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DDTプロレス「天下三分の計‐DDT-」観戦記(14.12.14 博多スターレーン)

DDTプロレス「天下三分の計‐DDT-」観戦記(14.12.14 博多スターレーン)

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DDTプロレス「天下三分の計‐DDT-」観戦記(14.12.14 博多スターレーン)

だいたい年の締めは三分の計で、というのが今までのパターンだったけど、今年は運のいいことにドラゲーの国際センター大会までいけることになってしまった。世の中決して悪いことばかりではない。

さて今回は新顔の多い大会であった。もともと三分の計では通常の大会にこない選手が招へいされる傾向にあったのだが、久々登場の平田、たぶん博多は初になる松野さん、マスクマンとしては、はじめてのササダンゴマシーン、そしてプロレス大賞新人賞の赤井。これで来てないのはいよいよチェリーとヨシヒコくらいになってきたかな?

鶴見亜門GMの前説では今大会の第3試合でインフォーマーシャルされる居酒屋・博多炉端魚男(フィッシュマン)のオーナーの森さんと従業員のばってん×ぶらぶら(九州プロレス)が呼び込まれた。亜門GMから「どういうお店なのか、お勧めの料理を教えてください」と聞かれてばってんが話そうとしたところにスーパー・ササダンゴ・マシンとヤス・ウラノが現れてインタビューを邪魔し始めた。「お前、九州帰ってかわったな!」とばってんにつめよると、いきなり「リング上に経済を持ち込まないでください。そんなのは許せません」とインフォマーシャルマッチそのものの定義を全否定。ではとGMが「じゃあこういうのはどうだろう。試合で魚男が勝てば、告知ができるというのは?」と提案すると、ササダンゴ、ヤス、魚男陣営も納得して引き揚げることに。あいかわらずササダンゴは目の付けどころがいい。なかなか本業と兼務では大変だとは思うけどたまにはこっちにもきてほしいなあ。

このコント(爆)のあと、大社長がリングイン。「DDTが博多大会を始めて10年が経ちました。そこで来年の12月13日、九州初のビッグマッチを博多スターレーンを全面使っておこないます!」と発表した。実は今年全面使用するのでは?とうわさがあったのだが、入念に準備するDDTらしく一年先送りになった。まあでも12月に博多でビッグマッチやったとして、再来年にもしさいたまスーパーアリーナ大会が継続開催になったら結構大変だろうなあ。

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔&赤井沙希 vs 大石真翔&松永智充●
8分6秒 クロス・フェースロック

待望の赤井沙季博多発上陸!このタイミングでプロレス大賞新人賞をとっているのは、もってるもんがあったのかもしれない。タレント兼業なんでツアー参加は無理だろうとは思っていたけど、見る限りではきちんとした練習を積んできてるなという感じがした。序盤からいきなりグラビア固めで決めにかかるあたりはまだ甘いけど、まあ名刺がわりにはなたんではないだろうか?佐々木含めて芸達者な面々に囲まれていたんだから、安心できる半面これは試練でもあったかもしれないけど、やはり松ちゃんとまこりんはプロレス大賞新人賞をネタにいじり倒す。こうして考えると、ああいう東京や大阪など大都市圏のプロレスが対象になっているプロレス大賞が全国的に価値をもたなくなっている昨今、使いようによってはDDTみたいに、地方で新人を売っていくネタにできるんだからあって悪いものではないんだろうな。

赤井が出ないとやっぱ試合自体は地味になるのかなと思ったけど、どうとでも試合を組み立てられる3人だけあって序盤からかなり手の込んだ試合展開で飽きさせない。やっぱDDTきっての仕事人三人なだけのことはあった。

▼第二試合 30分一本勝負
石井慧介&●高尾蒼馬&アズールドラゴン vs 彰人&MIKAMI○&相島勇人
10分18秒 スク〜ルボ〜イ

この試合はいわゆるプロレスでいう所の普通の第二試合。しかしDDTではここが一番重要な意味を持つ。なぜならスキットの力なしで試合の魅力をシンプルにお客に伝えるには、ここがびしっとしまってないと興業のかなめにならない。そういう意味で、今が上り調子のドリフや彰人にベテランMIKAMIを交え、九州勢がここに入っている意味はとても大きい。

やはりというか若さで血気に走るドリフをMIKAMIが上手にいなしていく姿は、これがキャリアなんだよといわんばかりのものであったし、この試合に何か特別な意味付けがなくても、ちゃんとプロレスの試合として機能しているのは大変すばらしいことでもある。
それにしても今回はMIKAMIの動きは際立っていた。正直チャンスさえつかめばまた第一線にでてきそうなくらいに思えたりするし、他団体だったらそうしていたかもしれない。貪欲に表舞台にでるのもありだし、一歩ひいて己の哲学を追求するのもよし。ファン的にはのらりくらりしながら、びしっと決めるところは決めるMIKAMIの試合を、もっとこれからもみていきたいと思った。

