど、こういう隙間産業的アプローチは悪くないと思う。華☆激の大会はいつもみてると飽きてくるけど、たまに見る分にはちょうどいい。そこを狙うならさざんぴあとかで定期戦するより、新鮮に驚いてもらえる街や村にプロレスを運んでいってほしいと思う。プロレス過疎地(篠栗自体は過疎とは縁遠いかもしれないが)にプロレスを届けていくことは決して悪いことではないからだ。実際リングにあがった議員や社長の数が半端なかったのもびっくりした。プロレス界でこれだけ無駄に顔が広い代表はそうはいないと思う。問題はこの関係が過去長続きしたためしがないことなんだが(苦笑)まあそれはいってもしょうがないし。

試合前に篠栗88ベルトのお披露目、zero-dashの一生懸命なステージ、プロレス教室などがあって、プロレスのルール説明も行われていた。これも含めての全4試合なら悪くはない。料金も2500円とリーズナブルだし。

第1試合 15分1本勝負
○久保希望(9分16秒 エビ固め)新泉浩司●
※スクールボーイ2連発

正直最初篠栗には行く気なかったのを翻意させたのはこのカードがあったから。GT-Rの同僚として、同世代のライバルとして、常に遠慮会釈なくぶつかりあう二人は九州のプロレスシーンの財産である。それが第一試合で・・・というのはいうまい。大人の事情は知ってるから(笑)ただ、そういう事情(試合後も実は忙しいという)は抜きにしても、この2人がぶつかり合うことは、確実に面白いと思えたのだ。遠方からの交通費とチケット代を出させる魅力がカードに一つでもないと、なかなか足は延ばせない。

で、期待値の高いカードではあったんだが、この遠慮会釈ない関係というのが裏目に出てしまう。最初こそいい意地の張り合いで一進一退になっていた攻防だったが、新泉の「誰がみてもやばい」エルボーが、久保の顔面をクリーンに打ち抜いてしまったのだ。これで立ってはいるけど脳震盪状態の久保はがくっと動きを落としてしまう。新泉の攻撃はそれほどえげつなかった。得意の蹴りもそうだが、エルボーの確実性は彼が崇拝しているらしい、故・三沢光晴のそれに匹敵するのではないかとさえ思えるほどの強烈なもの。普段厳しい攻めを受け慣れている久保が打ち砕かれたというのはよっぽどのことだと思う。

だから受け身を取り損ねたとかそういうことでないアクシデントだったんで、これは仕方ないことなんだけど、身を削ってやるプロレスは正直四天王の時代で終わりにしてほしい。激しいプロレスもいいけれど、行き過ぎはやはりよくない。とはいっても手抜きされるとそれはそれで嫌なんだけど・・・・難しいなあ。
それでも今回久保が勝てたのはくぐった修羅場の数故だったと思うが、内容は完敗だった。またいつかリベンジしてほしいと思う。いずれまた状況がベストの時にこのカードは組んでもらいたい。久保希望はこんなところで終わる選手ではないし、新泉も再戦は望むところだろう。名勝負数え歌はまだまだ続く!

第2試合 15分1本勝負
○磁雷矢(13分06秒 コウモリ吊り固め)ウラカン・マリーノ●

レアルルチャ提供試合としてリンピオのマリーノが師匠の壁に挑む一戦。正直ジャック除く大人メンバーの中では一番できる方のネグロですらなかなか越えられない師匠の壁である。飛んだり跳ねたりは若いマリーノなら容易だろうが、ルチャはそれだけではない。マスカラスなんかがよく見せる複雑怪奇なメキシカンストレッチの迷路がこの日も火を噴いた。正直帰国直後の磁雷矢も約20年経過した今の磁雷矢も試合スタイルはそんなに変わってはいない。飛ばない分劣化が目立たないという利点もあろうけど、同時にグラウンドだけでも試合ができてしまう。そしてその奥深さ故、やはり弟子にあわせて試合をしてるのが、丸わかり。そりゃ、先生が若くしてメキシコに単身わたって修行を積んでから数十年の歴史を、その弟子が数年練習しただけでこえられたら苦労はないだろうけど、やっぱ実力差が極端にあると、どうしてもうがった見方しかできない。そこがレアルルチャをみる時に一番困ることではあったりする。特にシングルはごまかしがきかないから余計にそう思う。

