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がむしゃらプロレス『TOP OF THE SUPER GAMSHARA Jr'2015~気炎万丈~』観戦記 (2015年5月5日 門司赤煉瓦プレイス)

がむしゃらプロレス『TOP OF THE SUPER GAMSHARA Jr'2015~気炎万丈~』観戦記
(2015年5月5日 門司赤煉瓦プレイス)

写真はこちらから

▼GW特別試合!!田代軍ファン感謝デー&紅 田代軍入団査定マッチ(疲れん程度1本勝負)
①紅 & ×パンチくん vs ○ダイナマイト九州 & タシロショウスケ
(10分14秒)

田代軍ファン感謝デーをなんでジュニアのトーナメントでやるのか意味はわからないが、そもそも誰か「あれ」に入団したいとかいう流れがあったのかどうか?前月の25日のイベント試合にいけてないので、定かではないがまあどうでもいい。重要なのはいきなりパンチくんがマリオ仕様ででてきたことだった。これで会場の子どもたちのハートは鷲づかみ!そして九州組は九州ひとりが入場してきて、なんとマイクでタシロ軍をやめると宣告。タシロのかわりに長身の女子レスラーをよんでいるという、その名も「イカノカオリ」!出てきたのはスク水を着て腰にこいのぼりを付けた金髪の長身女子?レスラーだった。、しかし誤算だったのは、出オチに近いこのキャラがすでにパンチくんの仕草にに心を奪われた観客にとっては、出オチにすらならなかったことだった。いや、よりによってカオリちゃんのデビュー戦にさらっと自分のモデルチェンジをぶつけてくるか?何気に底意地の悪いパンチくんの作戦はまんまと功を奏し、カオリちゃんは声援もブーイングももらえない微妙な立場に!ただひたすら気持ち悪いという声がリングに届かないくらいの声で会場に響いていた。

救いだったのは紅が、ひとり真剣モードで対峙してくれたことで、これがなかったらカオリちゃんはさらに苦境に立たされたことだろう。欲を言えばもっと蹴りでカオリちゃんをぼこぼこにした方がインパクトがあったと思うんだけど、それにしたって全部パンチマリオが試合のほとんどをもっていってしまったのでどうしようもない。しかもオリジナルに合わせてジャンプやその場飛びなど、酔っ払いモードでは余り出さない動きを加えてきたので、余計にたちが悪い。しばらくパンチマリオはおまけ軍の王道を走ることになるんだろうなあ・・・・カオリちゃんがタシロ軍同様、一回こっきりで消えるか?それともマリオに負けない何かをもって再登場するのか?今後が色んな意味で楽しみだ。

試合が決まると場外に大の字になっているカオリちゃんを残った三選手が踏んづけて退場となった。なんか散々だったなあ、カオリちゃん・・・・

この試合終了後、トーナメントの入場式があって全選手が意気込みをひとことで表明。初出場のトゥルエノ・ゲレーロはスペイン語で意気込みを語るなど今までとは少し様子が違う。
その後のGWOのアジテーションでは、今回から本部長になったSHIGEKICHIリングアナがGWOとの対抗戦で呼ぶはずのXがいまだ決まってないことをばらしてしまった。「Xがこないんだったらお前がリングに上がれ」とむちゃな要求をしてきたドンタッカー。果たしてどうなるのか?

▼Jr.トーナメントAブロック1回戦(30分1本勝負)
②×MIKIHISA vs ○L.O.C.キッド
(7分08秒)

今をときめくGWOにもジュニア戦士の層が薄いというウィークポイントがあって、今のところキッドがそのGWOジュニアを一人で背負っていることになる。よって、今回はやはりどうしても勝ち上がる必要があった。一方のMIKIHISAはまだデビューして日が浅く、どう考えても大抜擢という枠をこえていない。正直キッドが衰えるほど年月を重ねていないわけで、今だ第一線にいることを観客もよく承知していたのだろう。「万が一に期待はしてるけど、でもキッド勝つよね?」という空気は最後まで覆らなかった感じがした。ただ唯一得意のキックがかなりキッドを苦しめたのは事実だったと思う。正直TOSSHIのキックとはまた違う色合いの蹴りなんで、はじめてまともにくらうキッドも多少予想外なところがあったと思う。しかし歴戦のつわものを追い詰めるには至らず、ファイヤーバードでMIKIHISAは轟沈。試合後、キッドはMIKIHISAの健闘を称え「お前がその気ならGWOの練習生としていれてやるぞ」となんとまさかの勧誘。これに対して「ありがたい話ですが少し考える時間をください」とMIKIHISAは保留。果たしてこれはどうなるのだろうか?