▼第三試合 「博多炉端魚男」インフォマーシャルマッチ 30分一本勝負
●魚男 vs スーパー・ササダンゴ・マシン○ vs ヤス・ウラノ
8分36秒 片エビ固め
※垂直落下式リーマンショック
「博多炉端魚男」インフォマーシャル3WAYマッチと題されたこの試合は冒頭のコントで魚男が勝てばコマーシャルができる試合になってしまった。試合中にマイクを使って魚男は店の宣伝をしようと試みたが、ことごとくササダンゴとヤスに阻止されてしまう展開がずっと続いた。ほぼ一方的にヤス&ササダンゴがば・・・いや、魚男を責め続ける展開で、「夕方から…」と言いかけた魚男のマイクを取り上げたササダンゴは「24時間、インターネットのみでございます!」と嘘情報を流す。こんな感じで「所在地を言ってみろ」「福岡市中央区…」といいかけると「小樽市の駅前でございます!」といった具合にササダンゴのウソ情報でインフォマーシャルマッチはメチャクチャ。「看板メニューはなんだ!?」魚男「バッテンいくら丼…」「笹の香りがささやかな笹団子はいかがでしょうか!」などとやりたい放題。その後、魚男の頭部のイクラが取れてしまうハプニングまで発生。しかもヤスがそのイクラを持ってササダンゴに押さえつけられた魚男に殴りかかるも、かわされて誤爆。魚男はなぜかばってんボンバー。ロックボトムから前掛けを取って「お通し・御愛想・明朗会計」と居酒屋エルボーを放つが、これはかわされて自爆。最後はササダンゴが垂直落下式リーマンショックを決めて魚男から勝利した。

試合後、ササダンゴとヤスは魚男のマスクを剥ぎる暴行にでるが、なぜか観客はササダンゴを後押し。そのマスクをなぜか被ってしまったササダンゴは「魚男は創作フレンチ・パロマグリルが運営する新感覚魚料理を提供する個性派居酒屋です! みんな来てくれないと…ばってん!」と勝手に口が滑って結果インフォマーシャルマッチは最後に成立。いや、本当よく考えるよねえ。往年のマッスルのにおいもちょっとただよわせたDDTらしい試合だった。

▼第四試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
○ゴージャス松野&バラモンシュウ&バラモンケイ〈15代王者組〉
vs
高木三四郎&大鷲透&平田一喜●〈挑戦者組〉
11分46秒 片エビ固め
※ラ・マヒストラルを押し潰す。第15代王者組が初防衛に成功。

関東近郊限定のはずの松野さんがベルトをとってしまったことで、王者として防衛戦をやるという体で、博多発上陸。

大鷲がまずマイクをとってドラゴンリングインでかかとを負傷した?大社長を説教し始める。「あんた、ただ[リングに入るだけなのになんでダメージ負ってるんだよ!」ともっともな意見。その横で平田がマイクを取ると「僕のマスクと衣装がないんですよ!」と訴える。すると、平田のアイマスク、さらにピンクのファーを付けた松野が現れ、ノリノリでダンスを披露。なんかモンスターアーミーと同じようなことしてるけど、その後衣装を奪い返した平田は試合中にダンスを披露はしていた。一方バラモン兄弟も試合が始まると場外戦で大暴れ。リングに戻ると交通標識、スーツケース、ボウリングを使ってバラモン兄弟が攻め込んだ。劣勢のT2ひーは大鷲のルチャムーブでなんとか逆転するが、高木のドラゴンリングインは右カカト負傷の影響もあってダメージが残る。高木はバラモン巨大をまとめてバックフリップで投げんとするが、これもダメージを負って動きが止まってしまう。バラモン兄弟はラーメンの麺を大量に持ち込む。高木&大鷲もその麺を奪い取り、4人が相手の口にラーメンの麺をねじ込んで4者ダウン。この間に散々邪魔された平田がようやくダンスを披露。しかし、ウルティモ・ドラゴン校長のマスクをかぶった松野が登場。ゴージャスエルボーはかわされたが、平田のラ・マヒストラルを押し潰してフォール勝ち。「このままさいたまスーパーアリーナまで突っ走るぞ! さいたままで見に来ないとオマエら、死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったらウジ虫になるぞー!」とバラモン兄弟に耳打ちされた松野さんがなぜか前半を締めた。平田のダンスはもちろん初だったし、松野さんと絡んだおかげではちゃめちゃな試合がみられたのが本当に楽しかった。もちろんおとなしくみていられるはずもなく、あちこち逃げまどいながらの観戦にはなったけど、どっちかというと今回のバラモンはそれでも大人しめな方だったような気がする。

▼第五試合 中澤マイケル休業カウントダウン3「さらば強敵よ!中澤は退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」30分一本勝負
○飯伏幸太 vs 中澤マイケル●
14分56秒 エビ固め
※シットダウン・ラストライド