マリーナもネグロも単体でみたら悪い選手ではないと思う。でもやはり磁雷矢とは比べようがない。もう少ししたら門下生同士のシングルも提供できるくらいになってほしいところだが、まだそこまでは行ききれてはいないのかな?とにかくどうみても師匠が弟子に稽古つけてるようにしかみえない。マリーノもがんばった、だけではお客には覚えてはもらえまい。なんでもいいからもっと必死になって、磁雷矢にない「何か」を身につけてほしいな。ネグロはルードだからまだいいんだけど、リンピオの師匠越えは同じ立ち位置にいる分難しいからねえ。

第3試合 30分1本勝負
○スカルリーパーA‐ji&上田馬之助 (11分39秒 片エビ固め)コスモ☆ソルジャー&xXXx●
※ハイキック

コスモの位置にKAZEを代わりにいれたら、FTOなんかでよくみかける光景だなと思ったタッグマッチ。普段いじめ撲滅の公式戦がメインにくるんでセミになること自体めずらしいというか、はじめてみた。いじめ撲滅の公式戦の趣旨は何度も聞いているので知ってはいたけど、このいじめる側にまわっているのが、普段覆面問題を含めて議会でいじめられている、もと不良のA-jiというのがなんとも複雑。ていうか、もともとヒールだしね。その上、普段のストレス発散に他団体の試合を活用し、拍車をかけて情け容赦ない攻撃をみせるダークサイドFTOはこの日も大暴れ。見事な反面教師役に徹していた。

正直この中では一番練習量が豊富で、しかも技の一発一発が何気に痛いといわれるコスモもこれだけ体格差があると確実に相手を仕留めるのは難しい。ましてや名古屋組のコスモは福岡組ほどFTOに免疫がない。全くないわけじゃないけれど、この立ち位置は普段アステカが入ってるところだし、そういう意味でのやりにくさはあったのかもしれない。なんかいつもほど連携もスムーズではなかったともとれるし、ダークサイドの手練れもまた巧妙だったともとれる。どっちにしてもxXXxとコスモが勝つ絵はあまり想像できなかったというのが正直なところ。まあ暴れる中年は結構手が付けられないからねえ。ましてや片方は普段吸うたばこの量が当選後増えたとぼやいている有様だから(笑)これでも暴れ足りなかったかもしれない。

最後、かなりダーティーに、でもクレバーに勝って試合を締めたダークサイドFTO。でも一応最後は「よいこのみんな、まねしちゃだめだぞ」とちょっとだけ議員に戻ってマイクをもったA-jiの妙な律儀さでかろうじていじめ撲滅というテーマが成立した試合だった。

第4試合 【篠栗88タッグ王座決定戦】
○アステカ&KING (19分11秒 片エビ固め)アズールドラゴン&ヴァンベール・ネグロ●
※聖スプラッシュ。アステカ&KINGが初代王者となる。

この試合だけ翌日に繰り越して書いた。なんでかというとやっぱ「挑戦」を受けた以上は万全の体調で書きたかったから。さて、すでに戴冠経験もあって、連携も問題ないアステカ・KING組はすでに完成しているチームなんでこっちにはそれほど書くことがない。相変わらず赤いなあ、くらいだし、鳥栖からの連戦でコンディションも上々(に見えた)だったし。まあ結果だけみたら至極当然だと思われよう。