▼Jr.トーナメントBブロック1回戦(30分1本勝負)
③○TA-KI vs ×ジェロニモ
(7分46秒)

さて、正規軍になってもよほど縁があるのか?またしても同門対決になったこの対決。まあ勝ち上がりたいという執念はどっちにもあったと思うけど、手の内を知り尽くしたうえに、この頻度であたってると同じ技を同時に繰り出そうとする場面が何回かあった。前回の久保戦同様、場外でエプロンサイドにたたきつけるジェロバスターを出したジェロニモだったけど、相手が久保希望だったらそれでもいいだろう。しかしトーナメントでいきなり序盤から必殺技を出してしまったのは誤算だったように思う。全体的に攻め急いでいる時のジェロニモは、相手にもアドバンテージを与えてしまうことが往々にしてあるけど今回もそんな感じだったと思う。

もしジェロバスターをどこかで出すなら、ノックアウトした上でリングアウト勝ちを狙うくらいでないと、たぶんTA-KI相手に勝利することは厳しかったと思う。前年度トーナメント準優勝者というこれ以上ないものを持ちながら、攻め急ぐ悪癖で相方の復活を許してしまったのは痛恨だったのではないだろうか?そもそも夏以来勝ってないわけだし、そろそろ結果が欲しかったところだろう。一方のTA-KIは序盤のジェロバスター以外危機らしい危機もなかったし、必殺技も温存していた。その差は結構でかかったような気がした。

▼正規軍 vs GWO 対抗戦‼ part1(30分1本勝負)
④×ジャンボ原 & 陽樹 vs 豪右衛門 & ○鉄生
(10分15秒)

前年のタイトル戦以来になる本戦での陽樹対鉄生。その因縁の口火を切ったのが、この門司赤煉瓦プレイスだということを考えると、やはり意識するなという方が無理というものだろう。序盤から場外、リング内を問わず激しくぶつかり合う両者。対抗戦という体というより完全に両者のシングルマッチ・・・になるかと思われたが、陽樹の首を狙うものがもう一人。それは昨年のGAM1決勝でその陽樹に惜敗した豪右衛門だった。この2人に付け狙われるんだから、いくら陽樹でもたまったもんではない。そのうえ、復帰間もないジャンボもいいようにいたぶられる。正規軍はもともと寄せ集めではあったのだが、そこが悪い形で露呈する羽目に。

鉄生は陽樹だけ見ているようで、しっかりチャンピオンとして試合を作るようになっていたし、戴冠してライバル陽樹にも一回防衛に成功したからか、どっかしら余裕を感じられた。だいたいチャンピオンが余裕ぶっこいていると、付け狙う側に分がある気がするんだが、鉄生に関しては今のところいい形で余裕を持って試合に臨んでいるので、昨年のような試合するだけでいっぱいっぱいな感じがなくなっている。だから、狙われていてもそのプレッシャーをエネルギーにかえられる。こうなると粗を探せない正規軍はますます不利になる。

最後は粘るジャンボを振り切るように鉄生自らが試合を決めたが、なんと試合後ジャンボにもGWO入りを勧告!一旦これに応じてTシャツに袖を通すジャンボ・・・会場が悲鳴に包まれる。これで軍団入りか?と思わせておいて、鉄生と豪右衛門を蹴散らすジャンボ。いったん着たTシャツを脱いでGWOに投げ返すと、正規軍として改めて宣戦布告。

そして七海健大が鉄生のベルトに挑戦表明!近々に防衛線が組まれることが決定。結果はともかくやっと正規軍がちょっと息を吹き返した場面だった。

▼Jr.トーナメントAブロック準決勝戦(30分1本勝負)
⑤×L.O.Cキッド(Aブロック1回戦勝者) vs ○トゥルエノ・ゲレーロ
(10分26秒)

さて、待望のトゥルエノ・ゲレーロの登場である。正直シードも完全抽選でなったことなんで、別に大型新人を売り出すためにシードにさせたわけではない。だがここらへんを特別にしてしまう運の強さというか引きの強さはもっている。そのうえ、ゲレーロはこの試合まで誰にもそのベールを脱いでみせてはいない。あとでわかったことだが、ゲレーロ自身トーナメントどころかシングルマッチが生涯初だったんだから、実は本人にもどうなるのか見当もつかなかったのではないか?となるといくらキッドでも先が読めるはずもない。ところが、のっけからゲレーロはメキシコ流ジャベの洗礼をキッドに浴びせていく。リストロックなどの基本技はもちろん、デスロックから入るパターンが非常に豊富で気がついたら固められているという感じで、序盤からスピード殺しに入っていくゲレーロの前に、キッドが自分の展開に持ち込めない。