両者の希望でエニウェアフォールマッチでおこなわれることになったこの試合。休憩前の喧騒に続いて嫌な予感しかしない。試合は序盤マイケルが場外戦でも優勢になり、「外いくぞ!」の掛け声でロビーへ移動。リングはしばらく無人状態となり、売店にいる大鷲透の「Tシャツいかがですかー」という呼び込みと、まこりんのミニコントで場つなぎ。実際出靴の狭いスターレーンに満員の観客が押し寄せてしまったので、外にお客さんが数十人でたところでストップをかけたのは正解だっただろう。場内に戻ってくると飯伏は売店からスターレーンの大きな台車を引っ張り出して、マイケルを乗せるとテープでグルグル巻きにして客席のクロークから突き落とすという暴挙。さらにカメラ用のやぐらからムーンサルト・アタックを放った飯伏だったが、この日のマイケルはフォールを許さない。リングに戻って飯伏の攻撃を受けるもカウント2。しかもいつもどおり熱くなって火照ったマイケルはフットボール・スピアを見舞うとアルティメット・ベノムアーム狙いにまでいく。当然これは飯伏に阻止されて逆に自分の顔面へと食らってしまった。飯伏はシットダウン・ラストライドを仕掛け、立て続けにスワンダイブ式ジャーマンを狙うが、これを捕まえたマイケルはコーナーへ槍投げからのベノムメーカー。だがこれをかわした飯伏がラリアットからのシットダウン・ラストライドで叩きつけて勝利。しかしマイケルのよさも十分引き出したうえで久々に狂った飯伏の試合が見られた気がした。二団体所属の余波もあってか地方大会では元気のなかった飯伏だったけど、やっぱDDTの水があってるような気がした。でも体はちゃんと対ヘビー級用に改造しつつあることもうかがえたので、たぶん1.4もいい試合をしてくれそうな気がする。でもマイケルのカウントダウン・・・・全然感傷的にならなかったなあ。まあ本人は戻ってくる気満々みたいだし、いずれまた試合を見るチャンスもあるだろう。

▼セミファイナル 30分一本勝負
KUDO&●マサ高梨 vs 遠藤哲哉○&アントーニオ本多
9分58秒 片エビ固め
※スカイツイスタープレス

酒呑童子対ハッピーモーテルの試合だけど、前の二試合がかなりメチャクチャでこの試合がやや割を食ってしまった。とはいえ、このあとの大一番を控える遠藤とKUDOはお互いを意識しまくり。昂ぶる遠藤をアントンが落ち着かせて「ここは人気のある俺がいく!」と先発を買って出たが、KUDOに一蹴されてしまう。遠藤もローンバトルでハッピーモーテル序盤から大ピンチ。要所要所で高梨に翻弄されたアントンと遠藤だったが、高梨へダブルのバイオニックエルボーで、突破口を開いてその場跳びムーンサルトを決めた遠藤がようやく攻勢にでた。やっぱKUDOと高梨の古株同士のコンビネーションに比べると、どうしてもアントンが遠藤を引っ張っている印象が強い。若さだけではどうにもならない部分を感じるのも仕方ない所だけど、やっぱゴールデンラヴァ―ズを破ってタッグ王者になた以上、もう若手だからどうのこうのとはいってられない。試合は遠藤がブレーンバスターからスカイツイスター・プレスで粘る高梨から3つとって勝利はしたが、正直いいところまではいってるんだけど、いい試合以上の何かをみせてくれないとDDTのチャンピオンらしいとはいえないんだよなあ。そこが遠藤や竹下の課題といえば課題かもしれない。

▼メインイベント 博多名物スペシャル4WAYマッチ 30分一本勝負
HARASHIMA vs 入江茂弘 vs ●竹下幸之介 vs 坂口征夫○
11分47秒 エビ固め
※顔面へのヒザ蹴り

実は4人とも軍団が異なり、それぞれの選手に自軍の選手がセコンドにつくという物々しい雰囲気で試合がスタート。序盤なぜか入江が除け者にされて残った3人がバックの取り合いを続ける。泣きそうな顔になって無理矢理割り込んだ入江がHARASHIMAと激しいショルダーアタックの打ち合いをはじめてから試合が動き出した。でまた場外戦。この日はやたら多かったなあ。今度は外へは出なかったけど、四方向で同時に試合が展開されるので、どうしても平面のスターレーンでは全部を確認できないのがもどかしかった。ただ、勢いで押していたのは酒呑童子。特に坂口はこの中にあって実に活き活きしていた。乱戦になってもおたおたしたところがなく、堂々とこの混戦を渡り歩きながら凄味も失わない。お父さんとは全くタイプの違うレスラーになったけど、今後どうなるか興味深い選手の一人にはなったなと思う。試合は坂口が竹下にPKを放つとハイキックからの顔面ヒザ蹴りで3カウントを奪った。前哨戦で勢いがあり過ぎると本番では・・・・というのはDDTでもよくある話だけど、どうなったやら。試合後は酒呑童子が12・23後楽園でのKO-Dタッグ奪取を誓い、酒盛りで締めた。

終了後のアナウンスは赤井沙紀がタレントなのにカミカミトークで締めて、残った観客から大拍手をもらっていた。できたらまた来年もみてみたい選手ではある。今回は来年の博多初のビッグマッチにむけて、さわりというか、DDTのビッグマッチ感をちょっとにおわせた大会になっていた。三分の計では異例の500超えをはたして、地固めは万全。来年春の小倉大会を皮切りにまたDDTはおもしろいことをやってくれそうである。
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