しかしこの試合の見所はなんといってもネグロ覚醒!である。レアルの枠の中にいたら決してここまでの化学反応はおきなかっただろうし、某なんちゃってヒールごっこのユニットでは逆に成長の芽をつぶすと危惧していただけに、これはうれしい誤算だった。カードが魅力的かどうかより、実際試合してみて面白かったかどうかがプロレスでは重要なこと。
そういう意味では仮にアズールが挑発しなくても、この試合は充分面白かったと思う。この愛弟子の活躍には、セコンドについていた磁雷矢先生もマスクの下で満足そうにしてたのではないか?立場上中立の位置にはいたけど、内心やっぱ心配もしていたと思う。
そのネグロ覚醒に一役買ったのが、アズールドラゴンである。自分をあえて追い込んでまでして、タイトル戦に臨んだ意気込みもさることながら、先輩としていかにネグロを引っ張っていくかをいろいろ考えていたと思う。連携らしい連携は少なかったけど、ネグロを一介の若手扱いせず、いちパートナーとして扱っていたのが、印象的だった。「人間は扱われ方が変わると、その扱われた通りの人間になる」というのは某心理の大先生がいわれていた言葉なんだが、この日のネグロはまさに一人前として扱われていた通りの活躍をした。アズールもただパートナーをたてるだけではなく、自己主張もしっかりしていた。自分の扱われ方も大事にしていた点は大いに評価に値する。「自分はタイトルにふさわしい人間なんだ」という主張は、ここぞという時にしかださないジャーマンなどの各種スープレックス系の切れ味に現れていた。過去見たどの試合より魂がこもっていたし、そこまでしてタイトルが欲しいんだという渇望として表現されていたと思う。ぶっちゃけ新設されたベルトに価値がついていくのはこれからである、既存の価値観より新しい価値観を目指すというのは、アズール組の立ち位置から言っても決して悪いことではない。未来志向のヒールユニットがこの九州に誕生したことはむしろ喜ばしいことだといっていいだろう。ともすれば高齢化の波がおしよせている九州のプロレスシーンでは数少ない「未来」がこの試合でみえたのは、とても大きなことでもある。

今だから言うが、メインには全く期待はしていなかった。そこへアズールからの「挑戦」があって、注目せざるを得なくなった。そして注目した以上の内容をみせてもらった。今後これを点ではなく線にして継続していってもらいたいのはいうまでもない。この日共闘していたダークサイドFTOとも結託して一大ヒールユニットになればかつてのブラックジャスティスの再来になることも夢ではないだろう。

ユニットの身軽さを生かして他団体にもあがってもいいかもしれない。それも九州限定でなく全方位にケンカをうっていいと思う。とにかくアズール、ネグロ組は確実に九州のプロレスシーンに一石を投じる存在であることは疑いようがない。しかし、ネグロ組、ブラックジャスティス、そして玄海軍。この3つが決して交わらないだろうなあと思われるのがはがゆいところ。それだけ複雑になりすぎた九州のプロレスシーンに関しては各団体の責任者には少しは反省してもらいたいんだけど、まあ安易に交流するより夢で終わってもいいかなと思うことはあるんだけど、どこの団体も融通も話もきかなずぎだからなあ。よしんば交流できたとしてもあとで揉めそうなのは容易に想像つくし・・・ってだいたいファンがこんな気を遣わないといけない事態がそもそも異常だということくらいは認識してほしいものだ。まったく・・・・どこの団体にも一応面識があるだけにこのくらいはたまにはいっていいでしょ!

終わってみればメインが一番よかったかな。アステカ組はいつも通りの必勝パタ―ンではあったけど、逆にあれを崩したら勝機はあるという事。まだまだこんなもんじゃないよ。それにしてもあの篠栗の手づくり感たっぷりのあたたかい興業形態はまたプロレスの魅力的な姿のひとうの形だったと思う。6月の梅雨時、雨でも降っていたら冷房のない体育館は蒸してしかたなかったろうけど、ちょうどいい気候にも助けられて、また満員のお客さんの中でみるプロレスはとても楽しかった。またこういう場所でプロレスがみたいなあ。とはいってもあまり辺鄙だと山口からは行きにくいんだけど^^みなさんおつかれさまでした。


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