ここぞという時には必ず出してきたラダーも、ここ最近は試合内では使っていないのだが、この試合では正直出せるところまでもっていけなかったのではないかと思う。ファイヤーバードにいくタイミングも早すぎたし、全体的に今回のキッドは自分の流れにもっていけないまま波にのまれた感じがした。要はそれくらいゲレーロが上手だったということなのだが、正直チャンピオンクラスの人間をこんな形で撃破するとは末恐ろしい新人である。やるんじゃないかなと思ってはいたけど、まさかこれほどとは!トゥルエノ・ゲレーロ、なんてやつなんだ!

▼Jr.トーナメントBブロック準決勝戦(30分1本勝負)
⑥×TA-KI(Bブロック1回戦勝者) vs ○TOSSHI
(6分44秒)

もう一人のシード選手であるTOSSHIは、ここで同門対決。まあGWOのジュニアがキッド一人だし、この時点でキッドが敗退している以上、ゲレーロを除けばまあ誰とあたっても同門にはなるのだが、チャンピオンとしてトーナメントに出てきた以上は負けは許されない。一方のTA-KIにしてみたら、難敵ジェロニモを退けての二回戦進出だったし、こっちもやはり負けられないところだろう。しいて難を言えばエプロンサイドのジェロバスターが響いてなければ・・・というあたりか。まあこの2人なんで内容は保証付きといっていい。

試合はやはりダメージを感じさせないとするTA-KIの粘りをTOSSHIが振りほどくような展開になった。いつも以上に蹴りや張り手に力がこもっていたように見えたし、グラウンドよりも打撃で活路を見出そうというチャンピオンなりの計算があったと思う。まあ次の試合のことを考えて勝てるほど、この先輩は甘くない。しかし見ているこっちが誤算だったのは、TA-KIが用意していた一斗缶を持ちながら結局それを使わなかったところだった。このあたりで決定的なダメージを負わせられなかったのが、結果的に敗北につながったように思う。

とはいえ、闘って良し、組んでよしの2人だけに今後もぜひ機会があればシングルマッチで闘って欲しい。たぶん今回とは違う内容になりそうな気がするからだ。

▼正規軍 vs GWO 対抗戦‼part2(30分1本勝負)
⑦佐々木貴 & ○七海健大 & 阿蘇山 vs ×林祥弘 & 藤田ミノル & ハチミツ二郎

当初予定のXが見つからないため、今回のマッチメイク担当のリングアナSHIGEKICHIを阿蘇山が呼び込み「責任とってお前が闘え」という流れになって一緒に入場してきたSHIGEKICHI。顔にとりあえずマスクをかぶせ、上着も下も全部脱がされてしまった。そして後で入ってきたGWOにほぼ強引に試合に引きずり込まれた。とそこへ、入場テーマが鳴った!まさかこれは・・・・赤煉瓦プレイスの最上段には青いタオルをもったシルエットがひとつ。それは昼間横浜でゼロワンに出場したばかりの佐々木貴だった!会場がどよめいたのはいうまでもない。なぜなら物理的に出場は不可能だと思っていたからだ。しかもFREEDAMSは翌日の6日12時から横浜で試合があるのだ。にも拘わらず来てくれた殿に目頭が熱くなってしまった。心強い味方ができた正規軍は殿が先発。GWOのハチミツ二郎に強烈な蹴りをみまうとそのままカバー!

(0分04秒)
※○佐々木貴 vs ×ハチミツ二郎

という形で決着がついてしまった。そこへ「あんた、プロのくせに芸人を本気で蹴るなよ!」とハチミツ二郎が再試合を要望。一旦帰りかけた正規軍は再びリングインして再試合開始。

再試合(20分17秒)○七海健大 - ×林祥弘

まあ、4秒負けというのはお約束なんで試合自体はここからが本番。特筆すべきは前大会からフィーチャーされた健大の頑張りだった。いつも通りお笑い要素を入れつつ、藤田の攻撃がやけに厳しい。藤田に限らずプロ全員が全体的につぶしにかかっていたので、自然林にとってもこれは試練の試合になった。もっともローンバトルを強いられたものの、あのKENSOの技をしのいで耐えた七海健大は本人が思う以上にレスラーとして成長していた。同期として意識はしてきたであろうものの、それほど真正面から闘うことがなかった林にしてみれば「こいつにおいしいところばっかりやるものか」という競争意識がむき出しになっていた。新人時代は難があった水平チョップも阿蘇山と互角に打ち合い、佐々木貴を前にしても一切妥協が見えなかった。やっぱ09年デビュー組は個人的に思い入れが強いので、こういう形で出世争いをしてくれるのは大いに歓迎したい。

そして今までだとプロに潰されて終わりだった健大が散々頑張って意地をみせた。宿敵林からスーパーノヴァを久しぶりに決めて3カウント。これに収まりのつかない林はなんと殿にもつっかかっていく。「リングに上がる以上、プロもアマも関係ねえ!お前がやりたいっていうんだったらいつでも受けて立つぞ!」と佐々木貴が吼えれば、「お前を倒してやる」と鋭い目でにらみつける林。これは面白くなってきた。対プロとして挑んでいくのに、佐々木貴ほど超え甲斐のある山はないだろう。しかしデビュー当時はまさか彼らがここまでいけるようになるとは思っていなかった。本当にデビュー戦からみているとやっぱ彼らの成長が、今のがむしゃらプロレスを支えているんだなと思わずにはいられなかった。

▼Jr.トーナメント決勝戦(60分1本勝負)
⑧×トゥルエノ・ゲレーロ(Aブロック覇者) vs ○TOSSHI(Bブロック覇者)
(16分57秒)

さてメインである。空中戦を主体にするイメージがある現チャンピオンだが、実はグラウンドも大得意で、必殺の足殺しのバリエーションで前ヘビー級王者スミスを大いに苦しめた実績もある。しかしそのグラウンドが得意なはずのTOSSHIが、ゲレーロのジャベの網に面白いようにはまっていく。

とにかくデスロックから他の足技に移行するそのスピードが速いのと、「こんな掛け方みたことがない」というくらいの意外性がゲレーロのジャベにはあって、たぶん「こうきたらこうかえせるよな」とかいうセオリー自体が通用しないのだ。ルチャの奥深さに改めて敬意を表すると同時に、その技術を余すところなく見せてくれたゲレーロには大いに感謝したい。それでいて飛ぶときは高い身長がさらに大きくみえるように飛ぶ。これは脅威だと思う。ジャベで相手の足なりなんなりを封じておいて、必要な時だけ飛ぶ。どっちかというと器械体操系のような動きが多い昨今のプロレスにあって、ジャベのものすごさをこれでもかというくらいみられたのだから、これは眼福以外の何物でもない。正直同じ先生に教わったわけではない上に、初顔合わせということもあって、試合中は常に緊張感が漂っていた。

とはいってもシングルが初というだけに課題も多かった。特にキックのガードが甘々でまともにノーガードでTOSSHIの厳しい蹴りをくらっていたが、あれでは正直ダメージがデカすぎよう。ただガードさえ覚えていけば蹴り足を掴んでのジャベとか攻撃にも広がりが出せると思うので、今後のゲレーロには期待したい。

チャンピオンも空中戦を挑んだり、関節勝負も仕掛けていたけど、最終的にキックでけりをつけようとしてからは、試合の主導権を離さなかった。このあたりはさすがだと思う。相手のもっていない技で仕留めるのは鉄則だし、最終的には蹴りという攻撃手段をもっていたことで勝てたのだから。逆にいうとゲレーロにはとんでもない伸びしろがあるともいえる。上背もあるので、ヘビー級でも通用する逸材だろう。今後経験を積んでいったらどれほどの選手になるのか、想像もつかない。試合後チャンピオンから「もう一度万全な状態でタイトルかけてやろう」と声がかかって、最低でも年末のビッグマッチまでにはタイトル戦が行われることが決定。

いや、今回はゲレーロという逸材の躍進といい、Xがまさかの佐々木貴だったり本当にびっくりする結果ばかりだったし、どの試合にもはずれがなかった。会場もフルハウス以上に人が入っていたし、熱気も半端なかった。やはりこの会場はがむしゃらの聖地なんだなあと思わずにはいられなかった。今年もいい思い出ができました。ありがたいことです。
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[ 2015/05/08 20:58 ] 観戦記.鑑賞記.見たもの記 | TB(-) | CM(-)




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